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世界市場で活躍が期待される企業
2021-06-02 13:45
このところ、筆者は中古車オークションのオークネット(3984)を継続フォローしている。 知らない人が多いかも知れませんので同社のことを簡単に紹介しておきたい。 同社は自動車という生活必需品を実物ではなく映像を含めたデータだけオークションにかけて流通させる仕組みを構築した日本のみならず世界的に見ても稀で先駆的なビジネスを展開してきた。 四輪やバイク、花卉などのアイテムを対象にしたオンラインオークションからデジタル機器、ブランド品などへアイテムを広げながらエリアも日本から世界へと広がり、ますますの発展を遂げようとしている。 同社はMBOで一旦は上場をやめたという経緯がある。 改めて上場したのは2017年3月から。公開価格1100円に対して初値は1300円と穏健なスタートだったが、その後は高値1992円と安値743円(コロナショック時)のゾーン内で推移。 自ら特許を取得したデジタル機器(スマ -
再上場銘柄は嫌われる
2020-12-23 17:47日本の株式市場ではおよそ3800もの銘柄が取引されていますが、その中には過去において一旦上場をやめて、それなりに御化粧をし直して再上場した銘柄も存在しています。 長期投資家にとっては運命をともにしようとリスクテイクしようとしていたのに上場を取りやめることになって残念な思いをしたりしますが、様々な投資家の短期的な思惑から外れて自由な企業運営で企業のブラッシュアップに努めて、改めての上場となる訳ですが、再上場銘柄への評価は余り高いとは言えません。 筆者が知る限りでは今年は雪国まいたけ(1375)、ローランド(7944)、バリオセキュア(4494)などが再上場したのかと思います。 これらの株価は押し並べて上場時の人気がなく、上場後も右肩下がりが見られます。 すかいらーくHD(3197)、オークネット(3964)、トーカロ(3433)、マクセルHD(6810)、スシローグローバルHD(3563) -
山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」【5/19第60号レポート配信! 再上場を果たした成長企業を分析!】
2020-05-20 00:34個人投資家向け高品質企業レポートを好評配信中! 題して山本潤監修「グロース銘柄発掘隊」。【5/19第60号レポート配信! 再上場を果たした成長企業を分析!】 今週は、営業力とノウハウで成長する企業を分析。 再上場を果たした変化に対するビジネス対応力と高い参入障壁で、興味深い業績予想と理論株価となっています。 ぜひご購読を。以下の無料サンプルをご覧の上、文末のフォームよりお申し込み下さい。・アニコム(8715) https://bit.ly/3e4N2ft・ピーバンドットコム(3559) https://bit.ly/2Xoa6Qq・手間いらず(2477) https://bit.ly/2Vew9GC ★お申し込みフォーム ⇒ https://goo.gl/8TLmfM グロースとは成長株のこと。 山本潤氏率いる「株の学校」で、山本氏をはじめとする講師陣の薫陶を受けた精鋭アナリスト達が -
地味株にも人気が集中することがある
2017-05-17 11:14
決算発表シーズンがピークを迎えた株式市場は日経平均の2万円大台乗せを目前にしており、投資家の関心が再び高まっています。 一気に2万円台乗せとはいかないところがむしろ買いのエネルギーをため込み、次の上昇相場を長続きさせるのではとポジティブに考えておきたいと思います。 日経平均やTOPIXなど主力銘柄に主役の座を奪われた格好の中小型株指数ですが、実際にはJASDAQ指数が高値を更新するなど堅調な相場展開となっています。IPO銘柄との関連が大きいマザーズ指数はまだ3月13日の高値を抜けていませんが、上昇トレンドが継続しており、早晩高値更新が期待されます。 主力銘柄への関心が高まる一方で関心が薄れたと見られた直近IPO銘柄も上場後に調整を余儀なくされた結果、割安感が強まった銘柄も見られ好決算発表とともに物色気運が高まっている銘柄も見られます。 先週10日に2017年3月期決算の発表を -
2ndIPOをチェック
2017-04-26 19:10
その昔に上場していた企業がMBOなどで上場を一旦廃止して再上場する事例が増えています。 IPOは文字通り最初に株式市場に株式を公開して公の企業になることで社会的な使命を担う企業にとっては極めて意義深い出来事です。これによって成長資金を獲得できたり、認知度が向上してビジネスがやりやすくなり、人材も集まりやすくなったりします。 そうした上場メリットを放棄して一旦上場を廃止して数年の時間を経て再上場する企業が多いのは上場のメリットを十分に得ることができず、コストがかかるからとか成長するための取り組みにおいて先行投資で業績が停滞する可能性がある場合、既存株主に対して迷惑がかかるといったことなどを避けるべきだと経営者が配慮することが考えられます。 経営者は上場廃止の期間でブラッシュアップして価値を高めて再上場して市場での評価を高めようとしますが、上場後の人気はいずれも今一つのようです。大
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