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日本の不動産は本当に上がっているのか?
2015-07-31 14:47アベノミクスがスタートしてから、私の周囲にいる不動産事業者からは 「不動産が上がっている」 「景気が良い」 と言った声が続々と上がっていて、それはそれで不動産価格の回復は 国内景気にとって良いことですので、良い情報として受け入れていました。 その一方で、私たちが米国の景気を気にするときには、必ず 「S&Pケース・シラー住宅価格指数」 という指標を気にかけて、米国不動産価格市場のことを話しています。 これが中国の場合だと 「70都市住宅価格指数」 と呼ばれる中国の統計局が発表する指標が話題になります。 もちろん、中国の統計局が発表する統計についての確からしさに疑念があることは間違いないですが、それでも統計は無いよりもあった方が良いのは間違いないです。 翻って、日本の場合で不動産の価格の話をするときには、残念ながらあまり統計・指標の話題にはなりません。 従って、漠然と 「上がっているら -
有料メルマガライブラリから(157)バリュー投資について考えたこと
2015-07-31 00:51有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 ==「バリュー投資について考えたこと」== (有料メルマガ第261回・2014/1/14配信号) ※注 2014年1月現在の内容ですので留意下さい。 【前略】 バリュー投資を一言でいうとどうなるか。私が30年近くかかって、やっと得た結論は「バリュー投資、それは『我慢』である」ということです。 【中略】 バリュー株というのは投資指標的に言えば低PERや低PBRが多いです。その企業の本源的(=本当の)価値と株価を比較すると、本源的価値より株価が安い銘柄のことを言います。 企業の本源的 -
【お知らせ】炎のファンドマネージャー有料メルマガ第51号配信中!!
2015-07-29 00:52月曜日の億の近道で、15年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」最新号が7月27日に配信されました。 企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。 ★創刊号から第5号まで公開しました!ぜひお読み下さい!★ 創刊号→http://okuchika.net/?eid=5177 第2号→http://okuchika.net/?eid=5362 第3号→http://okuchika.net/?eid=5361 第4号→http://okuchika.net/?eid=5360 第5号→http://okuchika.net/?eid=5359 【7/27第51号では】 ■調査報告 ■E・Jホールディングス(2153)に評価向上の余地 → 申し込みフォーム -
■上昇に備えて、下落銘柄を研究! 石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!!■
2015-07-29 00:49「業績が良くても下落していて、今後の適正評価による株価上昇を期待できる企業を研究!」 銘柄研究に最適な有料メルマガです!クオリティをぜひ体感してください。 今週配信の有料メルマガでは、着実に業績を伸ばしており、自己資本比率が高く、キャッシュ・リッチで強い財務体質をもち、業界トップのメーカー企業を、研究銘柄として掲載しています。 また、コラムでは、「本当に業績が良く、資産背景も良好な企業の株がよく下げる。安く買って高くなった時に売らないと儲けられないことを肝に銘じて、投 資判断を行っていきたい」と題し、過去の投資経験から、割高な株を買い進んだり、割安な株を投げ売りしたりしないようにするために、留意すべき点と行動を 考察、提案しています。 さらに、投資指標的に割安で、業績的に増益が見込めたり、株主優待を新設する企業など、今後の株価上昇が期待できる研究銘柄候補企業4社を取り上げています。 -
成果を高める調査に基づく投資
2015-07-29 00:47暑中お見舞い申し上げます。 2015年の夏、真っただ中の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。 今秋以降に予定されている利上げを前にNYダウがやや停滞気味ながら、日経平均はすっかり2万円台が定着しつつありますが、皆様の資産増加は順調でしょうか。 暑さの中で続く株高の潮流に乗れるかどうか、投資家によって成果はかなり異なっていると思われますが、実際にはいかがでしょうか。 機関投資家にとってはインデックスに負けないパフォーマンスを求めて理屈の立つ銘柄に投資していく必要がありますが、そうした銘柄調査を行いオーソドックスに成長株に投資するのかインデックス型でいくか様々だろうと思われます。 一方、個人投資家の皆様にとっては自由な発想で取り組めますのでやり方も自由ですが、もし機関投資家と同様に調査を重ねながら運用にあたられますと大いに成果が上がるものと期待されます。 かく言う私も長きにわたり -
企業の成長を先読みして形成される株価
2015-07-29 00:45投資家である皆さんの関心事の一つは上場企業の株価変動にあるのかも知れません。 不特定多数の投資家のリスクマネーが株式市場に投じられ、その結果、日夜そこに上場する企業の評価が繰り返されています。 株価が上がると評価が高まったと言えますが、同時に発行済み株式が変わらないか増加すれば時価総額が拡大します。 投資家の皆さんは、株式の売買を自由な視点で行っておられるかと思いますが、本質的な評価は未来に向けた趨勢的な利益成長にあると言えます。ですから株式投資で成果を上げるためには投資対象の企業の未来の利益成長を予測することに尽きます。 30兆円となったアマゾンの時価総額が話題となっています。 創業時は先行投資で大赤字。つぶれかけのような財務内容だったアマゾンは今やネット社会のインフラ企業とでも言える存在となり、ウォルマートを抜いて時価総額としては世界最大の小売企業となったとされ、成長期待がま -
IPO銘柄への投資で資産形成を図る
2015-07-29 00:41株式を初めて株式市場に上場することをIPOと言います。 IPOすることで企業は不特定多数の投資家に関心を持たれ、売買の対象となります。 IPOは上場企業のゴールではなくそこから始まる事業拡大の一里塚であり、企業の歴史にとっては一大イベントとなります。 IPOで金利の要らない資金を株式市場を通じて調達することが可能となった企業は利益を拡大されることで市場での評価を高め、時には日本を代表する企業に生まれ変わることができます。 IPOにはいくつかのパターンがあり、既に十分な規模を備えた企業が更なる成長を目指して株式を公開する場合はいきなり東証1部市場への上場となります。 昨年10月にIPOしたリクルートホールディングス(6098)や、同月に再上場を果たしたすかいらーく(3197)、昨年4月に再上場した西武ホールディングス(9024)などがその典型です。 今秋に予定されている日本郵政グ -
日本企業の足枷
2015-07-24 15:04先日来、新国立競技場建設予算詐欺未遂事件で賑わっています(笑)。 JOCに始まり、北陸出身の元首相、文科省&日本スポーツ振興センター(JSC)、国交省などなど・・・利権者総出で3,000億円、オリンピック予算 総額で1兆円以上もの血税絡め捕り作戦が展開されている構図ですが、利権者周辺にいる関係者でさえ異論を唱えているにも関わらず、責任の所在を不透明にし たまま巨額工事にまい進していたのですから呆れます。 人様の金(血税)であるにもかかわらず、ここぞとばかりに皆で金壺に手を突っ込んでいる様子が目に浮かびます。 自民党の族議員は2009年の選挙に負けて下野したことで暫く静かになっていましたが、アベノミクスが人気と見るや、同時に税収が増えたと知るや否や、またぞろ蠢きはじめています。 また、オリンピック開催が決まったことで、毎年1兆円以上の売り上げを誇る総務省系宝クジ利権を妬んでいた、1, -
為替市場動向~嵐の後、ドル高は続く?~
2015-07-24 00:56ギリシャの債務問題、中国の株下落が当面落ち着き、為替市場は、利上げが予想される唯一の国、米国と、一方で金融緩和の続行が予想される他の国々という対比によるドル高に戻りました。 6月末比での対米ドルでの主要通貨パフォーマンスは、4%以上下落した豪ドルを筆頭に、カナダドル(-3.6%)ノルウエイクローネ(-3.3%)と資源国通貨の下落が目立ちます。日本円は、主要通貨の中では下落幅が最小でした。 資源価格下落は、ドル高期待からなのか、資源価格が下落したことがドル高に繋がっているのか?相互作用とも思えますが、7月に55~60ドル水準で落ち着いていた原油価格が50ドル台に下落、1100ドル台で推移していた金価格も1100ドルを割ってきました。 米国の利上げ期待による下落だけでなく、世界全体の需給緩和、背景には景気減速も指摘されます。原油価格で言えば、今年3月につけた49ドル台の下値で踏みとどまれ -
有料メルマガライブラリから(156)市場(=投資家)はよく間違える。だからチャンスがあるのだと思います
2015-07-22 16:51有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =市場(=投資家)はよく間違える。だからチャンスがあるのだと思います= (有料メルマガ第146回・2011/10/11配信号) 私のように、株式投資を利用して、安定的な配当や優待などのインカム・ゲインを獲得して生活費の一部にしようと考えて株式投資を行っている投資家にとっては、一部の資金で行なう短期トレードなどは、総運用資産に決定的な大きな影響を与えない局地戦だと考えています。 このような短期トレードの局地戦で利益を上げられるか損失を蒙るかは、基本的に緊急事態にいかに対処するかで成果が
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