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浮動株をめぐる戦い
2018-02-27 19:12
投資家が買える株数は発行済み株数が上限となりますが、実際にはその中の浮動株を対象にしていることになります。 浮動株は会社四季報にも出ていますが、1単元(通常は100株)以上50単元未満の株主が所有している株式のことで、その合計が発行済み株式総数に占める比率が四季報には掲載されています。 ついでのことながら少数特定者持株は大株主10位までと役員持株(役員持株会を含む)・自己株式の単純合計で、四季報にはその比率が掲載されています。 浮動株比率が高くても中には流動性が低い銘柄もある一方で、浮動株比率が低くても流動性が高く、短期投資家の関心も高いのか日々活発な売り買いがなされている銘柄もあります。 一方で、大株主には日証金や証券会社名で保有されているケースも多く、信用取引を用いた短期売買の対象になっている場合もあって、その比率が高いから株主が安定しているとは一概には言い切れません。
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