-
市場潮流
2018-12-03 21:38
今週(11月26~30日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で704円51銭上昇し(率にして3.3%の上昇)、2万2351円06銭で取引を終えました。3週ぶりの上昇です。 米連邦準備理事会(FRB)の利上げが、当初の想定よりも早期に打ち止めになるとの観測から米国の株価が堅調に推移したことに加え、12月1日に予定される米中首脳会談で追加関税の発動が先送りされるとの観測が浮上。日経平均株価は前週から30日まで、6日間続伸しました。 今週は、前々週に言及した大日本住友製薬(4506)、サンバイオ(4592)が強い動きを示しました。引き続き、これらの材料銘柄に注目したいと思います。 また、本日発表された中国の11月の製造業PMIは50.0となり、10月(50.2)から0.2ポイント悪化しました。中国政府が強力に推進する景気対策の効果は未だ顕在化していませんが、早晩各種の経済指標に反映 -
市場潮流
2018-11-19 20:46
今週(11月12~16日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で569円91銭下落し(率にして2.6%の下落)、2万1680円34銭で取引を終えました。3週ぶりの下落です。 週を通じて、米国株式市場でハイテク株が軟調に推移。国内で、10月の工作機械受注が23カ月ぶりに前年同月を下回ったことで、電機・精密、機械セクターを中心に売られる展開となりました。 週初の12日(月)は、中国・上海株式相場の下げ止まりを受け、日経平均株価は前週末比19円高と小反発して始まりました。 しかし、続く13日(火)は、前日の米国株がハイテク、金融株中心に急落したことを受けて、大幅に反落。前日比459円安となりました。 14日(水)は小幅反発、15日(木)は小幅反落となった後、16日(金)は、米国の画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディアが慎重な収益見通しを発表したことを嫌気して、半導体関連株が下落 -
市場潮流
2018-11-13 22:51
今週(11月5~9日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で6円59銭上昇し(率にして0.03%の上昇)、2万2250円25銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。 前週2日(金)は、後場に「トランプ大統領が米中貿易合意に向けた草案作成を指示」との報道が流れたことで、株式相場は急騰。日経平均株価は前日比556円高となりました。しかし、週末に米政府高官による慎重な見通しが伝えられたことから、今週初5日(月)の日経平均株価は大幅に反落、前週末比344円安となりました。 日経平均株価への寄与度が大きいファーストリテイリング(9983)が、10月の国内ユニクロ事業が減収となったことで、大幅に下落したことも響きました。 続く6日(火)は前日の米国株の上昇、トヨタ(7203)の決算が好調であったことなどを背景に、日経平均株価は前日比248円高と回復。 7日(水)は米国の中間選挙(6日実
1 / 1