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日差し
2014-02-01 01:07間もなく1月も終わり、日一にちと明るさが増していることを実感でき、ようやく夜長の時期が過ぎようとしています。あと2ヵ月もすれば昼の方が長くなり寒さも緩む、明るい季節の始まりとなります。 さて、昨年11月の経常収支が5,928億円の赤字に沈みました。年間の所得収支は15.6兆円と増加していますが輸入の急増で貿易収支が大幅に悪化し たことによります。12月の貿易赤字も1.3兆円と前年比2倍に拡大し、昨年度1年間では11兆円強の貿易収支赤字とのことです。秋頃には80兆円近くに なる輸入に対してJカーブ効果に期待する輸出の伸びがどの程度になるかが話題になっていましたが、残念ながら第三四半期も輸出は振るわず70兆円に届かな い結果となりました。 以前より何度も指摘されていた、まさに政策無き(既得権造り)エネルギー行政と産業の空洞化、交易条件の悪化、日本製品のコモディティー化などが重なっ た結果で -
官も民も
2013-11-29 14:57規制緩和の要であるアベノミクス第3の矢に期待している中、不穏な動きが目立ちつつあります。コメの減反政策は読めば読むほど有効性や前向きさ?が感じ られず、挙句には2018年の減反政策廃止までは少しでも価格を吊り上げようとの動きまで出てきたようです(呆)。住民が本当に望んでいるのか不明瞭な三 陸海岸での超巨大堤防の建設、医薬品のネット販売への再規制やタクシー業界の規制、秘密保護法の早期議決などなど・・・、国民監視の隙を突いて、役所の関 与が急増(既得権の拡張?)しているように感じます。 消費増税にしても財政再建が主目的だったはずが、いつの間にか景気対策の名の下に予算の分捕り合戦の様相となっています。非営利事業のはずの社会福祉法 人の利益率が一般事業会社を上回っていたり、医薬品支出が減るどころか増えたり、チグハグな部分は十分に分かっているのだから、規制緩和や構造改革による 経済活性化を急がねば -
日本は変われるか?
2013-09-13 16:34始めに、先日も読者の方からコメントを頂戴しましたが、色々なご意見やお考えをお聞きすることで勉強になります。注意すべきことは「自分は真面だとか、 標準的な考えだ」などと想い込み易いものですから、自身の反省や考え方の修正にもなりますので、有り難く読ませて頂いています。まずはお礼を申し上げたく 存じます。 これから数か月間が山場と思われるTPP交渉。オリンピック招致や消費税議論の陰に隠れてニュースが少なくなっていると感じますが、日本が重点品目に挙げているもので主だったものは下記の通りです。 牛肉 4,400億円 麦 109億円 コメ 18,000億円 砂糖 839億円 乳製品 6,620億円 昨年の生産額データですが合計で約3兆円になります。TPP交渉ではこれらを中心に主要農水産物を死守すると言っている訳ですが…。 農水省によると、TPPで関税が撤廃されると上記の生産の大半
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