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記事 31件
  • 市場潮流

    2021-11-30 13:28  

     今週(11月22~26日)の東京株式市場は、祝日(23日(火))を挟んだ4日間の立会でしたが、日経平均株価が週間で994円25銭下落し(率にして3.34%の下落)、2万8751円62銭で取引を終えました。2週ぶりの下落です。 週を通じて、ドイツなど欧米での新型コロナの感染再拡大を警戒するムードが強く、26日(金)は、日本時間早朝に南アフリカで感染力の強い新たな変異ウイルスが検出されたことが伝わり、株価の下げに拍車がかかりました。 26日は結局、前日比747円安と6月21日以来5カ月ぶりの下げ幅となりました。前日25日(木)の米株式市場が休場であったうえ、26日(金)も時短取引となるため、比較的流動性の高い東京市場にリスク回避の売りが大量に出た側面もあったようです。 来週は、29日(月)、30日(火)と11月の最終営業日を迎えますが、過去の経験則によれば、投資信託などによる3月本決算企業
  • 足元の相場動向

    2021-11-29 20:52  

     10月28日のメルマガで下記のように書きました。『上手くいっていない銘柄を書きますと(どうなるか分かりません、笑)、すらら(3998)とメドピア(6095)がイマイチで(汗)、次に狙っているのはBASE(4477)、チェンジ(3962)といった辺りです。将来が楽しみと感じるものの、高値からの(投げ?)売りと、ファンドによる空売りが減りませんので様子見しています。』
     すららネットの変わり映えの無い?第三四半期の実績はインパクトが無く、その後も下げていますが、一方のメドピアは9月本決算で大幅な増収増益(売上40%増、営業利益61.5%増)になると共に、22年9月期予想を売上、営業利益共に40%以上の予想を出してストップ高となりました。 BASEは従来予想通りの営業利益▲1,433百万円となりコンセンサスに見劣りしたためか、発表後は800円~900円を行ったり来たりです。 チェンジは通期の
  • 経済の記事を楽しく学ぶ方法

    2021-11-26 12:00  

     億近読者の皆様こんにちは。小学生の親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 今回は、「経済ニュースの教え方」を取り上げます。 「経済の記事を読むのが億劫だ」と感じる人は、私だけではないと思います。 経済記事は、娯楽ではありません。事実だけがツラツラと書かれた真面目な文章です。投資や仕事のために必要だとわかっていても、読んでいてウキウキワクワクするものではありません。 「子供に教養のために、経済のことを学ばせたい」という親御様はたくさんいます。しかし、大人でも夢中になれない真面目な経済ニュースを話して聞かそうとしても、子供はすぐに飽きてしまうことが想定できます。 では、どのように経済の話を子供達に伝えていったら良いのでしょうか。 今回は、難しい経済ニュースを楽しく学ぶコツをお伝えします。 経済ニュースを楽しく学ぶコツ、それは「身近な事に関連づける」ことで
  • 今年のEYアントレプレナーに瀬口社長がノミネート

    2021-11-25 22:18  

     ~投資家の皆さんで応援しよう~ 株式市場では多くの情熱的な企業経営者が、成長を目指して積極経営を推進。今年で設立30年のソフトバンクグループの創業者、孫正義氏がその典型だが、既に孫社長は60歳を超えており、まだやる気は満々とは言え、むしろ孫さんに続けとばかり積極的でユニークな若手の経営者に頑張ってほしいし、そうしたチャンスは広がっていることが励みになるだろう。 筆者も地方で活躍しているベンチャー経営者との交流がこのところか活発になっている。私と同年配の熟年ベンチャーも頑張って頂いていますが、次世代型の30代から40代の若手経営者にも大いに頑張ってほしい。 先日は岐阜に拠点を置く若手でばりばりの中島さんという社長とご縁を頂いたが社会的な認知度が低い中でビジネス応援団を得て発展してもらえるきっかけを創らせて頂いた。今後の発展を大いに期待している。 熟年ベンチャーとも言うべき生活環境研究所の
  • 個人投資家KY氏のこと

    2021-11-25 22:17  

     株式市場には運用のプロである機関投資家だけではなく、多くの個人投資家が参加し、日々の相場変動を楽しんでおられます。 自己責任の下で個別銘柄を売り買いしながら運用成果を高めておられる多くの個人投資家の中には今回取り上げるような熱心な個人投資家もお見えです。 KY氏は元大手機関投資家にお勤めされた経験のあるベテラン投資家。 KYだからと言って空気が読めない投資家だという冗談はともかく、いつもの口癖は「企業と添い寝する」というフレーズ。普通の個人投資家はなかなか株価の上がらない銘柄を嫌気して投げて、短期株高をしそうな銘柄にシフトして少しでも成果を上げようとしますが、KY氏は一旦決めた銘柄をとことん保有し続け、下げればまた買い増しするという行動に出ています。 但し、大量に保有する銘柄はキャッシュリッチな銘柄に絞っているようです。 つまりアンダーバリューの銘柄を中長期で保有するスタンスです。 こ
  • 市場潮流

    2021-11-25 01:38  

     今週(11月15~19日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で135円90銭上昇し(率にして0.5%の上昇)、2万9745円87銭で取引を終えました。2週ぶりの上昇です。 国内主要企業の決算発表はほぼ一巡しましたが、週初から好決算を発表した銘柄に買いが入り、日経平均株価は16日(火)まで、前週から4日続伸しました。 17日(水)、18日(木)は利益確定売りが優勢になったことで2日続落。円安・ドル高が進行したことで、原材料の輸入コストの上昇が企業業績を圧迫するとの懸念も重荷となりました。 ただ、18日午後には、「政府が19日に閣議決定する経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度になる見込み」との報道が流れ、上昇に転じる場面もありました。 続く19日(金)は、前日の米国株式市場で、ハイテク株が買われ、NASDAQ総合指数が過去最高値を更新したことが好感され、日経平均株価も上昇。前
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』No.25

    2021-11-25 01:34  

    ~相場の観測~【日経平均株価(週足)】=戻りを試す経過=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/14557 前回の「反動高へ」(記:21/10/15)は、以下のように述べた。「2月高値(Q)を更新し30,670円(9/14)を高値に安値(T)27,528円と急反落したあと29,068円(10/15)と値を戻している。また、反動高からリズムの発生(未確認)で値戻しにつながり、高値(S)30,670円を試す経過となっている。」とした。 実際には、安値(T)27,528円からの反動は、29,794円(11/4)と上伸している。 よって、高値(S)30,670円を試す経過となっている。ただ、エネルギーの回復がポイントとなる。【日経平均株価2021(日足)】=戻りを試す経過 基調の維持に留意=※チャートを用い
  • 『あたらしいお金の教科書』の著者新井和宏さんと考える、これからのお金の使い方-後編

    2021-11-25 01:32  

    今回も前回に続き、「新しいお金」について社会的実証実験に取り組んでいるeumoの新井社長との対談です。[プロフィール]新井 和宏 株式会社eumo 代表取締役 1968年生まれ。東京理科大学卒。 1992年住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社、 2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)入社。 2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。 2008年11月、鎌倉投信株式会社を元同僚と創業。 鎌倉投信退職後の2018年9月、株式会社eumo(ユーモ)を設立。 株式会社eumo:https://eumo.co.jp/ Facebook:kazuhiro.arai.33●お金で解決できる問題には限界があるのに、都会にいる人たちはお金依存症になってい
  • 有料メルマガライブラリから(404)「米国大統領選挙が終わるまで静観していたほうが良さそう」

    2021-11-19 10:38  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「米国大統領選挙が終わるまで静観していたほうが良さそう」= (有料メルマガ第406回・2016/11/8配信号)※2016年11月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 いくら株式投資の本などで学んでみても、自分で実際に『お金』を株に投じて、自分の欲と恐怖を体感して、自分の欲と恐怖に振り回されてもみくちゃにされてみないと、自分がどれほど欲が深く、恐怖心が強いのかを把握することができません。 今のように投資環境が良くなりかけたのに、一気に悪化してしまうことも株式市場では良く起こります。 今年のよ
  • 株価急落劇を演じたオークネット

    2021-11-18 14:39  

     今年の活躍銘柄の一つだった筆者注目のオークネット(3964)がこのところ急落を演じている。 つい先日、年初(上場)来高値の2574円をつけ年初来安値水準から2倍になった(元々想定はしていた)かと思うと本日は1744円という安値をつけ、先高期待が一気に消えてしまった感がある。 オークネットは四輪車のネットワークオークションをコアに、バイクや花卉、更にはスマホやPCなどのデジタル機器、アパレル、バッグ、時計などのコンシューマープロダクツのオークションへとアイテムを広げ、日本発の世界的なネットワークオークション企業へと変貌を遂げつつある注目企業だが、市場は短期的な視点での評価に右往左往している。というのも第2四半期までの業績向上に対して第3四半期が穏健な数字になったため。 ただ、これは元々同社が考えていた計画でこれをネガティブに考える必要はないのだが、市場では何かに取りつかれたかのように次か