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記事 6件
  • 東京オリンピックの延期は株価にどう影響するのか?

    2020-03-26 01:46  
     例の問題で東京オリンピックが開催されるのかどうかが日本での大きな関心事となっている。 世界中で死者の数が日々増加している最中にも関わらずまだ開催しようとしているのか、ある意味能天気だが、安倍首相は完全な形での開催という表現をしているので、恐らくは今年の夏の開催を延期して観客を入れて完全な形で開こうと考えているのではないだろうか。 最終結論は4月後半となるだろうが、このままでは延期もやむなし。 むしろ平和の祭典は今回の問題が落ち着くまでは開催すべきではないと考える。 楽しみにしていた国民各位や活躍が期待されるアスリートの皆さんにとっては残念なことかも知れませんが、異例の出来事発生では致し方ない。 そもそも商業主義に走ってしまっているオリンピックだけに今回の出来事を契機に見直しのチャンスとなるもの言える。 確かに普段の努力の積み重ねを行ってきた金メダル候補のアスリートたちにとっては再度の調整
  • TOKYOオリパラ

    2016-10-22 01:22  
     小池知事が豊洲移転問題のパンドラの箱を開けるとともに東京オリパラの施設建設についても疑義を出しました。海の森水上競技場などは代表例ですが、知れば知るほどに運営主体である東京都や五輪組織委(含む文科省利権グループ)の余りに杜撰、且つ不透明過ぎる運営手法が明らかになりつつあります。まさに国民不在です(呆)  立候補時の当初予算に対して実質的には、その後10倍以上もの予算が計上されたにもかかわらず真面な説明がなされない。戸田ボートコース監督会が言っているように、戸田の近所を工事して使う方が余程合理的で現実的(予算も少なく、将来も使える)なはずですが何故かニュースにもなりません。止められているのか?間抜けなマスメディアが毎度のごとく忘れているのか?  しかも総整備費が491億円との試算に対してIOCには98億円として承認を得ていたとのニュースまで飛び出しました。そもそもこの491億円でさえ他の
  • ギリシャ崩壊の次のチャイナ崩壊はいつやってくるのか?

    2015-07-08 14:19  
    ■第2次ギリシャ危機  7月5日、ギリシャ国民の大多数が愚かな決断を下しました。少数派となってしまった良識ある「EU提案受け入れ派」は憤懣やるかたないでしょう。  奇しくも、民主主義発祥の地を自称するギリシャにおいて「多数決は正しい結果をもたらさない」=「民主主義は衆愚政治に陥りやすい」ことを実証してしまいました。  これからギリシャ国民は、自らが下した愚かな決断の責任を取っていくことになるでしょう。  しかし、ギリシャ国民の愚かな選択は、ドイツを中心とするEUや日本をはじめとする海外の国々にとっては朗報です。なぜなら、「お荷物」のギリシャを切り離すことができるからです。  確かに、2010年のギリシャ危機当時は、ギリシャが倒れれば世界に重大な影響を及ぼす可能性がありました。ですから、IMFやEUが巨額の資金を費やしてギリシャを救済することにも意味があったのです。  しかし、その後の5年間
  • 本番を迎える東京オリンピック相場?

    2014-03-06 15:15  
    東京オリンピックの開催は6年後の2020年となるが、日本の株式相場は開催決定時に先取りをした格好となり、その後は調整気味です。  それはピーク時に80兆円あった建設投資額が40兆円まで落ち込んだことで建設従事者の人手不足が顕著となり新たに従事しようとする若年専門職工が業界から離れてしまい、にわかに受注増が見られても集めるのに苦労していることが背景になっているように思われます。  関連銘柄ではゼネコン株が受注の増加が顕著に見られる中、工事のクオリティが低下するなどの問題が露呈。三菱地所を施主とした都内のマンション工事で大 手ゼネコン鹿島が配管工事にありえないミスが生じ、賠償請求を受けるなどの信じられない出来事が起きているなど、急激な変化に人材面での対応が追い付かな いといった現象がネックとなっています。  一方で工事の現場監督派遣事業でニーズが高まっている夢真ホールディングスの今期の採用者数
  • 秋相場開始

    2013-09-18 12:40  
    暑かった今年の夏も終わり、台風シーズンを迎え株式市場は秋相場が到来しています。今年の秋相場は結構熱くなりそうです。  既にゼネコン中心のオリンピック相場がスタートしていますが、今後は設備投資関連や個別好業績株などに広がりそうです。  折しも発売された会社四季報(東洋経済新報社)と会社情報(日経)には企業の業績動向が示されており、本メルマガの読者の皆さんもチェックされているのかも知れません。  資金の好循環がスタートしていると見られますので時に調整はあっても息の長い上昇相場がスタートしたと判断して良いと考えられます。  そこで天高く馬肥えるの秋相場を迎えていますので、ここでのポイントを書いておきます。  現状は3月期決算銘柄であれば第1四半期までしか発表されていませんが、進捗率の低い企業が中間期においてどこまで巻き返しができたのかをチェックすること。  9月本決算銘柄は11月に発表される予定
  • 2020年東京オリンピック相場の始まり

    2013-09-10 23:52  
    2020年オリンピックの開催地が東京に決まりました。おめでとうございます!  日本国民の一人として、大いに感激しています。  第1回東京オリンピックの開催が1964年。戦後20年ほどで奇跡的な復興を遂げた日本の輝かしい時代を象徴するイベントでした。  特に、1962年10月~1964年10月までの期間は、東京オリンピックのための建設設備投資や、テレビなどの家電製品の盛んな需要に支えられた好景気が続き「オリンピック景気」と呼ばれています。  第1回東京オリンピックの時、私は4歳。残念ながら全く記憶がありません・・・が、その次の1968年メキシコオリンピックはかなり鮮明な記憶がありま す。東京オリンピックの余波もあり、日本中が熱気に包まれ、我が家でも白黒テレビで熱戦を見守ったことをはっきり覚えています。  第2回東京オリンピックは、56年後の2020年に開催予定。いわゆるバブル崩壊以後20年以