• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 7件
  • 有料メルマガライブラリから(487)「銘柄研究を活かしてバーゲンセールにならぶ宝玉を拾いたい」

    2023-08-04 15:41  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「銘柄研究を活かしてバーゲンセールにならぶ宝玉を拾いたい」= (有料メルマガ第338回・2015/7/14配信号)※2015年7月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 中国バブルが崩壊したら中国への投資に傾斜しすぎている伊藤忠商事が大きな痛手を受けると考えていたので、去年の末に保有していた伊藤忠商事の株を3月の配当権利最終日の前に上がったところから利喰いして、配当権利落ち後にも、利喰いの売りを行って年末の持ち株数よりは半分に減らしていました。 総合商社のうち、三菱商事と三井物産はリー
  • スキー場のゲレンデ相場

    2016-02-10 12:07  
    昨年6月に高値3595円をつけ、そこからわずか7か月余りで1078円という安値までまるでスキー場のゲレンデを滑り下りるような下げ方をしている銘柄があります。  通常ならこれは昨年上場した新興市場銘柄でしょう?と言われるのかも知れませんが、実は大手企業のグループ下にある東証1部上場銘柄、しかもJPX日経インデックス400採用銘柄なのです。  流動性もあって機関投資家や外国人投資家にも人気のある銘柄ですが、業績が第3四半期から急速に悪化していることを背景に株価の凋落が見られます。  最近の株式市場はこうした強烈な下落トレンド相場を続けている銘柄と新高値に躍り出た銘柄による二極化の嵐が吹き荒れています。  この下落トレンドがどこで終止符が打たれるのかが関心の的ですが、更なる苦難が待っているのか読めない不安心理が市場全体を覆っている状況です。  こうした銘柄がなぜ下げ続けているかと言えば多くは業績
  • 【炎のファンドマネージャー有料メルマガ第26号配信中!!】

    2015-02-03 10:52  
    月曜日の億の近道で、15年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」最新号が2月2日に配信されました。  企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。 創刊号はこちら→ http://okuchika.net/?eid=5177 【2/2第26号では】■原油価格動向  原油安のトレンドを考える ■緊急特別報告 エネルギー事業中心の総合商社株の株価が弱い背景  =なぜ割安感のある双日(2768)の株価は下がっているのか= ■個別銘柄投資戦略  大ボリューム・26銘柄を取り上げて研究  ※億の近道掲載の「シリーズ長期株価下落トレンド企業」の詳細版です。 ■炎のポートフォリオ大作戦  昨年11月17日スタートのバリュー株ポートフォリオと、  1月5日スタートの厳選
  • 市場潮流

    2014-07-22 17:53  
    今週(7月14日~7月18日)の東京株式市場は、日経平均株価で51円、率にして0.3%のわずかな上昇となりました。  週前半は堅調な米国株の動きを受けて買われたものの、後半はウクライナ情勢、中東情勢の緊迫化など地政学的リスクの高まりを受けて調整しました。基本的 には、5月以降の上昇を受けた調整局面にあると考えますが、局地紛争の連続など海外情勢が厳しいにもかかわらず、底堅い動きと評価出来ましょう。  総合商社の株価動向をみますと、鉄鋼原料(鉄鉱石、原料炭)の市況低迷にもかかわらず、堅調な推移が続いています。鉄鋼原料の取引価格は、スポット価格 を参考に四半期ごとに決定されますが、鉄鉱石は6月にスポット価格が1年9カ月ぶりに1トン当たり90ドルを割り込んだことなどを反映し、14年7~9月 期の豪州産粉鉱石の取引価格は99ドルに決まりました。直前の4~6月期の118ドルからは約16%の下落です。
  • 市場潮流

    2014-06-16 12:51  
    今週(6月9~13日)の東京株式市場は、日経平均株価で20円、率にして0.1%の小幅上昇となりました。米株式市場でNYダウが連日で最高値を更新 するなか、東京市場は1日ごとに上昇と下落を繰り返しましたが、5月末からの上昇で、短期的な過熱感が高まったことも影響したようです。  このコラムでも何回か取り上げた三菱商事(8058)ですが、本日(13日)、年初来高値となる2090円をつけました。14年3月期の決算発表(5月 8日)で増配と自社株買いを公表した後、株式市場の高評価が続いていますが、決算発表の前日(5月7日)の終値1819円から本日の終値2084円までの 上昇率は14.6%に達しました。  中長期的な株式相場のテーマを考えた場合、やはり、食料とエネルギーは重要です。大手総合商社でも資源・エネルギーに強みを持つのは、三菱商事と三井物 産(8031)です。三菱商事は原料炭、三井物産は鉄鉱石
  • やはり・・・総合商社は凄い!

    2013-11-12 22:47  
    ここのところ、総合商社の事業報告書を見ながら思うのは「やはり総合商社は凄い!」ということです。  総合商社の代表格である三菱商事が日本の近代史と密接につながっているのはよく知られた事実です。日本で初めての株式会社といわれる坂本龍馬の海援隊が 近江屋事件後に後藤象二郎に委ねられ、その後岩崎弥太郎に受け継がれて九十九商会となった企業の流れを汲んでいます。九十九商会は、後に、三菱商会、三菱 蒸汽船会社(後に郵便汽船三菱会社として現在の日本郵船が分離)、三菱社と変遷。このあたりの事情は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」でも詳しく描かれまし た。  また、住友商事(住友グループ)は、17世紀に住友政友(まさとも)<1585-1652>が京都に書林と薬舗を開いたことに始まります。また、同じ 頃、京都で銅吹き(銅精錬)と銅細工業(屋号:泉屋)を営んでいた政友の姉婿、蘇我理右衛門(そがりえもん)<1571-16
  • 乱高下相場

    2013-05-28 14:51  
    株価が調子よく上がっていたと思ったら先週23日はいきなり大幅な下落を見せ、乱高下相場が見られました。短期調整なのか、少し長引くのかは予断を許しませんが、ここは冷静に見ていきたいところです。  5月の日経平均は2日の安値13637.96円から23日の高値15942.6円まで16.9%上昇し、急ピッチな上げを演じていましたが。この高値か らその日は一転その日の終値である14483.98円まで9.15%の下落を見せ、不安感が台頭しました。恐らくどこで利益確定しようかと迷っていた投資 家が一気に売りの行動に出たと思われます。  こうした状況は翌日にも表れ、24日の安値は13981.52円。終値こそ14612.45円に戻して終わりましたが、今後もやや乱高下の可能性が感じられます。  ここでの不安感は長期金利の上昇による金融、不動産株の急落がきっかけだと言われていますが、もともと株価の急ピッチな上げが