-
株安歓迎
2022-09-28 15:28
一体どこまで下がるのかと不安感を持たれている投資家が増えているこのところの国内外の株式相場です。 コロナ禍で委縮した消費経済がコロナの感染が収束して一気に元に戻り消費が一気に拡大した混乱の下で物価の上昇が米国内では見られ、その影響が世界中に伝播している状況下での相場変動をどう見たら良いのでしょうか? このほかロシアによるウクライナ侵攻による原油や天然ガスの価格の急上昇、穀倉地帯での戦争が食糧価格を押し上げての物価高、海運市況の上昇、住宅需要の高まりを背景にしたウッドショックによる木材価格の上昇など一連の原材料価格急騰を押さえるための米FRBによる年初からの度重なる政策金利引き上げがこの局面で収束するのはいつになるのかが読めない中で米国株が大きく調整し、日本株にもその余波が押し寄せています。 米国の長短金利上昇に起因して為替は1ドル=145円台までの円安を演じて、その急激な円安を抑制しよ -
株安はみんなが忘れた頃にやってくる
2017-12-13 10:54
順風満帆なように見える株価のトレンドだが、この先いつまでこのトレンドが続くのかと言うとやや心許ない。 日本株だけではなく米国株の見通しだって同様に感じられる今日この頃です。 上がり続けてきた株式のモノサシでは東証1部の平均PERがまだ16.8倍でまだ大丈夫かと思いがちですが、来期にかけ一段の収益向上がないと株高が続くと割安感は薄れてきます。 株式投資ではリスクが高まる要素として投資する際の割高感がネックとなります。需給面ではマイナス金利がいつ引き締められるのか、円高に転じる可能性はないのかなど気になる要素が出て参ります。 とは言え、まだ株式市場には多くのPBR1倍割れ銘柄が存在し、中には0.5倍以下の銘柄も見出すことができます。ですから1980年代後半のバブル形成期に対してまだまだ割安感があることも事実です。 指数としてはややいびつな構造である日経平均はまだ2万3000円を
1 / 1