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狙われる東証2部銘柄
2014-07-08 21:26ここに来て東証2部の低位銘柄が狙われています。 きっかけはエルナー(6972)でコンデンサーやプリント回路などの電源部品メーカーです。この銘柄は130円前後で推移していましたが、3日の日に好 材料が発表されてストップ高となって4日、7日と2日連続のストップ高となっています。本日の終値は305円。3日間で2.3倍にもなったことになりま す。低位銘柄なので3日間の出来高は4700万株にも及び、発行済み株式数4161万株を上回っています。 こうした人気株の登場で物色気運は横に広がってきました。 エルナーに続けとばかりに、リード(6982)、松尾電機(6969)、アピックヤマダ(6300)、パルステック(6894)、日本抵抗器(6977)などの東証2部銘柄が活況で、軒並みストップ高となっています。 東証1部もセンサーや計測器のチノー(6850)やソフトブレーン(4779)が大商いでストップ -
保守的で地味な銘柄に日が当たる時
2014-07-01 19:34ここからの底上げ型の上昇相場では保守的で普段はなかなか注目をされない銘柄にも日があたるのではと経験豊富な投資家の一人(Yさん)が私にお話してくれました。 機関投資家のサラリーマン投資家は面倒なことをしたくない一心で、上司に言い訳できないような地味な株には手を出さないのかと思いますが、機械的に PBR水準を洗い出して、機械的に一定株数を時間を置いて投資していく手法をファンド運用者がするようになれば全体が底上げされてくると、その投資家は考 えています。 機関投資家や外国人投資家に加えて個人投資家がリスクマネーをそうした企業の浮動株を対象に徐々に投資してくれば株価は上がるしかないと読んでいます。 先日来、Yさんに話した大成温調(1904)がそうした類の銘柄なのかも知れません。一緒に会社訪問までした私に対して、Yさんはすぐにリアクションが ありました。万株単位で買ったと・・・。大成温調のPB -
20年以上放置されてきた銘柄の復活ポイント
2014-06-11 03:13先週はソフトバンクのヒューマノイドロボット「Pepper」の話題で盛り上がりました。孫流演出でサイトでも楽しませてもらいました。 その孫社長率いるソフトバンクの上場は1994年7月。今からおよそ20年前に上場しました。当時のソフトバンクはコンピュータソフトの卸会社としての 立ち位置でしたが、ヤフーの買収、携帯電話分野への参入と何かと話題を集め、上場20年目のこの時にヒト型ロボットを市場に投入するとして更に話題を集め ているのです。 相次ぐ企業買収での錬金術。株式市場を巧みに利用しての事業拡張は誰にも真似ができない孫流の手法だと言えます。 事業拡大とともに有利子負債が膨らんでいますが、それはお構いなし。自己資本比率12%も成長指向で、前向きに評価されて株価は上昇し今や時価総額は日本2位、トヨタの20兆円に次ぐ9.2兆円で巨大企業となっています。 20年もの間、これほどアグレッシブな事
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