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書評:真説 アダム・スミス
2018-02-02 00:34
書評:真説 アダム・スミス ジェイムズ・バカン 箸 日経BP社 http://amzn.to/2rQFAkm グラスゴー大学の道徳哲学の教授であり、当時は「道徳感情論」の方がはるかに有名であったアダム・スミスが「国富論」のような経済に関する画期的な書物を執筆したことは、現代人にとっては不可解です。 しかし、たった250年前のスミスの時代には、現在「経済」と呼ぶような活動はほとんどなく、農業と貧弱な工業(現代で言えば手工業)、それに帆船による貿易が存在した程度です。 もちろん、銀行業、手形、為替(融通手形という好ましくないものも…)といった基本的な金融技術はすでに存在していましたが、現在のように社会の末端まで(少なくとも先進国では)浸透していたわけではありません。あくまで社会の一部の出来事で、基本は農業です。スミスも「重農主義」ではありませんが、農業が一番資本効率の良いビジネスで -
株価下落の背景
2015-08-25 17:11~短期投資家の売りなら心配はいらないが…~ 株式市場は再び大きな調整局面に入ってきました。 これまでギリシャ問題から始まり上海株式市場の急落などから日本株も影響を受けてきましたが、つい先日は高値に調整しようかという動きも見られましたので、この株価急落は油断したすきに起きた出来事になってしまった感があります。 お盆休み明けの方向感定まらないタイミングで市場は調整の方向性を示したことになります。 中国経済への先行き不透明感と米国金利引き上げ観測、更には緊迫の度を増す北朝鮮と韓国の軍事衝突が飛び出し、NYダウが大きく下落に動いたことが投資家の心理を冷やし日経平均もまた大幅に下落。既にシカゴなどでは19000円割れを演じる始末。 週明けの相場も恐らくは大きく下げてくるものと見られますが、7月9日の安値19115円を割れてどこまで下落するのかに注目が集まっています。 本メルマガは月曜日の
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