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住宅購入・建築のための住宅ローン相談増えているようです
2018-06-16 04:51
梶原真由美です。 住宅購入・建築のための住宅ローン相談が増えているようです。 特に住宅購入を検討していて 「自分の無理ないローンの借入額が知りたい」 というご相談が殆どと言っても過言ではありません。 今、これらを検討する理由を聞いてみると (1)ローン金利が低い (2)消費税が10%になる前に (3)不動産価格はもっと上がっていく ということをマネー雑誌を見たり、セールスサイドに言われて 「急がなきゃと思って」という場合が殆どです。 「急がなきゃ」 は分かったけど住宅メーカーや銀行が言う 「○○万円まで借りられますよ!」 の○○万円まで借入することは不安ということでご相談にいらっしゃいます。 そこで必ずお伝えしていることは以下の2点 ・(2)(3)は急ぐ理由には全くなりません。 ・借りられる金額は≠返済可能な金額 では、どの位・いつ買うのが適正か。 それは人それぞれです -
自宅を購入するときの判断方法
2015-04-29 02:12ここ何件か、「自宅」購入の相談があったので、ここで考え方をまとめておきます。 「自宅」の購入というのは不動産の購入ですから、お金の損得は「不動産投資」の損得と同様に計算します。 先に言っておきますと、よく「自宅」購入を損得ベースで語ると 「自宅も持つことは損得ベースで考えていない」 「自宅をもつことは賃貸とは異なる幸福感(所有感)があるので比較するのはナンセンス」 などの意見をいただきますが、それは全面的に正しい主張です。 「自宅」を持つこと自体は、人それぞれの価値観が反映されますので、価値観で判断するのが正解です。 ただし、一方で金銭面での検討も重要項目の一つでありますので、今回のように基本的な考え方だけでも理解しておいてほしいものです。 本題に戻りまして、「不動産投資」の判断基準の一つにIRR(内部収益率)という指標があります。 IRRは、投資(自分が出したお金)に対する収 -
30代「当たり前の幸せ」のリアル【住宅とおカネ】編
2014-04-10 13:18=マイホーム購入が「当たり前」の時代もあった= 東洋経済新報社から3月28日に出版された、いわゆる「当たり前の幸せ」を愚直に追い求めてしまうと、30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。 という本の出版記念として、これから本の内容を連載の形態で少しご紹介します。 本文は東洋経済Onlineにて全文公開しています。 それでは第2回は【住宅とお金】編です。 僕たちの親世代に当たる団塊世代の持ち家比率は、なんと86.2%。マイホームを買うことはまさに「当たり前」の行動でした。 実際、親世代がマイホームを買った当時は、今よりも不動産価格が低く、また日本自体が経済発展の最中にあったため、不動産価格は年々上昇していました。 「土地神話」なんて言われていたとおり、仮に売却することになっても、買ったときより高く売れると信じられていたのです。 こういう環境では、マイホームを買うのが「当
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