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仮想通貨は世界を変えるのか?
2018-02-08 00:52
今さら仮想通貨でもないだろうと言われるのかも知れませんが億の近道月曜版ではなかなか取り上げる機会がない状態できました。 しかしながら今回のコインチェック問題で同社がまんまとハッカーにかすみ取られた580億円のうち480億円を現金で返還すると発表した時点で、これはすごい話になったとお感じになったでしょうし、SBIのK社長のように同社にそうしたことができる訳がないと言わせる始末ですから、当事者でない私たちも今後の成り行きには関心を持たざるを得ないのです。 仮想通貨は送金手数料を桁違いに引き下げることができます。 億の近道のようなコンテンツを提供するビジネスでも活用の仕方が広がります。つまり仮想通貨は2面性があり、市場での取引(両替)が始まると価格の変動が見られ、それが投機の対象として捉えられることが電子マネーとは異なる点でお金に代わる流通の手法とともに関心を高める背景となる訳です。 -
2月は波乱の幕開け
2018-02-08 00:49
年初から堅調に推移してきた株式相場ですが、1月後半は調整相場の展開。 2月月初も調整ムードが続き、今週は米国株の久々の調整から一段安を想定する向きも多いかと思います。 全体相場につられて個別銘柄も調整色を強めそうな感触がありますが、こうした局面をチャンスと見る投資家もお見えかと思います。 波乱の局面では下値目途をどこに置くかがポイント。株式投資で儲けたいと願う投資家は保有する現金ポジションをどのタイミングでリスクテイクするかを考える必要があります。ただ、そのタイミング選びは銘柄選びとともに難しいことは言うまでもありません。 基本的には安くなった局面でリスクテイクのタイミングを図りたいのですがこの調整が下げの始まりとなる可能性もあってその見極めもまた必要になります。 ここでは、1)打診買い、2)時間分散、3)本格買いといった投資行動を取ることに心がけて頂きたいと思います。 -
書評:ブロックチェーンの未来
2017-11-30 23:27
書評:ブロックチェーンの未来 金融・産業・社会はどう変わるのか 翁百合他編著、 日本経済新聞出版社 http://amzn.to/2AbLBuc 多くの分野にわたる多数の執筆者が小論文形式のコメントを執筆し、それを編集したスタイルです。 少しまとまりが無い感じがしますが、ブロックチェーンの未来とその産業・社会に与える影響について、一本筋道の通った論述を行うのは(少なくとも現在においては)困難な作業ですから、百花繚乱形式で、色々な立場からの意見を集約した本書の価値はかなりあります。 世間では、ブロックチェーンの応用の一つの形がビット・コインなどの仮想通貨であると認識されているようですが、歴史をたどれば、ビットコインが先に生まれ急速に発展することによって、その中核であるブロックチェーン技術が他の仮想通貨にも採用されたのです。そして、世の中の注目を浴びるようになったというのが真相です -
書評:ブロックチェーン入門
2017-10-20 16:19
「ブロックチェーン入門」 森川夢祐斗 箸、KKベストセラーズ http://amzn.to/2igAfhL 1990年代後半、インターネット・ITバブル華やかりしころの熱狂をご記憶の方も多いと思います。当時は「インターネット・ITと名前がつくベンチャーなら「A4の企画書1枚で数億円が1週間で集まる」などといわれましたが、実際にそのような「熱狂」の時代でした。 当時の私は、そのようなバブルを冷ややかな目で見ていたのですが、実際2000年代に入ってすぐにITバブルは崩壊し、雨後のタケノコのように生まれていた「ナントカドットコム」というような名前のIT関連企業のほとんどは、今や見る影もありません。 しかし、私の予想が大きく外れた部分もあります。 スマホやECなど、「ITやインターネットがたった20年ほどの間に社会のインフラになる」などとは、正直全く予測していませんでした。 ただ -
仮想通貨は投資?投機?ギャンブル?
2017-09-08 03:07
マネーライフプランニングの梶原真由美です。 夏の猛暑はどこへやら・・・すっかり涼しくなりましたね。 先日、娘を連れて東京都荒川区にある「あらかわ遊園」に行ってきました。 あわかわ遊園は東京23区内で唯一の公営遊園地です。 1922年開園と、その歴史は95年にもなるので綺麗で最新の設備ではありませんが、情緒あふれる遊園地です。 公営なので良心価格ですし、小動物とふれあえる広場もあって、娘はうさぎやカメを追い掛け回して大喜びでした。 小さなお子様がいるみなさん、機会があればぜひお出かけ下さい。 さて今日は何かと話題の仮想通貨についてです。■投資初心者がいきなり仮想通貨を保有する 最近FP仲間がこんな愚痴をポロリと言いました。 「仮想通貨を投資として考えている人が多すぎてちょっとウンザリする」 確かに、私も仮想通貨について知人、友人から 「仮想通貨を友人すすめられたんだけ -
為替市場動向~米国長期金利、下げトレンドに?~
2017-09-08 03:05
天気が相場に影響しているのか、または逆なのか、冴えない相場が続いています。 北朝鮮の核実験やミサイル発射の脅威に加えて、米国では過去最大級のハリケーン被害(天災)、財政の崖問題(人災?)も影を落としています。今週は、株式市場のメジャーSQもあり、今日は満月というのも波乱を連想します。 そんな中で、今朝、ニューヨーク市場の引け値を見て、目を見張ったのが、米債利回りでした。10年物の米債利回り2.06%は2016年11月、米大統領選でトランプ氏が勝利して財政支出による経済刺激が期待され金利が反転して以来の水準です。 米債10年物は、トランプラリー時に一時2.60%をタッチして、低金利からの本格的反発とされてきました。米国の金融政策正常化が進む中、しかも、潜在的な利上げ期待は未だ消えたわけではないにも関わらず、長期金利は静かに低下傾向を示してきました。そして、ついに2%の飛び台まで来
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