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  • 大事な選挙

    2014-12-05 14:59  
    リーマンショック後の新聞記事の切り抜きを読んでいて、この6年の間に何が変わったのかを考えていました。景気が急速に悪化していた当時の日経のコラム(2009年1月17日版)から抜粋です。 ~引用~  国会での政府首脳の応答ぶりを見ると、市場主義の精神や政府と企業の役割分担の論理が、全く失われてしまったかのように見える。  特に企業の内部留保が大幅に増えた中での大量解雇を批判した野党議員に対し、政府首脳が「何兆円もの内部留保を持つ大企業が時給千円足らずの人の職を奪 うのは正しいか」と答弁したのには驚いた。国民経済計算ベースの営業余剰は2002年から07年までの5年間で5兆3000億円増えたが、その前の5年間 は過剰雇用のために7兆4000億円も減った。その結果、投資が抑制され、不況が長引いて雇用機会が減少したとなぜ答弁できないか。  これまでも政府の要人は「内需拡大のために賃上げを」と、労働組合