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  • 市場潮流

    2014-07-14 16:30  
    今週(7月7日~7月11日)の東京株式市場は、日経平均株価で5日連続の下落となりました。週間では273円、率にして1.8%の下落です。  米国の株式も調整含みであり、これまで堅調に推移してきた日米の株式も調整局面を迎えたようです。10日にポルトガルの金融不安が浮上したことも売り材料とされていますが、ただちに欧州全体の金融システム不安に結びつくことはないように思います。  現在、欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の主要銀行に対し、健全性を確認する「ストレステスト」を実施しており、経営難の銀行が出てきた場合には、公的資本の注入などを含むそれなりの対策を実施するものとみています。  やはり、国内株式相場の下げは上昇局面の中での一時的調整と見てよいでしょう。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)も11日には107.29%まで 低下してきました。6月下旬には160%を超える水準まで上昇、過熱感が高まっ