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大手証券会社の比較可能なKPIを見てみる【コスト編】
2019-12-05 20:32前回のメルマガの続きで、今回はKPI比較のコスト編です。~おさらい~2018年に金融庁が「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIについて」という発表をして、各金融機関の投資信託の販売状況を購入者側が比較検討しやすいように、比較可能な共通KPIというものを設定するように促しました。 その詳細は、下記になります。https://www.fsa.go.jp/news/30/sonota/20180629-3/02.pdf とはいうものの、なかなか投資信託を購入する際に、販売会社の情報を比較することもないと思いましたので、一度調べてみました。 とりあえず、証券大手3社を比較してみましょう[野村証券] コスト 2.49%[大和証券] コスト 2018年 1.96% 2019年 1.93%[日興証券] コスト 2.08%でした。 日興証券と大和証券が2%前後で、野村證券はそこからまた0.5 -
大手証券会社の比較可能なKPIを見てみる【パフォーマンス編】
2019-11-22 13:20昨年2018年に金融庁が「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIについて」という発表をして、各金融機関の投資信託の販売状況を購入者側が比較検討しやすいように、比較可能な共通KPIというものを設定するように促しました。その詳細は、下記になります。https://www.fsa.go.jp/news/30/sonota/20180629-3/02.pdf とはいうものの、なかなか投資信託を購入する際に、販売会社の情報を比較することもないと思いましたので、一度調べてみました。[野村証券] 運用損益(2013年4月~2019年3月末) -50%未満 1% -50%以上~30%未満 0% -30%以上~10%未満 4% -10%以上~0%未満 15% 0%以上+10%未満 38% +10%以上+30%未満 27% +30%以上+50%未満 11% +50%以上 -
若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方 その5
2019-01-17 19:09
私が株式投資で得たものは、お金だけではありません。 3.自分の行動の結果を起こったことを自分の責任だと考える サラリーマン時代、仕事中に売買することができなかったので、毎日お昼休みに証券会社に出かけて、クイック(QUICK端末)をたたくのを楽しみにしていました。 その証券会社に、いつも投資の失敗を証券会社社員のせいにしている60歳くらいの親父さんがよく来ていました。 そのやり取りが聞こえてくるので親父さんの愚かさを笑っているうちに、はっと気がついたんです。 「あれ、この親父さん、誰かに似ている。え、私に似ているじゃないか」 と冷や汗が出てきました。 この親父さんが、その証券会社に初めて来店してきたときも、たまたま私は居合わせていました。奥さんと一緒にやってきて、いままで取引していた野村證券のことをぼろくそに罵っていました。 そのうちに、今度はいまの取引先のその証券会社の社員
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