• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 5件
  • シンガポールの街中散策しながら感じたこと

    2016-11-10 21:06  
     前回のベトナム、ホーチミンのイオン見学に続いて、シンガポールの街中散策の報告です。  今回は同行の旅行者(母親ですが)の希望で、屋上プールで有名なマリーナベイサンズに宿泊しました。https://jp.marinabaysands.com/  マリーナベイサンズは、ラスベガスで有名なベネチアンなどのカジノ経営をしているラスベガスサンズが展開しているリゾートカジノホテルです。  カジノの経営が中心で、それにホテルやショッピングモール、コンベンションセンター、シアター、レストランなどの総合リゾートとなっています。  今回は、当たり前ですが、ホテルに付随する施設も見てきました。  まずは、ショッピングモール  大きさも巨大で、歩き回れば3~4時間はかかりそうです。  主に世界中の有名ブランドが入っています。  しかし、3日間ほどいましたが、正直お客はまばら。  一番お客が入っているのはフード
  • アジアの富裕層から見た日本の不動産市場

    2013-11-06 15:35  
    こんにちは。株式会社ZUUの冨田和成です。  少々大げさなタイトルで恐縮ですが、日本人の(特に富裕層の)バランスシートに占める不動産の割合は高く、資産の運用や防衛を考える上で避けては通れません。  ただ、ありきたりな話では恐縮ですので、シンガポールでのプライベートバンカーをしていた経験を活かしてアジアの富裕層は日本の不動産をどう見ているのかというテーマで今回の記事をお届けしたいと思います。■日本不動産の人気と魅力  現地の友人に聞いた話ですが、シンガポールでの新聞紙面に、日本の不動産の広告を見ることが多くなってきたとのことです。  シンガポールというお国柄、イギリスやマレーシアの不動産広告を見ることは往々にしてありましたが、日本の不動産の広告を現地のビジネス新聞で見るというのは、今までではかなり想像し難い現象でした。  しかし今、現地の富裕層(金融資産数千万円後半~数億円前半)の間では、「
  • グローバル化する日本の富裕層の子女教育について

    2013-07-08 19:55  
    こんにちは。株式会社ZUUの冨田和成です。  これまでに富裕層の海外移住について何度か書かせて頂きました。  今回も海外移住関連の記事になるのですが、関心をお持ちの方も多い「子女教育」という観点から、アジアでのグローバルな教育事情、またあまり伝えられることのないその教育システムの課題などについて、私自身の東南アジアでの経験なども交えてお届けしたいと思います。■増加傾向の海外居住者  まず日本人の海外移住のトレンドについて、統計情報を参考に振返ってみましょう。  1990年には20万人強だった邦人の海外永住者数は、2011年には30万人以上になっています。そして、特に近年は増加のペースも上がっています。2009年-2010年の対前年比増加率は1%強だったのですが、2011年は前年比で3%の増加となりました。  また、地域別に見ますと、45万人いる北米が最も多いのですが、アジアも33万人で2位
  • 海外逃避したい日本人VS規制を強化する日本政府

    2013-06-10 21:31  
    こんにちは。株式会社ZUUの冨田和成です。  前回、『閉じ込められる個人金融資産1500兆円』という記事を書き、どのような仕組みで我々日本人の資産が閉じ込められていくかについて説明しました。今回は日本の富裕層の動向と絡めて同じテーマに触れていきたいと思います。  この二年間で、日本の超富裕層(上場企業創業者や大株主等)を担当するプライベートバンカー達から急激に増えた相談は、顧客である創業者の皆様が海外移 住・海外への資産逃避(これを金融業界では“キャピタルフライト”と呼ぶ)を検討しているというものです。特にこれは40代の比較的、若い創業者達の中に 多い現象です。  なぜなら、この世代の方々は、その更に上の世代の方々(50代以上)と比較すると、日本を離れるということに違和感や抵抗が非常に少ない世代だからです。だからこそ、日本にいるメリットがどんどん少なくなっていく昨今、移住の検討を真剣に始め
  • シンガポール移住の注意点

    2013-05-20 13:43  
    こんにちは、株式会社ZUUの冨田和成です。  ここ数年、特に東京・名古屋・大阪などの富裕層密集エリアでは、外資系金融機関を中心に海外への資産移転が積極的に斡旋されているようです。  有名な所ではHOYAの鈴木CEOがシンガポールへ、ベネッセの福武会長がニュージーランドへ、サンスターの金田会長がスイスへ、バルスの髙島社長が香港へとここ数年大物達の海外移転が続きました。  また、私も前職の野村證券時代に東京本社のプライベートバンクや野村シンガポールにてプライベートバンカーをしていた時期があり、実際に富裕層の方の海外移住をサポートしていました。  時流を掴もうとお考えの方が多いのか、現在海外移住を仲介する会社は非常に増えています。そのためGoogleで検索すると、全てチェックする事を諦めてしまう程の会社数がヒットし、全体の概要や有用な情報を把握する事が難しい状況です。  そこで、特に富裕層向けの