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トレンドの変化を求めて
2022-03-16 16:30
株式相場はコロナ禍に続く宇露戦争の勃発で調整を続け、日経平均は3月9日に2万4681.74円まで売り込まれた。これが今年の暫定安値だが、この先もなお、下値模索が続くとの慎重な見方が多いように思われる。 TOPIXも先週末は1800ポイントを割れて終えており、一向に物色気運は盛り上がってこない。 マザーズ指数も先月に続き700ポイントを割れ低迷状態だが、指標面では割安感が出てきたという印象も持てる。コロナショック時の安値は527.3ポイントで、その水準に接近してきている。 ここに来てリスクオフを続ける投資家の行動が市場を席巻。コロナ禍で物流の停滞が生じたことと社会生活の変化もあり、抑制されてきた物への想定以上の需要増からインフレが進行。海運市況や木材価格、小麦、アルミなどの市況高騰を招いてしまった。 こうした状況を見据えて米国は金利の上昇に政策の舵を切った。同時に脱炭素化社会の潮流で再生 -
株式トレンド発見隊(その1)
2021-03-11 13:30
私の友人の一人が株式トレンドを発見する活動を行っている。 彼は先週起きた株式市場のトレンドを以下のような項目を並べて客観的に分析している。 但し、今回は項目だけ並べておくことにする。その中身や意味するところは皆さんで考えて頂きたい。1)NT倍率の低下(3月2日ピーク15.68⇒15.22)2)日経平均マイナス(▲65.79)でもTOPIX(+11.44)は上昇3)ソフトバンクGとファーストリテイリングを除けば日経平均とTOPIXはほぼ同じ動き4)滅多に起きない日銀(8301)株の出来高を伴った乱高下(24610円⇒58000円⇒44000円)5)諸般の問題から昨年10月まで大きく下がり続けてきた高配当利回り、低PBRの大型バリュー銘柄、日本郵政(6178)株の上昇トレンド継続6)日経小型株指数(3296.49)や東証2部指数(7297.93)はまだ2018年1月高値(3703.59/7
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