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為替市場動向~基調ドル高とリスクオフの円高~
2016-01-21 16:48波乱の幕開けとなった2016年。中国の株安、通貨安、原油安から始まったリスクオフの流れが止まりません。 原油安は中東の国家財政や王族たちの懐具合を悪化させ世界に保有するリスク資産の売却へ、そして、更に負の連鎖が続くという動きがでました。 今年に入ってから今日まで12営業日、日経平均株価のローソク足で陽線になったのは4日のみ。陰線の長さに比べると、陽線は短く、小幅の反発に過ぎず、下落基調が続いています。 外国為替市場の動きは、基本的にドル高、円高です。 米ドルの、貿易相手国通貨バスケットに対する指数であるドル指数(ドル・インデックス)は直近値で98.85と、昨年12月につけた過去5年間の高値である100.51に近づきつつあります。 年初来の主要通貨のパフォーマンスをみると、円は対ドルでは約3%弱の上昇、ユーロは0.7%上昇、とリスクオフのマーケットでは、流動性がある通貨が買われます
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