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記事 19件
  • 『あたらしいお金の教科書』の著者新井和宏さんと考える、これからのお金の使い方-後編

    2021-11-25 01:32  

    今回も前回に続き、「新しいお金」について社会的実証実験に取り組んでいるeumoの新井社長との対談です。[プロフィール]新井 和宏 株式会社eumo 代表取締役 1968年生まれ。東京理科大学卒。 1992年住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社、 2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)入社。 2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。 2008年11月、鎌倉投信株式会社を元同僚と創業。 鎌倉投信退職後の2018年9月、株式会社eumo(ユーモ)を設立。 株式会社eumo:https://eumo.co.jp/ Facebook:kazuhiro.arai.33●お金で解決できる問題には限界があるのに、都会にいる人たちはお金依存症になってい
  • 子供にお金のことを教える時のコツ

    2021-10-18 22:30  

     億近読者の皆様こんにちは。 小学生の親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 私は、セミナーなどでお金や投資について小学生や中学生にお話する機会があります。 私たち大人にとってはお金の話は興味深いですが、子供達にとっては退屈だったり難しく感じたりするものです。 子供にお金のことを伝える際には、体験をもって教えるのが一番です。 例えば、10円玉が10個で100円という話をする場合、数字だけで説明すると子供にとっては退屈なものです。 子供がお手伝いをした時などに10円ずつお駄賃をあげて10個貯まったら100円に両替してあげる、ということをするだけで子供はお金の概念を理解し始めます。 10円玉10個と100円玉では数は10円玉10個の方が多いのに、価値は100円玉と同じ、というのはよく考えると不思議なものです。 このような、お金の不思議なルールに対して子供が
  • 占部伸一郎さんと考える「人的資本」の高め方-後編

    2021-09-29 09:59  

     今回は、1986年に国内初の独立系経営戦略コンサルティングファームとして設立された「コーポレイトディレクション」のExecutive Consultant、Group Board Memberである占部伸一郎さんをゲストに迎えました。 大学時代に出会い、今では小屋さんのクライアントでもある占部さんはコンサルタントとして、モバイル、インターネット、通信関係、流通小売、不動産業界など、幅広い分野で中期計画の策定、新規事業の立上げ、組織改革などに取り組んできた経験の持ち主です。 そんな占部さんと語るのは、コンサルタントの仕事が作り出す付加価値と人的資本の高め方、そして一個人としての資産運用との向き合い方について。 長い付き合いの二人だからこその本音ベースでの対談になりました。前回の記事(前編)の続きになります。●法人の持つ「お金」と個人の家計の「お金」は種類が違う?小屋:もう1つ、この機会に
  • 【対談】鎮目雅人さんに聞く「そもそもお金とは何か?」-前編

    2021-07-16 16:19  

     今後2回にわたり早稲田大学の鎮目教授と小屋との対談をお届けいたします。 財務省は、2024年に1万円札に渋沢栄一、5,000円札に津田梅子、1,000円札に北里柴三郎を用いた新札(日本銀行券)を発行すると公表しています。 1万円札の顔となる渋沢栄一は、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)など数多くの企業を設立し、日本の資本主義の父とされる人物。 1万円札の人物の変更は、1984年に聖徳太子から現在の福沢諭吉になって以来です。 各紙幣には最新のホログラム技術が使われ、紙幣を傾けても3Dの肖像が同じように見える偽造防止対策が導入されるとのこと。 でも、どれだけ高度な技術が駆使されても、考えてみると、紙幣は紙です。 火がつけば燃えてしまい、1万円の価値はどこかに消えてしまいます。 さらに言えば、どうして1万円札を出すと、1万円分の商品を買うことができるのでしょうか。 紙に価値を与えている信用の源
  • 父の日のプレゼント

    2021-06-25 11:23  

     億近読者の皆様こんにちは。 小学生の親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 6月といえば父の日ですね。父の日は私たちパパにとって年に1回唯一感謝してもらえる日です。 私は父の日にいつも子供の成長を感じます。 うちの長男は今8歳なのですが、2歳の時に保育園で作ってくれたトイレットペーパーの芯で作ったペン立てはまだ大事にとってあります。一時は銀行の机の上におき、銀行をやめてからは家のタンスの上に飾ってあります。 長男が通っていた幼稚園は毎年父の日に「父の日参観」をやっていました。 そこで子供と一緒に工作などをするのですが、毎回最後に紙芝居に時間があります。そこで毎回お決まりで先生が私たちに聞きます。「紙芝居を読んでくれるパパはいますか?」 もちろん誰も手をあげません。日本人はシャイですから。 私は毎回手を挙げていました。子供が幼稚園に通う3年間で全て紙芝
  • 「お金」について考える~その2~

    2021-05-22 02:07  

     先日、早稲田大学の鎮目雅人教授に「お金」について色々お話を伺いました。今回は、その2回目です。 鎮目教授は、経済史の先生で、特に貨幣についての研究について昨年本も出版されています。信用貨幣の生成と展開:近世~現代の歴史実証 amazonリンク ⇒ https://amzn.to/3gvQWld【お金そのものは目的足りえない】 そもそも、「お金」そのものは生活をしていくための「手段」であって「目的」にはなりえません。 当たり前の話なのですが、ともすればついつい人は「お金」を目的と考えがちになってしまいます。「○○円稼ぎたい」「○○円の資産を築きたい」と日頃「お金」を目標や目的に考えたりしていないでしょうか? 鎮目さんもゲオルク・フリードリッヒ・クナップ(1842-1926年)の表現として「貨幣とは劇場のクロークでコートを預けるときにもらう引換の札のようなもので、その札によって交換できる預
  • 寄付の考え方を学ぶ

    2021-04-03 00:21  

     億近読者の皆様こんにちは。 小学生の親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 お金の使い方の1つ「寄付」の概念を教えることは、とても大切なことです。 最近金融庁が作成した「うんこお金ドリル」でも一部寄付の概念について触れていました。 金融経済教育推進会議が作成した金融リテラシーマップ(日本人が最低限身につけておくべき金融リテラシー)でも、ボランティアや寄付については少しですが触れています。 私は寄付の教育は、自分でお金を稼ぐ、貯める、使う、増やす、ができてからで十分だと思っています。自身で子供にお金の教育をやってみた結果、そう思ったのです。 金融リテラシーマップでも「寄付」は少ししか触れませんので、多分私と同意見なのだと思います。 寄付を教える際は、「理想の押し付け」にならないよう気をつけたいものです。 寄付の話は私の子供のエピソードでお話します。 私
  • 資産運用を続けた先にある世界

    2021-03-16 01:26  

     私がアドバイスの仕事を始めて13年経ちました ということで、13年前からアドバイスを継続的にさせていただいているお客様ももちろんいらっしゃいます。 そうした長期にわたってアドバイスさせていただいたお客様の中で最近心境の変化が生じていることに気が付きました。 この10年間は、株式市場がとても好調でしたので、株式投資を継続していた方々は概ね良い成績を収められているのではないかと思います。 そうすると、10年前に描いていた自分の資産よりも多くの資産を手にされていることに気が付きます。 ここで、自分の残された人生と自分の所有しているお金を眺めたときに「自分の代では使いきれない」という事に気づく人も多くなってきました。 お金を殖やすには段階があり1)収入>支出 の生活を続け、お金を貯めていく段階2)一定のお金が貯まり、運用をしてお金を殖やしていく段階3)お金が十分にあり、きれいに使っていく段階と
  • 9割の人が答えられない質問

    2021-03-06 13:46  

     億近読者の皆様こんにちは。 小学生の親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。 最近、私がおこなっているお金のワークショップでは、「お金の流れ」についてお話していますが、結構ひっかけ問題にひっかかる人が多いという発見があります。 大人向け、子供向けワークショップでは、ワークショップでは最初にこうききます。「お金を手にいれるためには、お金を■■■必要があります。」■■■には何が入りますか? これは、多くのお子さんが「稼ぐ。」と答えられます。 大人の正解率は100%です。 次の質問。 お金を稼いだあと、そのお金はどうしますか? ここでは、答えが分かれます。大人の方がひっかかって「使う」と答えてしまう傾向があります。でも答えは「貯める」ですね。 収入―貯蓄=支出して良いお金という式は、基本です。 そして、3つの目の質問。 お金を貯めたあとはどうしますか? これ
  • 【対談】糀屋総一朗さんに聞く『幸せを感じるお金の使い方』前編

    2021-01-30 16:09  
     福岡県宗像市神湊(こうのみなと)からフェリーに乗って20分、人口約600人の大島に1泊10万円の宿「MINAWA」があります。 その仕掛け人が今回のゲストである糀屋総一朗さんです。 糀屋さんは、慶應義塾大学の法学部に在学中から不動産業界で仕事を始め、卒業後、2001年に株式会社谷口宝飾グループの不動産部門に入社。2007年に独立し、撮影スタジオや展示会場、セミナー会場のシェアリングサービス「レンタルスペース糀屋箱機構」、レンタルスペースの検索サイト「スペなび」を立ち上げ、軌道に乗せた後、それぞれを売却し、投資家に。 現在は、エリアリノベーションファンドというファンドを運営しています。 エリアリノベーションファンドは、全国各地の不動産やコモディティ化されない地域性のあるサービスに投資をして、地元の人たちとともにエリア再生を目指すファンド。宗像市大島の宿「MINAWA」を中心とした大島の活性