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投資先探し(2)
2014-08-29 16:35先日は久しぶりに「年金記録問題」に関する記述を調べる機会がありましたが、未だに終息には程遠いものとなっています。 年金記録問題検証委員会(松尾邦弘座長)を発足させ、2007年10月には同委員会が検証結果の報告書を以下の通り(抜粋です)公表したところまでは良 かったのですが、残念ながらこれに沿った処分がされた形跡も無ければ、明確な業務改善方法が公表されたものも見当たりませんでした。 報告書では下記のように結論づけています。 ・総括責任を有する歴代の社会保険庁長官を始めとする幹部職員の責任は最も重い。 ・事務次官を筆頭とする厚生労働省本省の関係部署の幹部職員にも重大な責任がある。 ・厚生労働大臣も、組織上の統括者としての責任は免れない。 ・年金記録問題発生の直接的な要因に直接または間接的に関わった職員は、その「関わり」に応じた責任がある。 ・職員団体には、職員の意識や業務運営に大きな影響を -
不動産投資に必要なスキルとは?その2
2014-08-28 18:40前回の内容は不動産オーナーが、本来身に着けるべき不動産投資のスキルを身につけていないケースが多いということを紹介しました。 これまでの不動産オーナーは必要なスキルを考えるということも少ないですしきちんと体系的に学んできたわけではありません。 本来であれば、不動産オーナーは、できる限り後継者には次の1)~7)のスキルを身につけるべきです。 1)保有物件の価値がわかる(不動産評価判断) 2)不動産の賃貸需要が理解できる(賃貸マーケット判断) 3)不動産収益がわかる(不動産収益判断) 4)金融(ファイナンス)が理解できる(ファイナンス判断) 5)会社・不動産税務・資産課税が理解できる(税務判断) 6)不動産に関する法務が理解できる(法務判断) 7)保険(損害保険・生命保険)の概要がわかる(保険知識) 従って、後継者が学校を卒業し、就職する際には、本来1)~7)のスキルを身につけやすい企業に -
【お知らせ】【炎のファンドマネージャーが有料メルマガを創刊!!第3号配信中!】
2014-08-27 14:00月曜日の億の近道で、15年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」が8月11日に創刊しました。 企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。 企業の本音を引き出す取材に基づく、様々な企業情報をお届けしていきたいと願ってきた炎氏が繰り出すメルマガには、奥の深い株式投資のエッセンスが詰められています。 上場企業の業績動向には公表内容では読み取れない何かが隠されています。「サムシングニューの情報を手にして新たな運用活動に邁進されるだろう意欲的な購読者には、効率的な資産形成の結果がもたらされるだろう。」と炎氏は新たなメルマガの創刊に大いに期待をしています。【8/25第3号では】■炎の注目幸福銘柄 究極の成果向上が皆様の幸福につながる=幸福銘柄 第1弾 社 -
有料メルマガライブラリから(116)自分の欲望をコントロールする能力が死命を制する
2014-08-27 13:59有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =「自分の欲望をコントロールする能力が死命を制する」= (有料メルマガ第241回・2013/8/20配信号) ※注 2013年8月現在の内容ですので留意下さい。 大抵の投資家が投資で大きな損失を被る真の原因は、自分の強欲を制御しきれずに、投資を投機に変化させ、それに気付かないときに想定以上の相場の変動の大波をかぶり、損を拡大してしまうときに起こります。 自己コントロールの出来ない投資家は、損を取り戻そうとして、より危険な投機を実行し、回復不能の損失を負ってしまうことも多いです。 -
孫子の投資法 敵を知り己を知る その7
2014-08-27 13:56本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧くださ い。 http://okuchika.jugem.jp/?eid=4482 ■ものまねこそ成長の原動力である ◎敵の状況を知って、味方の事情も知っていれば100回戦っても何の危険もない。逆に敵をよく知らなく、味方の事情も知らなければ、戦うたびにとても危険だ。 現代は、インターネットをはじめとする通信網によって瞬時に情報が飛び交う時代です。しかし、「情報」というものはどの時代においても勝負を決する極めて重要な要素であり、孫子の時代においてもその事実は変わりませんでした。 現在、敵に関する情報収集の重要性はよく認識されていて、頻繁に行われます。大企業などでは、多額の費用をかけて調査会社やコンサル会社に、競合他社や 業界の情報を集めるよう依頼します。しかし、その高価な情報が「勝利=企業の競争力を高める」ために有効活用されて -
直近3ヶ月のコラムアクセスランキング
2014-08-26 18:49ちょっとした試みとして、直近3ヶ月(5~8月)の記事別アクセスランキングを作成してみました。 意外にも1年以上前のコラムが多く読まれていますね。 最近のコラムはこれからたくさん読まれるのでしょうか。 いつもは時系列で読んでいる方が多いと推察しますが、 たまにはこういう切り口でバックナンバーを読んでみるのも面白いですね。 好評でしたらまたやりたいと思います。 タイトル著者1
有料メルマガライブラリから(70)チャンスと捉えられるか、不遇だと腐っ てしまうか
石川臨太郎
2
マクロ景気動向に強気の意見台頭
炎のファンドマネージャー
3
新四季報で来年の有望割安銘柄を探す
炎のファンドマネージャー
4
意外なスマホ関連企業の新サービス
炎のファンドマネージャー
5
着実な成長続く日本管理センターの投資魅力
炎のファンドマネージャー
6
ポートフォリオ運用とNISA口座活用
炎のファンドマネージャ -
地方企業の活躍に期待
2014-08-26 16:18日本の首都東京では2020年開催のオリンピックというスポーツのお祭りに向けた準備のための建設投資で景気が上向きつつある一方で、その他の地方では大震災後の復興に向けて動いている東北地方を除く地域を除いて沈滞ムードが依然として続いていると推察されます。 中央が潤うだけで、地方が疲弊していては日本国の存続が危ぶまれることになりますが、そうした状況は中央から地方にお金が流れることによって、今後徐々に修正されるものと考えられます。 日本は地方の有力な御殿様が人民を掌握して成り立ってきた社会で、明治維新後の天皇制の下で国家が形成され富国強兵策がとられ地方の優秀な人材が中央に 集まってきたという経緯があります。日本人の会話でよく出てくるのは、「あなたのお国はどちらですか?」ということですが、当然のごとくそれに日本ですと いう日本人はおらず、北海道だとか九州だとか、ないしは県で答えることになります。 -
再生医療の世界
2014-08-26 16:15【メディビックG(2369) 時価286円】 8月18日15時からのミーティングはとても面白いものとなりました。 8月上旬の海外出張の目的はアジアを中心にした同社のグローバル展開にあったようです。今回の出張は来年につながる話となります、再生医療への関心は世 界中で高まっているようで、とりわけ日本の再生医療は世界最先端ということもあって治療費は1回300万円と高いのですが富裕層が関心を持っているという 話です。一般人は知らない再生医療の世界が存在していて、同社は既にそうした海外での市場ニーズを見据えているということなのです。 中にはそうした話を私がしても海外では騙されるのがオチだとか訝しく思われる方もお見えになるのかも知れません。また、同様に同社が売上、利益とも見るべきものがない中で株価がついている点に懸念を抱いておられる投資家がおられるのかも知れません。 疑いを持ちだすと同社株など -
市場潮流
2014-08-25 14:00今週(8月18~22日)の東京株式市場は、日経平均株価で220円、率にして1.4%の上昇となりました。21日(木)まで昨年12月以来の9連騰となりましたが、22日はさすがに反落しました。 商いは低調で盛り上がりを欠く展開でしたが、米国株式市場でNASDAQ総合株価指数が約14年ぶりに高値を付けるなど米国株の上昇、為替市場での円安 の進行などにより、投資家心理が改善。ゲーム、建設などテーマ性のある銘柄の循環物色が続きました。下値には公的年金の買いが入るなか、個人投資家の買い 意欲は旺盛であり、海外投資家の中長期的な資金も流入しているようです。 欧州の景気減速、地政学リスクの高まりなど、海外情勢が不透明ななか、上値追いには慎重な雰囲気が強いだけに、来週以降も、中小型株の循環物色が続くのではないでしょうか。主力の大型株は基本的に押し目買いスタンスかと思います。 こうしたなかで、鉄鋼原料(鉄 -
定年後の時間を好きなことに使うためのホッコリとした株式投資への誘い(2)
2014-08-22 11:41■30年間以上も株式投資をしてきて楽しく稼ぐことができた株式投資の実例 その1■ 私は1985年1月から株式投資をスタートして、30年間以上も株式投資を実践してきました。いろいろな銘柄に投資をしてきましたが、5年以上持ち続け て、買ったときから10倍近くに株価が上昇していても、まだ売る気がまったくなくて、たぶん一生株主のままでいるだろうと確信が持てる銘柄は、それほど多 くはありません。 すでに買ってから、大きく上昇しているのに、更にここから株価が大きく上昇すると考えてホールドし続けているわけではないし、その株を売って他の銘柄に シフトしたほうが儲けが大きくなる可能性もあるとも考えています。しかし、その株に投資しているとキャピタル・ゲイン(=株価上昇による利益)ではなく、 楽しい経済的効用を得ることができるのでホールドを続けているわけです。●私が楽しく投資を続けている具体的な銘柄● ま
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