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無借金企業の新たな挑戦に期待
2013-10-09 13:20日本の株式市場には3600社近い銘柄が上場していますが、そのうちのおよそ3分の1は無借金経営を続けている企業だと推察されます。中には銀行からの 融資が受けられないでエクイティのみにで資金調達している創薬ベンチャーをはじめとしたベンチャー企業もありますが、企業の運営の歴史の中でキャッシュを ため込んできた銀行嫌いの企業もあるかと思われます。 完全無借金ではなく有利子負債以上の現預金を常に持って企業運営をしている実質無借金経営の企業も入れるとその割合はもっと高くなると思われます。 キャッシュをため込む堅実経営企業への評価はまちまちですが、有利子負債を抱える企業に比べれば買い安心感はあります。 そうした堅実経営の企業は面白くないと考える投資家も多いでしょうが、自己金融型(自分のお金で先行投資を賄うことができる、つまり自らが銀行機能を持つ)の企業は概ね増配余力も大きく、相場の先行きが不透明な
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