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記事 9件
  • 医療とは

    2021-06-01 01:16  

     4月下旬から1ヵ月近く、米国ナスダック市場に引きずられるように東京マザーズ市場が崩れました。米国市場ほどの力強さはありませんが、上がるときも下がるときも海外投資家次第のようです。 個別では、バリュー銘柄とITハイテク銘柄を並べて眺めていると、どちらかが買われるともう一方が売られるという展開が頻繁にあります。1日の間に行ったり来たり。とても機械的な値動きですのでプログラムが動いているのでしょう。 今朝(27日)午前中はファンドのポジション調整か整理とかでしょうか?先物主導の動きで、指数の動きに特徴があります。マザーズ市場など中小型銘柄は気迷いが続いているような。 今や日本の市場は7割以上が海外投資家(ファンド)による売買であり、実際の売買の8割くらいが(アルゴ、AI?などの)自動売買でしょうか。トレンドフォロー型が多いためか?動き出すと1~2週間は同じ方向に動きますので、タイミングに注意
  • 2週連続の3連休後の株式相場

    2019-09-26 13:56  
     皆様、2週連続の3連休、いかがお過ごしでしたか。 秋本番で食欲の秋、読者の秋の中、充実した生活をお過ごしになっているものと拝察致しております。 9月に入って株式相場は堅調な推移を辿りましたが、まさに収穫の秋を迎えているとも言えます。収獲の時期は銘柄ごとに異なりますが、調整場面でのコツコツ投資を実践された皆さんには十分に収穫の秋の実感を味わっておられるのではないでしょうか。 日経平均を四半期ごとにチェックすると昨年12月末の20014円から3月末、6月末と21200円台をつけ、その間に年初来高値22362円をつけました。 その後8月から9月上旬までの2万円接近という調整局面を経て、再び上昇し9月末を迎えようとしていることがわかります。 昨年末20014.77円 100:ブラッククリスマスの後の年末 3月末21205.81円 105.95:初期の回復期 4月24日高値22362.92円:春の
  • 委縮した状態の投資家心理の中でこそ投資チャンス

    2019-07-31 16:11  
     株式相場は基本的には2018年1月にピークをつけた後、昨年末のクリスマスにボトムを打ち、徐々に戻りつつある展開が見られる。ソフトバンクGやファーストリテイリングなど225採用の品薄銘柄や日銀が買う銘柄だけに関心が集まり、個人投資家の運用状況はまだ芳しくないと見られる。 米中貿易摩擦や消費税増税などマクロ経済への不透明要因を前に、委縮した状態の投資家心理が相変わらず相場全体を覆っている可能性がある。 冷静に見ればこうした局面こそじっくりと投資するチャンスではないかと思われるが皆さんのお考えはいかがだろうか。 短期投資家の多くは流動性重視で品薄銘柄には関心がないのかも知れないが時価総額の小さな株価低迷中の中小型銘柄にそろそろ評価の余地が生まれつつある銘柄が見出せる。 とりわけ時価総額が20億円を下回っているような上場企業としてはいささか取り残されたような感じの銘柄には見直しの余地があるのでは
  • いつか来た道のようだが・・

    2018-08-22 23:13  

     相変わらず株式相場は調整気味の展開が続いているようです。  山あり谷ありの株式相場の中で、全体相場は一定の期間で上下変動を続けていますのでそうした変動の特徴を捉えることができれば運用成果は上がる展開ではあります。  日経平均にしろTOPIXにしろ上がったり下がったりの中で、短期10%程度のリターンを得る運用に取り組むならチャンスはある相場ではありますが、ここに来て悩ましいのは時価総額100億円以下の小型株の半年以上に及ぶ長期下落です。中小型株を主体に株式運用を行っている多くの個人投資家はこうした状況下でかなり運用成果が低下しているのではないかと推察されます。  上がる銘柄もあれば下がる銘柄もあり。二極化の展開の中で運用成果も好調な方と不調な方に分かれているものと推察されます。  ここに来ての相場は流動性重視の取り組みでもあり、いくら業績が良いとか言っても中小型の流動性に乏しい銘柄の多
  • 動き出した中小型銘柄

    2018-06-14 02:21  

    ~調整中の銘柄にも投資のチャンス到来~  全体相場が上向く中で出遅れ気味だったマザーズなどの中小型銘柄に投資チャンスが到来しているように感じられます。  例えばデーティングアプリを今月末にリリースする予定のネットマーケティング(6175)が680円台から740円前後まで上昇してきたほか、皆様よくご存知のアドソル日進(3837)が1300円台から1800円台まで上昇。下落歩調の続いた夢テクノロジー(2458)も900円割れ寸前で反転の動きです。  19日にIPOしてくるメルカリ(4385)の公開価格が上限価格の3000円で決まり時価総額4000億円を超えるため関心が高まってきました。同社の10%の大株主であるユナイテッド(2497)も既に株価の水準が高まってきました。  メルカリ以降のIPO銘柄にも関心が集まりつつあります。  IPO銘柄を突破口に再び中小型銘柄にリスクマネーが流入するの
  • 出遅れ食品株

    2017-02-23 05:15  

     いつの間にか老舗食品株の株価が軒並み水準を高めています。為替が円安となってもさほど関係がない値動きになっており、内需系のコアストックとなっているように感じられます。  食品株と言えば、安定成長の国内株という印象が強いですが、今や業績の拡大から投資家に支持されて株高が続き人気セクターの一角を占めるに至っています。  1910年設立の森永製菓(2201)は時価4710円で、時価総額は2047億円。  低迷していた業績がウィダーインゼリーの増産効果で向上。  予想EPS221円に対してPERは21倍の水準となっています。  業績の伸びが続くという前提ではまだ比較的株価水準を高める余地はありますが、かつての同社株の株価イメージとは異なる水準となってしまいました。  このほか、江崎グリコ(2206)や明治ホールディングス(2269)、ヤクルト(2267)、日本ハム(2282)、アサヒグループ(
  • 中小型株の復活に賭ける!?

    2015-12-01 18:49  
    日経平均は2万円台乗せを目前にしていますが、先駆したのでしばしお休み。中小型株は蚊帳の外状態となっている銘柄が散見され、内容によっては年末年始に向けた好パフォーマンスが期待される銘柄もあり、ここはじっくり研究しておくことが必要です。  日経平均に限らず、小型株指数であるJASDAQ平均やマザーズ指数もジリ高局面とはなっていますが、その戻り率は日経平均やTOPIXがやや先行しています。  先週はそうした出遅れ感に気が付いた投資家が一気に中小型株に流れてきたようです。  そのポイントは業績の成長性と株主への利益還元、配当利回りの高さなどです。適度の材料株を備えた銘柄も基調として長期スタンスでリターンを得ることができるかと思われます。  中小型株は流動性の無さ、業績の不安定さで大手機関投資家からは敬遠されがちで、その結果として少しでも業績の先行きに不安のある銘柄の株価は調整傾向で推移しています。
  • 戻り相場から高値突破に向けた相場状況の中で

    2015-12-01 18:46  
    ~中小型株、新興銘柄物色のススメ~  日本株は海外株高に連動して上昇傾向にあります。  まだNYダウやNASDAQの戻りを見ながらどこまで戻るかを見ている状況ですが、今年の高値水準が射程に捉えられていますので、その高値突破のタイミングを探ろうとしているようにも感じられます。  失業率の低下から景況観が良くなっている米国では金利の引き上げ決定が12月15日―16日のFOMC時に迫っていますが、NYダウもNASDAQも先の高値に接近中で見かけ上は堅調な推移が見られます。  原油価格の下落効果が消費にプラスに働いてはいますが、景気指標では失業率のみの改善で、実体経済が果たして上向いているのかどうかという確証がつかめるのかを見極める段階となっています。  とは言え自動車販売などはプラスとなっているようですしクリスマス商戦突入の米国経済の動向が当面の判断にも影響をしますので利上げありの方向で見守るこ
  • 外国人投資家の持ち株比率の向上が期待される中小型株

    2015-01-14 14:21  
    先日、多摩川ホールディングス(6838)が発表したファイナンスで引受先として名前が挙がったマッコーリーバンクはオーストラリア、シドニーに拠点を置 く世界的な投資銀行だと言われています。インフラ専門ファンドを世界各国が運営しており、エネルギーや道路、水道などに投資しているとされます。  今回も太陽光発電を中心に地熱やバイオマス発電などの再生エネルギー事業を展開する多摩川ホールディングスの新株予約権(発行時行使価格218円、下限の限度価格153円、上限価格の限度なし)の引受先として名乗りを挙げるに至ったのもうなずけます。  多摩川ホールディングスの外国人持ち株比率は、過去のファイナンスで出資を受けたシンガポール法人が上位株主となり、持ち株比率は既に34.8%になっ ていますが、今回のファイナンスで新たに1,000万株の新株が発行される予定ですので、すべてが権利行使されますと外国人持ち株比率が5