-
すべては悪夢のような一過性の出来事
2020-03-12 01:07株式相場は何が起きるか分からないということが今回の出来事で理解できる。 治療する術のない新型ウイルスの感染になす術もなく世界中が右往左往している。この出来事を教訓にしてまた新たな体制づくりをするしかない。 株価はネガティブな投資家心理の下で大きく調整を余儀なくされ、この先も不透明な状況となっているが、暗いトンネルを抜けていずれは明るい視界が広がってくれると信じたい。 日本の対応力は世界のお手本ともなる筈。 これまでの対応は検査件数を敢えて抑制し医療現場の混乱を防いだ点で他国の対応とは異なる。他国に比べ緩やかな増加に留めてきた方策にはそれなりの良さがある。 また、スポーツのオリンピック選手同様に新型コロナウイルス退治に向けた医療従事者や研究者の活躍の時だ。 ワクチンの開発ではアンジェス(4563)が開発に名乗りを上げたほか、富士フィルム(4901)のアビガンや帝人(3401)のシクレソニド -
足元を考察する
2015-05-04 14:04昨年春4月10日のコラムに下記の記述を見つけました。 (引用)「とは言え、昨年末が昨年からの相場の天井であると捉えない投資家であるなら、このインデック スで14,000円前後の価格は投資のタイミングと思います。日本を代表する、且つ大幅増益企業の株価がPBR1倍を割ったり配当利回りが3%以上だった りと、お金が有ったらもっと買いたいところです。」(引用終わり) 丁度この1年前の2013年4月は黒田バズーカ第一弾と相まって、日経平均株価が年初の10,688円から4月末の13,860円辺りまで約30%も値上がりした頃と同水準になっていた訳ですから割安と感じてこのように書いたのでしょう。 2013年はその後年末の16,291円まで1年間で約56%も上昇したのですから、翌年からの調整(4月末まで約14%の下落)によって市場心理は随分と悪化していた頃でした。 但し幾ら心理的に悪化していた時期とは
1 / 1