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記事 7件
  • IRの上手下手で企業の評価は違ってくる?

    2019-09-11 14:53  
     ~地方企業LibWork株の人気の背景にあるもの~ 先週は熊本のある企業を訪問した。時価総額が60億円程度の新興市場に上場する企業だ。実はこの会社6月にQボードからマザーズに上場を果たしたばかりで、成長意欲旺盛な内需系企業。LibWorkという熊本を地盤にした住宅会社だが、マザーズ上場前は時価総額が30億円程度に甘んじていた。 マザーズ上場後も30億円台だったが今6月期の業績見通しを発表した途端に株価は急騰し、1100円前後から一時は3000円を超える水準に急騰。しかしながら、その後はややスピード調整し、現在は2000円前後で推移している。 同社のマザーズ上場後のIR活動はアグレッシブだ。 Qボード時代に私は同社に訪問したが、それから面談を重ねること今回で6回程度だろうか、会うたびに印象が良くなっている。 成長意欲が旺盛な瀬口社長の話に耳を傾けると、マザーズに上場した後のここからの1年こ
  • 無人化住宅展示場を展開する企業

    2019-08-22 04:42  
     株式市場が停滞局面を迎える中で何らかの突破口を見出そうとする動きも散見される。 先週、株価急騰劇を演じた熊本の住宅メーカー、LibWork(1431)もその一つかも知れません。 Qボード市場に上場していた同社は6月18日に東証マザーズ市場への上場を実現したが、その直前のQボード時代に1500円台の高値をつけていたものの、マザーズ上場後は2か月近い間、株価は穏健なまま1100円前後で推移した。マザーズ上場の際の15万株の公募増資(発行価格1083円)を踏まえての株価推移だったと思われるが、それが8月9日の6月決算発表後から一気に評価が高まり先週は2000円の大台乗せを演じている。 なぜここまで一気に人気化したのかはあくまで筆者の私見ではあるが、以下の理由を挙げることができる。1)これまではQボード上場で知名度が低く、住宅セクターということもあって評価が低かったが、マザーズ上場で認知度が高ま
  • Qボードからマザーズに ~九州の住宅メーカーの新たな挑戦~

    2019-06-12 16:51  
     熊本県山鹿市に本社を置く住宅メーカーであるLibWork(1431)は旧エスケーホームとして2015年8月にQボードに上場した成長意欲の強い企業だ。 Qボードの銘柄など見向きもされていない方も多いかとは思いますが、同社の瀬口社長は上場来、九州・熊本という地域に密着した事業展開を推進しつつ将来のエリア拡大をアグレッシブに推進していこうという考え方をお持ちの経営者だ。 私はかつて2回ほど熊本の山鹿本社まで足を運んでそのことを感じた。 数多くの住宅メーカーが全国に存在する中で同社は九州という地域にあって目立たない存在だったが、今回の決定は同社を全国に知らしめ、エリア拡大に向けた成長の始まりなのではないか。つまりQボード上場企業から6月18日からはマザーズへの上場となり市場での認知度も高まることは今後の同社の成長を予見させてくれるものだからだ。 熊本と言えば大地震で多くの家屋が被害にあい、その復
  • 炎の注目低PER銘柄

    2019-05-16 00:25  
     万年割安株というのがかならず市場に存在する。 東証1部市場の平均予想PERが13.6倍の時に中には5倍を割れているような銘柄が存在するのだから、中には20倍以上で評価されているような銘柄も存在することが読み取れる。 低PERだから運用成果が必ずしも上げやすいという断定はできないが、気持ち的には割安感の働きやすい銘柄で今後の成長ビジョンが描きやすい銘柄を投資対象としたいと考えます。 通常は新たな決算見通しが示されればそれに呼応して株価が変動することになるが、市場の人気や需給が足かせとなって多くの万年割安株を存在させる結果となっているものと推察される。 億の近道でこれまで筆者が取り上げてきた銘柄は様々だが、基本的には低PERが多い。またそれに低PBRや高配当利回りも加わりバリュー銘柄に注目するのが一つのパターンだと言える。 いくら割安感があっても残念ながらなかなか市場人気は盛り上がらない。 
  • Qボード2銘柄を追う

    2018-10-17 19:40  

     昨年来、地方銘柄をチェックしております。  何もこんな波乱相場で取り上げなくてもと言われそうですが、敢えて取り上げてみたいと思います。  今回取り上げるのは福岡Qボードに上場している2銘柄、Lib Work(1431)と日創プロニティ(3440)です。  熊本県山鹿市に本社を置くLibWorkは旧社名がエスケーホームで戸建て住宅メーカーとして成長中。生活創造企業を標榜し多角化とエリア拡大を図り、業績の成長が期待されますが、時価総額は25億円以下に留まっています。  熊本大地震後の復興需要を取り込み今期は年商65億円、経常利益4.2億円(前期3.7億円)EPS110円が見込めますが、流動性が低い点もあり評価は低いようです。皆さんも改めて吟味して頂くと良いかと思います。  同社の場合、いつまでもQボードに留まることはないようです。成長指向の社長の下、飛躍を図る同社の中長期的な行方に注目し
  • 地味な地方企業に投資チャンス

    2018-10-03 02:36  

     先日、筆者を訪ねてこられた直近のIPO企業で信和(3447)という建築現場の足場を製造している企業があります。  同社は岐阜県に本社を置き全国展開を図っている金属加工、モノづくりの企業です。地味な印象が強くIPO後の株価は鳴かず飛ばずの状態が見られます。  配当利回りが3.9%と言う点だけが魅力のような銘柄なのですが、安定成長を実現する材料はありそうです。  この会社過去に3つのファンドが保有してその都度、有利子負債がたまってきたという歴史があり、3つ目のファンドがようやく株式市場にEXITして今や1万6000名の株主に見守られている状態のようです。  インカムゲイン狙いゆえ、キャピタルゲイン狙い、つまり株高は必要がないという存在になったという印象があります。  こういう安定成長型の銘柄は個人年金づくりにはぴったりなのかも知れません。いずれはキャピタルゲインを狙った外国人投資家や機関
  • 好財務の高配当利回り銘柄で個人年金づくり

    2018-08-29 22:09  

     多くの皆さんは山あり谷ありの株式相場を横目に日々いかにしてリターンを上げるのかを絶えず研究されているものと思います。  とは言え、まとまったお金を株式で運用するのはそう簡単なことではありません。様々な視点で企業を吟味していく姿勢が求められています。  企業には様々な業種があり、その位置付けも異なります。また、千差万別のビジネスモデルを構築して投資家に自社の魅力を伝えようとしています。  高成長株、安定成長株、バリュー株、高配当利回り株など様々に分類される銘柄をピックアップして投資した結果はポートフォリオとして資産が表現されます。  リスクテイクしてキャッシュを株式にするのかリスクオフして株式をキャッシュにするか、多くの投資家はこの判断で自らの資産形成を効率よく高めていこうと努力をしますが、性急な売買などできない投資家の皆さんはバイ&ホールドでじっくり保有することで成果を上げようとしま