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有料メルマガライブラリから(273)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識」
2018-11-30 16:24
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識」= (有料メルマガ第351回・2015/10/20配信号) ※2015年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。 【前略】 私は研究銘柄の分析で土地の含み益を調べて、含み益が大きな土地を持っている企業を高く評価するようにしています。もちろん土地以外にも買った時点より高くなることで含み益が有る資産もあります。 船舶などのうちタンカーなどは、建造費が高くなっているので、購入時の値段より高く売れること(=つまり含み益ができていたということ)も -
バフェットとポーターに学ぶナンバーワン企業戦略 第5回
2016-02-03 17:05産業新潮 http://homepage2.nifty.com/sancho/ 2月号連載記事 ■ナンバーワン企業の財務・会計戦略 ●会計はビジネスの言語だ 例えば日本で暮らすのに日本語が、そして米国で暮らすのに英語が必要であるのと同じように、ビジネスをする上で会計の知識というものは必須です。ただ、 気を付けなければいけないのは、ビジネスマンや経営者に必要な会計の知識は税理士や会計士などの専門職に要求されるものとは全く異なるということです。 例えば、決算書や税務申告書は1円まで数字を合わせるのが当たり前です。 もし、頻繁に数字を間違える税理士や会計士がいたら無能と判断して差支えないでしょう。場合によっては資格はく奪などということにもなりかねません。 しかし経営者やビジネスマンは、まったく逆に細部にこだわることなく、全体の流れをつかむことが大事です。英語の細かな文法を丸暗記しても、英 -
賢人バフェットに学ぶ投資と経営の成功法則 第13回
2015-04-09 15:32■会計はビジネスの言語だ その2 粗利・有利子負債 ●正確に間違っているよりもおおよそ正しい方がいい バフェットは、投資(企業買収)を行う前に、徹底的に対象となる企業を研究します。そして、それらのデータをもとに会社の「定価」を算出した上で、その価格から十分な「安全余裕率」相当分を差し引き、「妥当な購入価格」を算出します。 バフェットがすごいのはその「妥当な購入価格」を一円でも上回れば、絶対にその株式(会社)を購入しないことです。彼の表現を借りれば「投資はいくら見 逃しても三振にならない野球である」ということです。いくら見逃しても一円も損をしないわけですから、絶好球のホームランボールが来るまで辛抱強く見送り をするべきですし、バフェットは「投資の利益は忍耐に対する報酬だ」とも述べています。 そのようにバフェットが忍耐強く待つことができるのも、膨大な知識とデータで徹底的に企業を分析し
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