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記事 50件
  • 為替市場動向~日米通商協議や季節要因で様子見?~

    2018-08-10 15:39  

     事前に諸説あった日本銀行の異次元緩和の修正内容が7月31日にオープンになりました。  一部報道機関が事前に観測記事として出していた、 1)長期金利の誘導目標である「イールドカーブコントロール」の修正(±0.1%を2倍に拡大) のほか、 2)マイナス金利適用の政策残高を半減 3)政策金利に新たに「フォワード・ガイダンス」を導入して、現在の長短金利水準を来年秋の消費税再引き上げ後の状況が落ち着く迄、維持すること を示したのは周知の通りです。  10年物の日本国債は、2016年には一時マイナス金利での推移もありましたが、イールドカーブコントロール政策以来、過去約2年、ほぼ0.02~0.07%程度のレンジ内で推移してきましたが、今回の決定以来、ほぼ0.10%程度で落ち着いています。  今回の修正に対する直後のドル円相場の反応は、むしろ円安でした。  市場の受け取り方は、「出口が近い」ではなく
  • 市場潮流

    2018-02-20 00:32  

     今週(2月13~16日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で337円63銭上昇し(率にして1.6%の上昇)、2万1720円25銭で取引を終えました。4週ぶりの上昇です。  週初から円高の進行を嫌気して13日(火)、14日(水)と日経平均株価は続落し、14日には、一時約4カ月ぶりに2万1000円を割り込む場面もありました。しかし、米株式相場が頑強に推移したことを受け、15日(木)は前日比310円81銭高、16日(金)は同255円27銭高と、ドル安・円高の進行にもかかわらず、大幅高となりました。  外為市場では、米国の財政赤字拡大、物価上昇への懸念からドルが主要通貨に対し全面安となっています。欧米投機筋のドル売りに、円相場は16日、一時約1年3カ月ぶりに1ドル=105円台を付けました。  安倍内閣は16日、衆参両院の議院運営委員会理事会に日銀の正副総裁の人事案を提示。黒田東彦総裁の続投
  • 市場潮流

    2018-02-14 08:44  

     今週(2月5~9日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で1891円91銭下落し(率にして8.1%の下落)、2万1382円62銭で取引を終えました。3週連続の下落となり、週間の下落幅としては、リーマンショック後の2008年6~10日以来の大きさとなりました。  前週末2日(金)の米国株式市場が、長期金利の上昇で割高感が意識され、NYダウで前日比665.75ドルの大幅安となったことを受け、5日(月)の東京株式市場も日経平均株価が前週末比592円45銭安となりました。  米国株式市場は5日も続落し、NYダウが前日比1175.21ドルの大幅下落。6日(火)の日経平均株価も前日比1071円84銭の大幅なマイナスとなりました。  運用リスクを回避する目的の売りが広がったほか、信用取引での追加証拠金(追証)の発生を警戒する売りも出たとみられます。大幅な下落により、投資指標面で割安感が浮上し、7日
  • 為替市場動向~今年の最注目リーダーは日銀?~

    2018-01-19 14:04  

     新年が明けて、既に半月が経ちましたが、  本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。  2018年入りしたマーケットは、株高、ドル安、債券安で始まりました。  債券市場の不安定な状態の背景を幾つかのキーワードをピックアップしてみると、以下が挙げられるかと思います。 【日銀、オペ減額】 【中国、米債購入抑制】 【原油上昇、インフレ】 【ECB,テーパリング加速】  昨年末、2.40%水準だった10年物米国債の利回りは年初2.60%台に乗せるなど、やや過剰な反応がありました。そして、米債のみならず主要国の債券利回りは上昇。世界の債券市場は弱気へのトレンド転換か?との見方も出ました。  その後、急激な金利上昇警戒感も緩和されつつありますが、もし本格的に相場が債券安に動くのであれば、アツい株式相場への冷や水になる可能性は大きいとも思えます。  一方で、米国の暫定予算の期限切れが今週末に迫って
  • 為替市場動向~今年の振り返りから来年へ~

    2017-12-30 02:02  

     2017年も残すところ5日となり、町も市場も年末ムードが漂う頃になりました。  そんな中、年末恒例のまぐまぐ!大賞2017資産運用(株式部門)1位の栄冠に輝いたとのめでたいニュース。誠に喜ばしいニュースに世界中が湧いているのではないか(?)と想像します。  読者の皆さまの力強いサポートとメルマガ主宰者&関係者の皆さんの長年変わらぬ努力と継続の力だと敬意を持って祝福申し上げます。  今年は、多くの執筆者の方と飲み会でお会いする機会もあったのですが、本当に素晴らしい方々が「億の近道」メルマガに関わっておられます。外国為替という切り口で、私も一端に関わらせて頂いていることを大変嬉しく思っています。  さて、海外のクリスマス休暇明け、年末年始を控えて為替相場は閑散、値動きに乏しい展開が続いています。  注目されてきた米国の税制改革法案は上下院を通過して大統領署名へと動きました。  トランプ政
  • 市場潮流

    2017-07-18 22:12  

     今週(7月10~14日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で189円77銭上昇し(率にして0.95%の上昇)、2万118円86銭で取引を終えました。3週ぶりの上昇です。  前週末の7日に発表された米国の6月の雇用統計で雇用者数が事前予想を上回って増加したことから米国の長期金利が上昇。外国為替市場でドル・円相場が1ドル=114円台前半となり、約2カ月ぶりの安値水準となったことから、10日の東京株式市場では電機・自動車など主力株に買いが入り、日経平均株価は反発。  11日も続伸したものの、12日はイエレンFRB議長の下院議会証言を確認したいとのムードから反落。週末にかけては小動きとなりました。  主要国の景気が揃って堅調なことが世界の株式相場を支えていますが、週明け17日に中国の17年4~6月期のGDPが発表されます。16年央から堅調に推移してきた米国、中国の景気の減速が危惧されている
  • 日銀の時価総額

    2017-03-01 13:05  

     銀行の中の銀行は日本銀行。  日銀法に基づく認可法人で出資証券は総額で1億円分(額面は100円)。  その証券は株と同じようにJASDAQ市場で売買できますが、本日現在の価格は39600円。100株単位なので約400万円で最低単位が買える計算です。  時価総額は100万株×39600円=396億円となります。  何?日銀の時価総額が396億円?  そう思われる方も多いかと思いますが、発行されている証券の55%は財務大臣が保有していて、個人投資家は推定で39%保有していると言われていますが実名などは一切明らかにされていません。つまり無記名と同じです。  出資者の権利は限りなく制限されていて持つ意味がないので話題にもなりませんがその日銀株、滅多に上がることはないのですが、今日はなんと前日比2.72%の上昇となりました。  先日からウォッチしていてなかなか3万8000円前後から動かないと思
  • 株式相場雑感

    2016-10-01 01:43  
     今年7月28日のコラムの最後に下記の記述をしました。 ~引用~ それら割安銘柄の中から、いずれはニュースになりそうなもの、TOBなどのテーマとして取り上げられ易いものを連想するというのも面白い作業です。  例えば売却などの俎上に乗った会社が主要株主になっている万年割安会社とか。まだニュースとして流れていないので目立ちませんが、いずれはM&Aなどの対象となる候補と思われます。石川臨太郎さんが書いていたレポートの中で見つけました。 ~引用終わり~  当時400円台半ばをウロウロしていたものが予想より早く動き出し、書いてから既に30%も値上がりました。何らかのM&Aに絡む話が出てくる可能性が高い銘柄と期待していますが、割安株物色の一環なのでしょうか?  年初からの円高局面でも余り業績を落としていませんでしたから、その辺りも評価されているのか?  書いておきながら自分では買っていないのが残念で
  • 日銀&FOMC

    2016-09-26 17:20  
     ビッグイベントのダブルヘッダーが終了した。  日銀は追加緩和とはいえないが、長短金利操作付き量的・質的金融緩和を導入した。  今回マイナス金利を維持したまま10年もの国債の利回りをゼロ%に維持するように国債を買い入れイールドカーブをコントロールする。  オーバーシュート型コミットメントとして2%のインフレ目標が達成されるまで金融緩和にコミットメントすることが決定された。これは短期金利を低いままにして長期金利をある程度高く維持し、銀行や生命保険会社の収益に配慮する政策ともいえる。  またETFの買い入れでは2.7兆円をTOPIX連動ETFを対象とすることとした。  決定を受けて日経平均は1.91%上昇、TOPIXも2.71%の上昇となり特に銀行株指数は7%近い上昇となった。  ドル円も一時102.70付近まで上昇したが、これは株高に連動したもので、今回の日銀の決定事態は円安に寄与するもの
  • 市場潮流

    2016-09-26 17:17  
     今週(9月20~23日)の国内株式相場は3日間のみの立会いでしたが、日経平均株価が週間で234円73銭(1.4%)上昇し、1万6754円02銭で取引を終えました。  週初の20日は米司法省によるドイツ銀行への和解金要求で欧州の金融不安が高まったことなどにより、日経平均株価は前日比27円安となりました。  翌21日は、日銀の金融政策決定会合の結果を受けて超長期金利が上昇。金融機関の収益悪化懸念が後退するとの見方から金融株に買いが入り、日経平均株価は同315円高と反発しました。  休みを挟んで23日は、米連邦準備理事会(FRB)が21日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを見送ったことにより、外為市場で円高・ドル安が進行。日経平均株価は同53円安となりました。  日銀は金融政策の「総括的検証」を明らかにし、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」とする新たな枠組みを導入しま