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  • 1000の用途を持つ粘土

    2019-12-19 01:49  
     年末相場で活躍中の銘柄の一つとして先週は1000の用途を持つ粘土として知られるベントナイトの世界的なメーカーとして着実な成長を見せている、クニミネ工業(5388)が人気を集めている。 先週の終値は1370円で前日比192円高、16.3%の上昇を見せた。出来高も100万株を超える大商い。発行済み株式数は1445万株で時価総額は200億円に接近。今期予想EPS116円でPERは12倍弱の水準。PBR1倍、配当利回り2.19%という水準なので株高とは言え、まだ極端に割高感がある訳ではない。 過去の同社はバリュー株として位置づけられてきたが、この株価水準になってようやく別の評価がなされてきたと言える。 実は同社は資源小国日本の地下鉱物資源であるベントナイトという土木分野で活用されている製品の採掘から製品化に至るまでの一貫メーカーとして着実な歩みを続けてきた企業だということを強調したい。 同社の事