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証券業界の変化に学ぶ、日本のリテール金融業界の未来その2
2016-12-08 12:41
CFP梶原真由美です。 今回も、米国金融リテール証券業界の近年の変化について、引き続きお届けしたいと思います。 <前回の内容> 証券業界の変化に学ぶ、日本のリテール金融業界の未来その1http://www.okuchika.net/?eid=6698 2008年の金融危機時にも米国リテール証券業界は投資家の信用を損ねませんでした。 金融危機を経験した投資家は、自力で投資判断を行う難しさを実感し、金融の専門家を頼るようになりました。 それは富裕層だけではなく、「老後の資産形成」を投資目的とする資産形成層も同じであり、そのニーズに応えRIA(=個人向け投資顧問業者)が増加しました。 今回は、米国のリテール証券業界で需要が確認されている金融商品に注目してみます。■商品の変化 パッシブ運用の台頭とETFの躍進 金融危機後の運用手法は市場環境が厳しくなり、投資家が運用コストに敏感に -
有料メルマガライブラリから(175)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか
2016-01-27 22:52有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 ==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」== (有料メルマガ第82回・2010/7/20配信号) ※注 2010年7月現在の内容ですので留意下さい。 【前略】 株式市場に参加している投資家も、通算では大きく損をしているけれど、時々大きく儲かることがあるから、株式投資を止められない。こんな投資家が多いの かもしれません。そのおかげで、巨額の利益を求めるためにレバレッジを大きく掛けた信用取引は、絶対やらない。ある程度稼げたら感謝して利喰いして、他の 割安な配当利回 -
マッキンゼー流"資産運用"術
2015-05-21 17:33最近、本屋ではコンサルティング会社のマッキンゼーに関する本を良く見かけるようになりました。 そんな中最近、米国マッキンゼー勤務の友人と会いまして、彼の資産運用について話を聞いていました。 米国で最新かつオーソドックスな資産運用の方法を取り入れているという話で、内容を聞いてみましたが そのポイントは 「アセットアロケーションをしっかりと考えて組んで、後はシンプルに低コストのETFでポートフォリオを組成する」 ということでした。 これは、昨年クレディ・スイス証券で債券運用を担当し、副会長をされていた、田口美一さんと食事をしていた時にも 「アセットアロケーションをしっかり考えて、低コストなインデックスファンドで運用している」 という話と全く同じ話でした。 私のところに相談に来られるお客様の中には 「低コストのインデックスで運用をする以上に、何か変わったことをしたい」 (もっと効率よく儲け
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