-
市場潮流
2014-11-17 23:15今週(11月10~14日)の東京株式市場は、日経平均株価で610円、率にして3.6%の上昇となりました。 4週連続の上昇であり、この間の上昇幅は2958円、率にして20.4%の上昇です。14日の終値は、1万7490円となり、07年7月26日以来、約7年4カ月ぶりの高値水準を回復しました。 安倍内閣による「衆院解散、消費増税先送り」観測が徐々に確度を増して語られるなか、先物主導の上昇が継続しました。業種別の上昇率上位は、 1)不動産業 2)非鉄金属 3)小売業 4)空運業 5)精密機器 の順です。不動産業、小売業など消費税の影響を受け易い業種が並び、小売業のなかでも、百貨店株が軒並み年初来高値を更新しています。 先週も述べましたが、世界経済の減速が懸念されるなかでの米国FRBの量的緩和終了は世界の金融資本市場のムードを重苦しくしていましたが、日銀の追加緩和がそうした雰囲気を一掃し、安心
1 / 1