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為替市場動向~量的緩和の出口はいつ?~
2013-09-27 12:01材料盛りだくさんの9月も実質月末。株式市場は今日が9月の最終受渡し、為替取引も明日26日が月末受渡し取引日。月末、四半期末、半期末の節目のためか、全体的にエネルギーが停滞している印象です。 為替相場の9月の最大注目点は、米国の金融政策だったことは周知の通りです。また、それにからんで米国の金融政策を決定するFRB(連邦準備理事会)の 議長人事も大きな注目材料でした。金融政策に関しては、18日(日本時間19日)に量的緩和第三弾QE3の縮小の決定はなく、また、議長人事もオバマ大統 領が候補者にあげたサマーズ氏は予想される米上院議会の反対を主な理由に自ら辞退したため、現在の副議長イエレン氏を筆頭に現議長続投論まで含めて、複数 候補があげられており、今後も次期議長人事への思惑が市場に影響を与えていくでしょう。 マーケットが勝手に事前予想したこともあり、量的緩和縮小が実施されなかった影響は、為替相 -
半沢直樹・続編の可能性
2013-09-26 12:03半沢直樹の最終回が終わり、その視聴率が話題になっています。 最後の結末を見た私としては早くも続編があるのではと勝手に思ってしまいました。それはいかにも続編がありそうな終わり方だったからです。つまり証券会社に出向となった半沢直樹が株の損を100倍返しで取り戻す話なんてありそう…。と勝手に想像してしまいました。 それも半沢直樹がバブル崩壊後の証券界で暴れまくり、転勤先の東京セントラル証券を大改革したり、合併劇で活躍したりと話は様々に展開しそうだと思いめぐらした次第。そこに政治も絡むかも知れませんし、アベノミクスが話題として出るかも知れません。 バブルのピークから23年も経過した時代のなかで半沢直樹が歩む世界が描かれるのではないか…。と勝手な妄想で申し訳ありませんが期待は膨らみます。 ところで半沢直樹では上場企業の本社がロケ現場として使われていましたね。ちょっとだけながら白あり駆除のアサ -
有料メルマガライブラリから(77)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか
2013-09-26 11:57有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 ==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」== (有料メルマガ第20回・2009/05/12配信号) 先週の『ワキタ戦についての考察』については短期の時間軸で投資した場合の例でしたが、生涯パートナーの研究で取っている2つの戦術のうち 「高技術力は持っていないけれど、安定的な事業基盤を確立しており、過去の利益ですでにバランス・シートに資産を豊富に蓄積している財務内容が良く、高いインカムゲイン(配当+優待)を継続的にはらってくれる確率の高い企業の株を高利回りのときに買 -
全体相場とは動きの違う銘柄
2013-09-26 11:50日本ではアベノミクス相場が展開されています。これには国内投資家よりも外国人投資家が関心を持っていて、政策に沿った銘柄が着実に値を上げています。 一方では全体相場とはほとんど影響を受けない展開を続けている銘柄もあります。ポートフォリオでは100%上昇トレンドの銘柄を買う方が効率的と考えが ちですが、上昇相場の期間によってはポートフォリオに長期下落銘柄を少し入れておくのも、ヘッジの意味では良いのかと思います。 全体相場は昨年10月から本年5月まで上昇し、その後は短期調整場面を迎えておりましたが、9月からはオリンピック開催が東京に決まったこともあり、上昇相場が再び始まった感があります。 そうした中で主力銘柄を中心に上昇トレンドが続いている状態です。ですから多くの投資家は資産の増強に成功していると考えられますが、5月高値を抜けないでいる多くの中小型株を抱えている個人投資家にとっては復活に向け -
社会保障制度改革国民会議報告書を読んで
2013-09-20 10:55先月内閣官房より発表されて、気にはしていたんですけど忙しくてなかなか読むことができなかった「社会保障制度改革国民会議報告書」をようやく読みました。 この会議は昨年成立した「社会保障制度改革推進法」(税と社会保障の一体改革)で決められた、社会保障制度改革の為に有識者が集まって1年間にわたって議論されていた会議です。 会議の会長が私も卒業をした慶應塾長の清家さんでもあったので、その発表内容には期待していたのですが、残念ながら内容そのものは「がっかり」と言ってよい内容でした。 報告書の副題も「確かな社会保障を将来世代に伝えるための道筋」と銘打たれているのですが、完全に踏み込み不足の感があります。 私の期待していた年金・医療・介護の3分野でも「改革」というには程遠く対処療法的な議論に終始している印象です。 それでも報告書の内容で多少評価できる内容とすれば ・少子化対策が社会保障の4分野の -
倍返し
2013-09-18 12:47ドラマ、半沢直樹が話題になっています。実は私はドラマは一度も見たことがありません(家政婦のミタの時と同様に後でじっくり見ようと思います)。 ただ、まわりが騒いでいて私もキーワードだけは気になっています。 倍返し・・・。この言葉は株式用語とばかり思っていましたが、銀行の世界やあらゆる世界でも通じる言葉なのですね。英語では「Double the Payback」。実は株式用語では押した幅の倍の株価に上昇するという期待を込めた言葉と理解しています。 日経平均が15900円まで上がった後に12400円まで3500円下がったけど倍返しで7000円上がる。つまり19400円になるというのが倍返しの意味あいです。 もっとスケールを大きくすると39000円まで上昇した日経平均が7000円まで下がったので倍返しでは64000円上がって71000円になるという ことになりますがそれは余りに壮大過ぎるとい -
有料メルマガライブラリから(76)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか
2013-09-18 12:43有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」== (有料メルマガ第19回・2009/05/05配信号) 先週のコラムに書いた二つの戦術『戦術は資金(=武器・弾薬)を二分して「世界から必要とされる高い技術を持ち、財務内容も良い企業の株を中長期で所有 する」という戦術をとる部隊と「高技術力は持っていないけれど、安定的な事業基盤を確立しており、過去の利益ですでにバランス・シートに資産を豊富に蓄積 している財務内容が良く、高いインカムゲイン(配当+優待)を継続的にはらってくれ -
秋相場開始
2013-09-18 12:40暑かった今年の夏も終わり、台風シーズンを迎え株式市場は秋相場が到来しています。今年の秋相場は結構熱くなりそうです。 既にゼネコン中心のオリンピック相場がスタートしていますが、今後は設備投資関連や個別好業績株などに広がりそうです。 折しも発売された会社四季報(東洋経済新報社)と会社情報(日経)には企業の業績動向が示されており、本メルマガの読者の皆さんもチェックされているのかも知れません。 資金の好循環がスタートしていると見られますので時に調整はあっても息の長い上昇相場がスタートしたと判断して良いと考えられます。 そこで天高く馬肥えるの秋相場を迎えていますので、ここでのポイントを書いておきます。 現状は3月期決算銘柄であれば第1四半期までしか発表されていませんが、進捗率の低い企業が中間期においてどこまで巻き返しができたのかをチェックすること。 9月本決算銘柄は11月に発表される予定 -
理想的なプライベートバンクの姿へ向けた課題
2013-09-17 19:12こんにちは。株式会社ZUUの冨田和成です。 本日もこれまでに引き続き、富裕層向けの金融サービス、プライベートバンクについて解説したいと思います。 2013年1月29日に閣議決定をされた税制改正大綱は、富裕層の方々、あるいは富裕層向けのビジネスをされている方々の間でとても話題になりました。 これまで住民税合わせて50%だった所得税の最高税率は、55%にまで引き上げられ、また、相続税(贈与税)の最高税率も50%から55%に引き上げられているのですから当然でしょう。 日本の富裕層はまず税金に関して大きな悩みを抱えているといえます。そして、税金以外にも、日本の富裕層の構成は年配の事業オーナーの方が多く、所有する事業の承継等に関する困りごともよく耳に致します。 しかし残念なことに、このような富裕層の悩みを解決するべき国内の金融機関の競争力、サービスレベルは決して国際的に高いという評価は受け -
日本は変われるか?
2013-09-13 16:34始めに、先日も読者の方からコメントを頂戴しましたが、色々なご意見やお考えをお聞きすることで勉強になります。注意すべきことは「自分は真面だとか、 標準的な考えだ」などと想い込み易いものですから、自身の反省や考え方の修正にもなりますので、有り難く読ませて頂いています。まずはお礼を申し上げたく 存じます。 これから数か月間が山場と思われるTPP交渉。オリンピック招致や消費税議論の陰に隠れてニュースが少なくなっていると感じますが、日本が重点品目に挙げているもので主だったものは下記の通りです。 牛肉 4,400億円 麦 109億円 コメ 18,000億円 砂糖 839億円 乳製品 6,620億円 昨年の生産額データですが合計で約3兆円になります。TPP交渉ではこれらを中心に主要農水産物を死守すると言っている訳ですが…。 農水省によると、TPPで関税が撤廃されると上記の生産の大半
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