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中学生でも読める決算書集があったら良いと思う
2021-10-01 14:39
億近読者の皆様こんにちは。 小学生の親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 最近「子供に投資を教えたい」という素晴らしいお考えの保護者様がぐんと増えてきたと感じています。 私が金融教育をやっていこうと考え始めた4年前は「お金のことなんて学んで何になるんだ?」という冷ややかな言葉をたくさんいただきました。 投資を学ぶということは経済や企業を学ぶことになるので、子供たちにとっては自分の将来を考えるのに大いに役立ちます。学校教育では学べない、社会勉強に役立つということです。 ただ、もっと投資教育を普及させるためには、簡単に学べる教材が必要だと感じます。 今は国民の金融リテラシー格差が開き始めてます。 学ぶ方は講座、本、youtubeでどんどん学んで実践しています。子供でも大人でも難しいことを理解できる層が投資を学んでるという印象を受けます。 一方で「興味は -
インターネットメディア対旧来メディア
2021-09-15 13:27
菅首相の不出馬表明で一気に賑やかになってた自民党総裁選。 皆さんもご関心をお寄せになっているものと思います。 およそ3人の総裁候補に絞られつつありますが、ネットの評価と新聞やテレビなどの旧来メディアでの評価はまったく違っているというのが話題になっています。 かつての米大統領選のような様相でインターネットメディアでは圧倒的な支持を受けている高市早苗議員だが、旧来のメディアでは河野太郎議員や岸田文雄議員が高い支持を受けているとの見方は旧新メディア対決になっているようにも見受けられる。 次の総裁には説明能力や指導、人柄、高潔さが求められているという日経新聞の報道があったが、その結果支持されているのが河野太郎、石破(下の名前不明)、岸田文雄、高市早苗という順番らしい。 一方でインターネット上の調査では高市氏の圧勝。確かにどう見ても説明のうまさも主義主張、国を思う態度、考えも他の総裁候補とは比べ -
コロナ騒動で見えなかったものが見えてきた3つのこと
2020-05-06 00:37今回のコロナ騒動で普段は目につかなかった事も見えてくる機会が多い気がします。1.SNSの投稿が増える 普段はSNSでROM専門(読むだけ)の人が急にコロナ関連の話題になると、発言したり、人の記事をシェアしたりすることが多くなっている気がします。 私の事を言えば、コロナ関連の情報については不確定要素が大きく、なかなか発言やシェアが難しいなと感じて、普段よりも投稿が少なくなったこととは対照的でした。 そして、記事のシェアというのは、本質的にはその記事の内容を拡散して影響力を与えたいという事でしょうから、その方の考え方や思想を反映したモノになる傾向があります。 その意味では、今回のコロナ騒動の中で、普段発言をしていなかった方々が、どのような発言をしたり、シェアしたりするのかを興味深く見ています。2.不安や悲観的な見方に苛まれる 日々、不安な情報に囲まれるせいなのか、徐々に不安や悲観的なモノの見 -
孫子と三賢人のビジネス その18
2020-03-12 14:22産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/3月号連載記事■その18 情報収集●情報と知識 ピーター・F・ドラッカーは、「情報」と「知識」はまったく異なるものだと述べます。前者は現代風に言えばすべて「ビット」に置き換えることができます。つまり、「ゼロまたは一」の二進法の数字(またはランプの点滅)で表すことができ、「アルゴリズム」で計算可能算だということです。 このゴットフリート・ライプニッツによって確立された理論に基づき、現代のコンピュータが生まれました。 コンピュータの情報処理能力のすごさは、ここ数十年間で世界中が体感しましたが、コンピュータはあくまで情報を「処理」しているだけで、本当の意味での「判断」は行っていません。最近何回目かの「AIブーム」によって、「AI」が人間にとって代わるとの話が喧伝されています。 しかし、すべての人間の作業をAIがと -
有料メルマガライブラリから(282)「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」
2019-03-16 12:18有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =コラム「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」= (有料メルマガ第52回・2009/12/22配信号) ※2009年12月現在の内容です。留意してお読み下さい。 【前略】 通常のほとんどの個人投資家が利用している武器としては、会社四季報や会社情報があると思います。 このメルマガの発行母体であるNPO法人イノベーターズ・フォーラムの理事でもあり、無料メルマガ「億の近道」の常連執筆者で、現在はヘッジファンドの運営者である山本潤氏が、会社四季報や会社情報に不満を持って、新たに -
知財セミナーにかける想い
2018-09-03 14:11財務セミナーはすぐに定員が埋まるのに対して、数学教室や知財セミナーは人気が正直ありません。9月8日もまだ15名ほど定員に空きがあります。 これはわたしたちのアピールの仕方が悪いからでしょう。 つまり、「なぜ特許なの? 投資とどう関係があるの?」について、その重要性が伝わっていないからでしょう。 特許分析は投資に必要不可欠です。 わたしが特許を読むのは、それが企業の開発の現場の社員が直接書いたものですから、読めば多くの新しい情報が得られるからです。 それらが投資に役立つ理由は、以下の通りです。 1)開発中心者が特定できるので取材内容が深くなる。開発者が特定できる。企業取材のときに、その方に会える。そして、その方に会えないときも、どんな方も取材することができる。 2)企業の提供する商品を深く理解することができる。特許に商品の新規性が書かれている。 3)企業の重点開発方針がわかる。 -
なぜ知財が投資家に重要か - 企業は人なり
2018-08-31 16:57「発明塾」のTechnoProducer 楠浦(くすうら)と申します。 9月8日に、第2回知財セミナーを開催することになりましたので、少し話題提供させていただいます。お時間許す範囲で、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。 [第2回知財情報活用セミナー ご案内&お申し込みページ] https://double-growth.com/tizai2_20180908/ 前回の知財情報活用セミナーでは、 「J-PlatPatを用いた、特許情報の調べ方」 「特許情報分析を、ストックピッキングに用いた事例(朝日インテックと日本ライフラインなど)」 を取り上げ、特許情報を活用した投資について、発明塾で実践している内容を紹介しました。 [コラム] 特許情報から投資アイデアを得よう ~ストックピッキングに役立つ特許情報分析 https://edison-univ.blogspot.com -
有料メルマガライブラリから(261)「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」
2018-06-26 01:44有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =コラム「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」= (有料メルマガ第52回・2009/12/22配信号) ※2009年12月現在の内容です。留意してお読み下さい。 【前略】 通常のほとんどの個人投資家が利用している武器としては、会社四季報や会社情報があると思います。 このメルマガの発行母体であるNPO法人イノベーターズ・フォーラムの理事でもあり、無料メルマガ「億の近道」の常連執筆者で、現在はヘッジファンドの運営者である山本潤氏が、会社四季報や会社情報に不満を持って、新た -
有料メルマガライブラリから(235)株式投資をして精神的に苦痛を受けないためのヒント
2017-09-13 13:05有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =コラム「株式投資をして精神的に苦痛を受けないためのヒント」= (有料メルマガ第9回・2009/2/24配信号) ※2009年2月に掲載した内容です。留意してお読み下さい。 【前略】 従来のコラムでも述べてきましたが、過去の失敗、経験に学ぶ。これは投資ばかりでなく、仕事や家族関係など、人生のあらゆることで大切なことです。自分で経験するのも大事ですが、人の振り見て我が振りを直すのは、より賢い方法だと考えます。今回も愚かな投資家のパターンをご紹介しますから、ご自分が当てはまると思ったら、いまから -
ドラッカー18の教え 第6回
2017-08-23 19:34
産業新潮 http://homepage2.nifty.com/sancho/ 9月号連載記事■知識社会では生涯学習が不可欠である ●知識こそ現代の「産業のコメ」である 戦後の復興期から高度成長時代には、「鉄は産業のコメである」などといわれていました。その時代の産業にとって必要不可欠であった「鉄」を日本人の食生活において必要不可欠な「コメ」に例えたわけです。 コメの消費量は当時から比べて減ってしまいましたが、それでも日本人の食生活に必要不可欠であることに変わりはありません。 現代において「産業のコメ」とはいったい何でしょうか? それは「知識」に他なりません。 ドラッカーは、現代社会(先進国)においては、知識こそが経済の中心であり、過去の遺物となってしまった(あるいはもともと幻想であった)、「土地・労働力・資本」(生産の三要素)という概念にとって代わるものであると述べています。
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