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記事 3件
  • 賢人バフェットに学ぶ投資と経営の成功法則 第15回

    2015-06-04 17:10  
    ■孫子とバフェット ●老子は世捨て人では無い  特に日本において、老子を山奥に隠遁した仙人のように描くので、ビジネスや投資と老子というのはイメージ的に結び付きにくいかもしれません。しかし、老子は華僑などのビジネスに長けた人々の間では、「成功のバイブル」として扱われています。  例えば孔子が、世の中の「建前」や「国益」を優先する権力者に都合の良い内容(つまり建前・儀礼)だとしたら、老子は庶民(民間)の「本音」や「個人の幸せ」を代弁する「本音・現実」なのです。  また老子は中国人の民族宗教である道教の最高神の一つですが、実利的な中国人のことですから、最高神といえどもただ恐れ敬う存在では無く、人生や商売に御利益を与えてくれる頼もしい存在なのです。  ちなみに中華街に行くと、「関帝廟」というものを見かけますが、これも後漢・三国時代にかけて活躍した実在の武将を道教の神様として祀ったものです。 ●ビ
  • 孫子の投資法 戦わないのが勝利への最短コースその4

    2014-01-23 16:21  
    本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧ください。 http://okuchika.jugem.jp/?eid=4482■投資とは詭道なり 戦わないのが勝利への最短コースその4■ ◎トレードオフ、何をしないかが大事 その4<戦争は勝利を第一とするが、長引くのはよくない>  戦争においては、華々しい戦闘が注目されがちですが、戦場に武器・弾薬、食糧を届ける兵站の重要性は、孫子だけでは無く多くの兵法書で説かれるところです。また、戦争を続ける限り、どのような勝ち戦でも味方の損害が全くゼロというわけにはいきません。  つまり、戦争に勝っていても、日々国家の資源、財産、人財などを消耗しているので、国家を繁栄させるためには、できる限り戦争を早く切り上げて平和な状態を維持しなければならないということです。  「一撃必殺」という言葉がありますが、たった一度の攻撃で相手を粉砕してしまうの
  • 孫子の投資法 投資とは詭道なり その5

    2013-10-04 20:47  
    本連載を初めてお読みになる方は<孫子の投資法その1>を先にご覧ください。 http://okuchika.jugem.jp/?eid=4482■投資とは詭道なり その5 投資とは人生の大事である■ ◎投資とは人生の大事である。五つの事柄で測り考える。 1)道とは人民たちを上の人たちと同心にならせる 2)天とは陰陽や気温や時節 3)地とは距離や険しさや高低 4)将とは、才智や威信や慈悲勇敢や威厳といった将軍の人材 5)法とは、軍隊編成の法規や官職の治め方など。  ウォーレン・バフエットは「投資の利益は忍耐に対する報酬だ」と言っています。その心は、「必ず勝利できると確信できるチャンスがやってくるまで何もしないでひたすら待つ」です。  また、「投資とは三振が無い野球である」とも言っています。現実の野球のように、見逃し三振は存在しないわけですから、わざわざボール球に手を出し、凡フライでアウトに打ち