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有料メルマガライブラリから(393)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(6)」
2021-08-27 23:24
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(6)」= (有料メルマガ第357回・2015/11/24配信号)※2015年11月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】■PER(株価収益率)とは何か。 「時価総額÷当期利益」または「株価÷1株あたりの利益」で算出する数字です。 株価と企業の収益力を比較して、株の投資価値を判断する指標です。 今の株価は1株当たりの利益の何倍になっているかを表す指標です。〇投資した資金を何年で回収できるか。 別の観点から考えると、PERは投資した額を単純利回りで -
孫子と三賢人のビジネス その18
2020-03-12 14:22産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/3月号連載記事■その18 情報収集●情報と知識 ピーター・F・ドラッカーは、「情報」と「知識」はまったく異なるものだと述べます。前者は現代風に言えばすべて「ビット」に置き換えることができます。つまり、「ゼロまたは一」の二進法の数字(またはランプの点滅)で表すことができ、「アルゴリズム」で計算可能算だということです。 このゴットフリート・ライプニッツによって確立された理論に基づき、現代のコンピュータが生まれました。 コンピュータの情報処理能力のすごさは、ここ数十年間で世界中が体感しましたが、コンピュータはあくまで情報を「処理」しているだけで、本当の意味での「判断」は行っていません。最近何回目かの「AIブーム」によって、「AI」が人間にとって代わるとの話が喧伝されています。 しかし、すべての人間の作業をAIがと -
ドラッカー18の教え 第6回
2017-08-23 19:34
産業新潮 http://homepage2.nifty.com/sancho/ 9月号連載記事■知識社会では生涯学習が不可欠である ●知識こそ現代の「産業のコメ」である 戦後の復興期から高度成長時代には、「鉄は産業のコメである」などといわれていました。その時代の産業にとって必要不可欠であった「鉄」を日本人の食生活において必要不可欠な「コメ」に例えたわけです。 コメの消費量は当時から比べて減ってしまいましたが、それでも日本人の食生活に必要不可欠であることに変わりはありません。 現代において「産業のコメ」とはいったい何でしょうか? それは「知識」に他なりません。 ドラッカーは、現代社会(先進国)においては、知識こそが経済の中心であり、過去の遺物となってしまった(あるいはもともと幻想であった)、「土地・労働力・資本」(生産の三要素)という概念にとって代わるものであると述べています。
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