• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 60件
  • なかなかできない底値買い

    2021-07-27 15:19  

     株式投資は摩訶不思議な世界である。 株価が上昇している時は買いたくなるのに下げていると買いたいどころか売りたくなる。 そうした投資家心理が最近の株式市場には如実に出ており、全体相場の調整場面継続とともに個別銘柄も調整局面が続いている。日経平均やTOPIXに代表される全体相場が昨年3月のコロナショック時の6,7割上の水準なのに対して個別銘柄には業績は比較的堅調なのに既にコロナショック時の株価に接近中の銘柄もあるほか、上場した後の大幅調整場面を続けている直近IPO銘柄も見出せる。 中には年初に高値をつけた後、良いところなしに調整を続けている銘柄もあり、資金に余裕のある投資家にとっては投資チャンスが生まれている。 とは言え、こうした局面ではなかなか積極的な投資ができにくい。 まず、三角保合いを続けている全体相場の行方が不透明で、テクニカル上において下放れもありうるという見方から個別株において
  • 日経平均からTOPIXで相場を語る時代に

    2021-03-26 00:48  

     日経平均が弱い一方でTOPIXが強いという現象が起きています。 戦後の株価指数は日本経済新聞社で選び出された代表的な225銘柄で計算される日経平均で語られてきましたが、この指数、ファーストリテイリングなど一部の銘柄に偏ってしまったので過去ややいびつな変動を見せてきました。 年間6兆円以上にも及ぶ日銀のETF買いも日経平均連動型ETFへの投資を重ねてきたということで資金が限定された銘柄に投じられ、結果としてイレギュラーな変動を見せるに至った日経平均から日銀がTOPIX型のETFにシフトするという話で市場はその対応に追われたようですが、もうそろそろ落ち着いてくるかと思われます。 何しろ日経平均上がれども皆さんがお持ちの銘柄にはインパクトがなかった訳で日本郵政や日本たばこ産業など財務大臣が筆頭株主になっている銘柄や都銀株、地銀株などずっと右肩下がりの展開が続いてきましたので民間金融機関の親玉
  • 慣れが怖い

    2021-03-16 01:28  

     電波行政を牛耳る総務省ですが癒着がボロボロと表面化しています。多少の癒着は想定していましたが情けないほど前時代的な癒着が続いているようです。 我々の常識では懲戒や更迭なんてレベルじゃなく即刻クビ!ですね。 大臣にまで平然と虚偽報告するほどですから、年中入れ替わる素人の担当大臣なんて上司では無く、自分たち有能な官僚が操っている猿回しの猿くらいにしか考えていないのでしょう。ゴキブリか猿か?地に落ちたものです(呆) 監督側の立場としての驕りが高じるとともに、奢られること(タダ酒)に慣れてしまった官僚、そして国民を代表する政治家が自粛期間中に飲み歩いているなどを見ていると、「若者の安易な行動が感染を拡大している」などと言える立場ではありません。オリパラ組織委も役人も政治家も、ジジーどもこそ恥を知れ!と言わねばなりません。 ミャンマーでは何千万という国民が軍事独裁政権に立ち向かい、中国では少数民
  • 休むも相場2021年春

    2021-03-09 00:31  

     いよいよ本格的な春です。 時間はかかりますが、いずれはコロナワクチンの普及とともに生活・事業環境が改善されてくるはずです。とは言えコロナ前に戻るのではなく、新しい環境への模索が続くのでしょう。 半年ほど前には、失業率の改善などで労働市場が戻らなければ総可処分所得も増えず景気が停滞する。そうするとFRBをはじめとした主要各国の金利が上がるどころか下げ続ける懸念があると書いていましたが、現在は当時の環境と違ってきているようです。 想定した以上に断続的で大型の財政政策(バラマキ)が続いており、中国経済の拡大に牽引された景気回復への期待感も強くなってきています。今後の米国の財政拡大予想も踏まえた金利上昇を織り込み始めているようです。 とは言え、ビットコインやゲームストップ株に代表される金融市場の過熱を感じるFRBが今以上に強い緩和策を執ることは難しくなりつつあると思われますが、今のところ縮小に
  • 現場が大事

    2021-03-03 01:35  

     リモートで自宅にいることが増え固定電話を取ることが増えましたが、固定電話にかかる電話は特殊詐欺?電話が多いです。ネットにも特定の地域の電話番号が載っていますから手当たり次第に電話しているようで、中には真面な業者からの電話もありますが大半は高齢者狙いの詐欺であり、手口も徐々に変化しています。 突然の電話で(如何にも怪しい)「○○警察の者ですが」が増えており、依然として多いのが「古い着物でもお皿でも何でも買い取ります!」、「電話代が安くなるご家庭に選ばれました!」、「外壁検査のため足場を組んで洗浄するまでを無料にします」とか。これだけでも50~60万円はかかる工事なのに、これを無料にして家屋の診断をします!などは詐欺以外に思いつきません。「要らないものがお金になる」「お得」が好きな高齢者狙いですが、屋根に登ってアチコチ壊してから「修理が必要です!」と言い出し、下手に任せたなら最後、法外な請
  • 出遅れ銘柄物色は相場に好循環もたらす

    2021-03-03 01:27  

     日経平均のみが高く個人投資家には無縁の株式相場の堅調ぶりにため息が出る今日この頃。それでも着実に活躍銘柄は横に広がりを見せつつあります。 業績の上がらないウダツの上がらない銘柄は放置しておき、成長期待の好業績銘柄や財務内容の良好なキャッシュリッチバリュー銘柄を投資対象として選定する流れが今後巻き起こるとの期待感から息の長い上昇相場がなおも続くとの見通しを楽観的に描いている投資家も多いかも知れません。 コロナ禍が収束するタイミングではコロナで影響を受けた駄目だった銘柄も蘇り、復活の狼煙が上がるだろう。 日経平均3万円の時代となってきた株式相場はこれまでのところ、流動性の高い時価総額上位銘柄に投資家の関心が集まってきた。バブル経済崩壊から30年を経てようやく日本の株式市場は元の状態に戻ってきたことで、再びのバブル相場ではないかと言われる中ではあるが、コロナ禍でステイホームを余儀なくされてき
  • 日銀のETF買いが株価を支える

    2020-05-13 15:24  
     日本株の強さはNYダウやNASDAQ指数が堅調なこともさることながら日銀によるETF買いが下支えをしていることが背景になっていると推察される。 2010年に年4500億円に過ぎなかった日銀ETF購入額は2013年1兆円、14年3兆円、16年6兆円と拡大。更に今回はコロナ対策で年間12兆円に膨らんでいる。日本の主要企業はいつの間にか日本国の連結子会社とも言うべき日銀の持分法会社の位置付けとなり、その勢いは更に勢いを増しつつある。しかも今のところ売ることはない安定投資家の買いで浮動株が吸い上げられたいびつな構造になっている。 日経平均をリードするというファーストリテイリング(9983)は既にオーナーである柳井氏及びその親族分の持ち株比率30%を日銀の保有が上回っていると推察され、これが業績とは無関係に株価の上昇基調を堅持させる要因となっていることは容易に理解できる。 つまり、ファーストリテイ
  • 市場潮流

    2020-05-09 02:15  
     今週(4月27日~5月1日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で357円35銭上昇し(率にして1.9%の上昇)、1万9619円35銭で取引を終えました。2週ぶりの上昇です。 各種の経済指標は厳しいものが相次ぎましたが、株式相場には「耐性」が出てきたようです。むしろ、27日(月)の日銀の追加金融緩和などをポジティブに捉える動きが目立ちました。 新型コロナウイルスの感染状況は、国内は予断を許さぬ状況が続いていますが、中国や欧米ではピークを迎えたとの見方も出てきました。中国では、延期していた全国人民代表大会(全人代)を5月22日に開幕することが決定しました。これにより、大規模な財政出動への期待が高まっています。 中国の景気がV字回復するようですと、世界経済へのプラス効果が見込まれます。もっとも、新型コロナウイルスの「発生地」である中国を「異質」とみる向きは増加するでしょうが。 来週は、7日(
  • 相変わらずの博打相場

    2020-05-06 00:35  
     3月に入ってから「午後の日銀買いを期待して」と言った解説を頻繁に見かけました。 特に3月中旬は酷い投げ売り状態でしたので、日銀に頼りたくなる気持ちも分かりますが、下がった時の日銀頼みと言うよりは、折角政府機関が買うのだから「上手いこと安く買ってね」と言う気持ちでした。 投機資金が大きいため相変わらず値動きは荒っぽいです。 我々一般投資家は彼らの強引な相場操縦に影響を受けないよう、出来れば逆手に取れるタイミング見計らって、且つ時間分散を有効活用したいところです。 これだけ大きく動いた後ですから、暫くはファンドの解約も続くでしょうし景気動向も不透明です。まずは急がず、安いと感じたときに少しずつ投資していく態度・・・で良いと思います。現状では市場が急回復する可能性は低い思いますから。 日経平均株価も昨年8月の安値辺りまでは戻し、現状で日経平均ベースの今期予想EPSは1,360円程です。景気悪化
  • 為替市場動向~FOMCだけじゃない、BOJ会合も注目~

    2019-09-19 16:46  
     台風15号による被害からの復旧が長引いている状況に、被害に合われた方々にお見舞い申し上げます。一刻も早く通常の生活に戻れることを心から祈っています。 日本の連休明けのマーケットは、サウジアラビアの石油施設へのドローン攻撃により原油価格高騰を受けてのスタートでしたが、先週からのリスクオフ後退ムードが崩れることなく、日経平均も今年のGW連休直前以来の22,000円台でのクローズで10連騰。 ドル円相場はGW時の111円水準までは戻せずでしたが、一時つけた105円割れから108円台までバック。 株価反転の背景には、記録的な売り残の買い戻しあり、ドル円相場も短期の投機売りの累積があり、買い戻しに。 これらの動きのきっかけとなったのは、米中関係とBREXITのリスク後退でした。 米中貿易交渉の決裂が日本のGW最終日に伝わりましたので、株価は、それ以来の下落分を戻した格好になりました。 これまでマー