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記事 46件
  • 依然として弱い新興市場銘柄

    2022-03-30 13:33  

     昨年の11月あたりから見られる株式相場の低迷はロシアによるウクライナ侵攻後に一旦は終焉し、このところは反転上昇を見せている。 既に宇露戦争勃発して1カ月を経ているが、停戦に至らない中でなおも先行きには不透明感が漂っており、原油高騰、インフレ進行がマクロ経済にのしかかっており、有事の下での金利引き上げに米国の政策当局が舵を切ったことによる影響を横目に株価にはむしろ悪材料の出尽くし感からか反転の動きが見出される状況となっている。 このところの相場は日本郵船(9101)に代表されるコロナ禍での市況上昇の恩恵を受け業績が急拡大した銘柄群へのお金の流れがメインであり、この流れに沿うポートフォリオを構築した投資家の活躍が背景にあると考えられる。 こうした潮流で日経平均やTOPIXは既に半値戻りを達成。ソニーG(6758)など円安メリットを受ける輸出企業にも上昇機運が高まっている。 一方でまだまだ弱
  • トレンドの変化を求めて

    2022-03-16 16:30  

     株式相場はコロナ禍に続く宇露戦争の勃発で調整を続け、日経平均は3月9日に2万4681.74円まで売り込まれた。これが今年の暫定安値だが、この先もなお、下値模索が続くとの慎重な見方が多いように思われる。 TOPIXも先週末は1800ポイントを割れて終えており、一向に物色気運は盛り上がってこない。 マザーズ指数も先月に続き700ポイントを割れ低迷状態だが、指標面では割安感が出てきたという印象も持てる。コロナショック時の安値は527.3ポイントで、その水準に接近してきている。 ここに来てリスクオフを続ける投資家の行動が市場を席巻。コロナ禍で物流の停滞が生じたことと社会生活の変化もあり、抑制されてきた物への想定以上の需要増からインフレが進行。海運市況や木材価格、小麦、アルミなどの市況高騰を招いてしまった。 こうした状況を見据えて米国は金利の上昇に政策の舵を切った。同時に脱炭素化社会の潮流で再生
  • 先月の急落

    2022-02-07 17:02  

     米国の利上げスケジュールの前倒し予想が増えてくるに連れ、株式市場は想定以上のスピードで下がりました。テーパリングのスケジュールは別として、一回目の利上げのタイミングを見るまでは投資は抑制すべきと考え、昨年12月からは弱気で構えていましたが想定以上に早い下げでした。 それにしても、昨年末29日に997.82で引けたマザーズ指数が1月27日の728.25まで、約1か月(僅か18営業日)で▲27%も値下がりするとは・・・、下げるときは早いです(汗)。 個人投資家好みの相当数のグロース銘柄も新型コロナが蔓延した2020年の連休前の水準になりました。流石に売られ過ぎと思いますが、2年近くを経て、これほど早く「行って来い」になるとは想像もしていませんでした。 とは言え気を取り直して・・・、良い銘柄を買っているはず故に需給の悪化が修正されれば、いずれまた上がるだろうと考えています。米国株にも中長期投
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』No.25

    2021-11-25 01:34  

    ~相場の観測~【日経平均株価(週足)】=戻りを試す経過=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/14557 前回の「反動高へ」(記:21/10/15)は、以下のように述べた。「2月高値(Q)を更新し30,670円(9/14)を高値に安値(T)27,528円と急反落したあと29,068円(10/15)と値を戻している。また、反動高からリズムの発生(未確認)で値戻しにつながり、高値(S)30,670円を試す経過となっている。」とした。 実際には、安値(T)27,528円からの反動は、29,794円(11/4)と上伸している。 よって、高値(S)30,670円を試す経過となっている。ただ、エネルギーの回復がポイントとなる。【日経平均株価2021(日足)】=戻りを試す経過 基調の維持に留意=※チャートを用い
  • 新興市場銘柄が復活する予兆

    2021-08-25 23:10  

     しばらくIPO市場から目を離しているスキに公開価格割れする銘柄が増えてきました。IPO市場は独特の値動きをしますので、時に大きく値を消すことがありますが、これは致し方がありません。 限られたリスクマネーで効率的に運用しようとする多くの個人投資家にとっては二律背反の市場の中で駄目な銘柄を切って良い銘柄(上がる銘柄のこと)についていこうとするのが常です。 過去からこうした市場動向で多くの投資家が翻弄されてきました。駄目な時期もありますが、一方で何でここまで上がるのかというほど株価の上昇が見られる時もあります。 IPO銘柄の中心はマザーズの新興銘柄となりますが需給によって左右されがちな新興市場なので変動も激しくなる訳です。 ただ企業が倒産しない限りは決していつまでも下げ続けることはありませんのでどこかで下げ止まる局面となる際がまた投資するチャンスともなります。 今年の2月にIPOした7銘柄の
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』No.22

    2021-08-23 12:09  

    ~相場の観測~【週足】=上値抵抗線超えが焦点=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/13909 前回の「下上値抵抗線超えが焦点」(記:21/7/9)では、以下のように述べた。「上値をうかがう動きは、高値29,441円(6/15)を経て反落した。上値抵抗線を超えられず下降トレンド内の動きとなったことから、下降トレンドから脱するかが焦点となる。また、高値29,441円を上回ると反転を示唆する経過となる。」
    とした。 実際には、7月13日の28,718円を戻り高値に反落し、7月30日には2月高値以降の安値(R)27,283円となり、下降トレンドの継続となっている。ただ、下げ幅が3,184円(Q~R)≒3,152円(H~I)と過去の値幅の影響を受ける格好となっている。 よって、現在は安値(R)27,283
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』No.20

    2021-06-22 01:14  
    ~相場の観測~【週足】=下降トレンドの脱出が焦点=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/13479 前回の「下値を探る経過も反動高値幅が焦点に」(記:21/5/14)では、以下のように述べた。「4週連続の下げ(1,042円:週末ベース)から1週の反発(545円)を挟んで急落し、27,448円と前安値28,405円を下回った(下方に進んだ)ことから、高値(Q)30,467円に対する下値を探る経過となっている。また、高値からの下げ幅としては、1)3,152円、2)3,822円、3)3,938円などが挙げられる。反面、下げ幅が3,019円≒2,994円となり、一旦、反動高が生じやすい面もある。」
    とした。 実際には、2週の戻りのあと騰勢が一服した。また、高値(Q)30,467円以降の戻り高値が切り下がる(
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』No.19

    2021-05-23 15:14  

    ~相場の観測~【週足】参照 =下値を探る経過も反動高値幅が焦点に=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/13287 前回の「基調維持」(記:21/4/9)では、以下のように述べた。「現在は高値(Q)30,467円と安値28,405円の何れをブレイクするかが焦点となっている。ただ、安値を下回らずに高値(Q)を上回ると上げ基調の維持となり再び上値を追う経過となる。一方、基調の維持も反動安に留意。直近の安値28,405円(3/24)を下回ると高値(Q)からの下げ幅の拡大につながりやすくなる。その場合の値幅としては、1)2,742円、2)2,994円、3)3,152円などが挙げられ、下値水準は1)27,725円、2)27,473円、3)27,315円となる。」
    とした。 実際には、4週連続の下げ(1,04
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』(No.18)

    2021-04-20 01:20  

    ~相場の観測~【週足】参照 =基調維持=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/13077 前回「高値更新がポイント」(記:21/3/12)では、以下のように述べた。「高値(Q)30,467円から安値(R)28,743円(3/8)までの下げ幅1,724円は昨年3月の反動安値幅1,728円に急迫し重要値幅ギリギリで踏みとどまっていることから時間を掛けずに高値を更新するか否かが焦点となる。更新は基調の維持となり再び上値を追う経過となる。ただ、基調の維持には直近の安値28,743円(3/8)の維持が重要となる。」
    とした。 実際には、高値(Q)30,467円からの反落の安値28,405円(3/24)までの下げ幅が2,062円と前騰落幅1,728円から拡大した。 よって、現在は高値(Q)30,467円と安値
  • 新年度入り、株式市場の物色傾向に再び変化がありました

    2021-04-06 19:01  

     本年初めから、グロース株から徐々にとバリュー株物色へと変化していました。特に今年始めは「素材株」が顕著に上昇を始め、「非鉄・鉄鋼・ゴム」その流れに乗って「銀行・証券・地銀・保険・リース」と言った金融株も総じて盛り上がりを示していました。 ただ、それらに3月20日前後を境に陰りを示していました。また、今週初めには米国の投資会社アルケゴス・キャピタルの損失問題が出て、クレディースイス、野村HDを合わせて株価下落し90億ドルの時価総額が失われたと報道機関が伝えました。また、米国金融当局も本格的な調査に乗り出すと表明しています。ちょっと問題解決まで金融株には悪い影響も考えられます。 その為、バリュー株全体にも利益を確定する動きも見られています。特に買い続けていた、GPIFが株式のポジションを減らし、債券へと資金移動している節があります。 その動きから、今週に入り、静かに調整していた半導体関連や