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手賀沼の水質改善に関わる銘柄
2014-12-09 22:57長年にわたり日本で最も汚いとされてきた手賀沼の水質がこのところ改善されていると言われます。 昔は泳ぐこともできたと言われる千葉県の北西部にある手賀沼ですが、昭和40年代に始まる高度成長時代に柏市や我孫子市などの周辺地域がベッドタウン化 して人口が増加するにつれて生活雑排水や工業用水が流れ込んで沼にヘドロがたまっていったことが汚染につながりの原因だったようです。 結果として全国の湖沼の中でCOD(化学的酸素要求量)が昭和49年以降27年間もワースト1となるなど不名誉な記録を作ってしまいました。 その手賀沼ですが、北千葉導水路が本格運転されると利根川からの水の注入によって、ほぼ昭和40年代の水質にまで回復してきたそうです。 北千葉導水場の周辺には私の健康を維持するために始めたランニングやサイクリングのコースがあり、健康志向の多くの市民でにぎわっています。 そこには北千葉導水ビジターセ -
企業という社会インフラに投資する
2014-12-02 22:23日本では経済の成長につれて、電力・ガス・道路・橋梁・鉄道・物流などの社会インフラが営々と積み上げられ、国民に利便性を提供してくれていますが、そうした社会インフラの老朽化が顕著で、その更新時期に今後差し掛かってくると言われています。 国土強靭化がアベノミクスのテーマとなっていますが、これとともにシステムの更新も進みつつあります。 独立系のシステム開発会社であるアドソル日進(3837)では今後の成長に向け、金融を含む社会インフラ領域で総合力を発揮していくとの説明を本日開催 された第2四半期決算説明会で行いました。2020年の東京オリンピックの開催はその契機となり、社会インフラの更新・新規需要を取り込む同社に成長の ビッグチャンスを与えようとしています。 実は企業そのものが利益を生み出し、社会を健全な方向に導く社会インフラとして存在していることを忘れてはなりません。とりわけ社会的に認められ -
社会インフラシステムを担う企業
2014-08-05 19:58先日の集まりである方が、「国策に売りなし」という視点から熊谷組(1861)を注目しているとの話をされていました。国土強靭化をテーマにした相場展開の中で大成建(1801)がゼネコン株のリード役になっていますが、熊谷組もそのうちの一つであろうかと思います。 老朽化した社会インフラを再構築していくのはまっとうな政策だろうと思いますが、そこに付随したシステムの再構築もまた立派なテーマとなります。 ゼネコンに続くセクターが社会インフラシステム関連となりますが、皆さんのご関心はございますか。あらゆる分野にシステムは不可欠ですが、とりわけ公共 投資に付随して発生する社会インフラシステムへの関心の高まりはNEC(6701)や富士通(6702)の株価上昇にもつながっています。 懇意にしている富士通のOBは富士通株に強い関心を寄せているそうです。 中小型株専門の私も社会インフラシステム関連銘柄として現
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