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国策
2015-12-04 23:44今年は郵政グループの大型上場が有りました。そして半導体や液晶企業の救済に国の資金が投入されたりと、振り返るに今年は国策の年だったようです。 さっと見渡すと、東電は救済されましたし、業績面では国策銘柄の躍進と年金などの公的資金により指数が買われた年だったと言えます。それに加え、自動化されたプログラム売買が50%を超えた年にもなりました。 郵政3社が無事上場したことで今後の株価対策もやり易くなったと思われます。10月に期待されていたような安易な形での日銀の緩和策(支援策?)は無い と思いますが、先日発表された3兆円の財政出動を手始めとして、来年の参院選、再来年の消費増税などに向けて政府、日銀とも次々と景気刺激策や株価対策を 打ち出さねばならない時期が間もなくやってきます。 2013年初頭からの異次元金融緩和策と財政出動により円高デフレからの脱出を目論み、続いて昨年の金融緩和第2弾、それに -
為替市場動向~2014年ドル円相場を振り返り~
2014-12-25 15:372014年も残すところ7日となりました。本日号では、今年の為替相場、特に大きく円安に動いたドル円相場を振り返りを中心に記していきたいと思います。 本文の前に、 祝!「億の近道」3000号発行! 祝!「2014年まぐまぐ大賞受賞!」 発行者の松田憲明氏をはじめ、発行から長きに継続を支えてこられた方々に最大限の祝意と敬意を表したいと思います。また、それ以上に、読み続けてくださった親愛なる読者の方々に最大限の感謝の意を表したいと存じます。 さて、2014年年の瀬。クリスマス・イブ。ドル円相場は120円台です。 昨日のニューヨーク・ダウ18,000台クローズを受けて、日経平均も17,800円台。クリスマス・プレゼントかと思うようなタイミング。 今年は午年。相場格言に「午尻下がり」があるので心配する向きもありましたが、2014年は尻上がり?「ウマく」行くでしょうか? 年末の引け値に期待した
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