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有料メルマガライブラリから(460)「乱高下相場でも冷静に個別株の動きを見ていると気づくことがある」
2023-01-19 12:35
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「乱高下相場でも冷静に個別株の動きを見ていると気づくことがある」 (有料メルマガ第267回・2014/2/25配信号)※2014年2月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 世界中の国の株価は、企業の収益の方向性よりも、投資家の心理状態であるリスクオンとリスクオフで動いていくことが予想されます。 世界中の投資資金はみな強欲なくせに臆病です。そのようなミスター・マーケットの心理状態に付和雷同してしまわないように、自分の経済状態をしっかりと見据えた上で、取るべきリスクの大きさを管理していく -
凋落の入り口か?
2018-07-25 01:12
参院の定数増となる、今回の改正公職選挙法の成立には流石に失望しました。 国政への責任感もビジョンも感じられず、平和ボケ政治もここに極まれりと言った印象です。5年以上も離合集散を繰り返し、与党の暴挙を阻止できなかった理念なき野党にも大きな責任があります。 日本の政治がここまで劣化していたのかと再確認させられた次第です。 浅はか発言で世界を混乱させているトランプ大統領を非難している場合ではありません。 確かに米国凋落の象徴のような政権ですし、無茶な言動が多いとは言え、倫理感無き中国狂産党やロケットマン、ロシアのマフィア政治などに対しては威圧や脅しが効いているケースが散見されますから(苦笑)。しかも米ドルは強くなっています。 それに比べて、リスクオフになっても円高が進まないのは、いよいよ将来の円の凋落への序章なのかもしれないと感じる昨今です。 他に選択肢が無い今の政治環境。安倍 -
株高の条件
2018-06-07 00:30
光陰矢の如しとは申しますが今年もはや6月に入ってしまいました。 梅雨入りが間近の今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 期待で始まった株式相場は振り返ると1月23日がピークとなり、その後はお決まりの調整相場。山あり谷ありの株式相場をご覧になっている皆様には現在の株式相場はどのように映っているでしょうか。 ピーク時に所有株を全部売却して虎視眈々とまたリスクテイクするチャンスを伺っている方もお見えなのかも知れませんが、多くの皆さんは保有されている株式評価の目減りに悩まされていないでしょうか。 1月までの株高によって利益確定売り、つまりリスクオフの潮流が見られた結果の調整でしたが、その後日経平均は3月のボトムから10%ほど上昇してきましたので、ここに来て少しは前向きに取り組もうとお考えの投資家も増えてきているのかも知れません。 今後の株式相場はポジティブとネガティブな材 -
有料メルマガライブラリから(232)「しっかりと業績の状況を見極めてセル・イン・メイに備える」
2017-08-23 19:37
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「しっかりと業績の状況を見極めてセル・イン・メイに備える」= (有料メルマガ第379回・2016/5/2配信号) 【前略】 投資環境の悪化でリスクオフとなった市場では、多くの企業の株が、その企業の『本質的価値』とは違うバーゲン価格まで下落することが多いです。 その時に買いたい株と同じように下げている自分のポートフォリオ銘柄を処分して売って(=買値からはかなり上げており含み益となっている場合もあれば、買値より下げて含み損となっている銘柄もあります)資金を作ろうとするならば、どの株を売 -
為替市場動向~リスクオフの夏休み?~
2017-08-10 14:43
台風の被害に遭われた方々には、お見舞い申し上げます。 夏の高校野球始まり、お盆休みを前にした休暇モードの中、今日は朝からリスクオフのドル高・円高、株安の動きになりました。 直接のきっかけは昨夜出たニュース、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル〈ICBM〉級のミサイルに搭載可能な小型核弾頭の生産に成功したとの米国・防情報局DIA分析報道。さらには、それに対してのトランプ大統領の発言(北朝鮮は炎と怒りに遭う等)への動揺でした。 このニュース、(不気味に?)10連騰してきたニューヨークダウの下げのきっかけとなり、2万円を挟んでボックス相場が続き、週末にはSQを控えた日本の株価も大きな下げになりました。為替のドル高・円高の動きは、これまでのユーロ主導によるドル安、他通貨全般に対する円安基調の解消とも言えるでしょう。 今日の動きが一時的なポジション調整で済むのか、今後のトレンドに続くのか警戒して -
為替市場動向~不安はありつつ、取り敢えず、リスクオフ?~
2017-04-28 17:51
先週末に行われたフランス大統領選挙第1回投票の結果は、中道派でEU支持のマクロン候補優勢のうちに、極右EU離脱派のルペン候補との5月7日の第2回目投票が決まりました。その後の世論調査もマクロン候補リードが伝えられ、一旦は、不安心理の解消で、ショート買い戻しを軸に、EUがらみでのリスクオフは後退しました。 売られていたフランス国債やフランス金融株は買い戻され、ドイツ国債とのスプレッドは縮小、通貨ユーロも対ドル、対円で大きく買い戻されました。 一方、米VS北朝鮮対立の地政学リスクも、注目されていた25日の北朝鮮人民軍創設記念日に訓練以外で軍事行動とされる行為は行われなかったことから、しばしの一段落となり、リスク回避通貨とされて買われてきた円は、対ドルで111円台まで戻し、質的逃避で一時2.1%台まで買われた米国債10年物は2.3%に利回り上昇しました。 フランス大統領選挙に関しては -
市場の行動パターンの読み方
2015-11-16 13:15本日のBコミさんのコラムのメッセージ、ポイントは2つあると思います。 事件は売り、事故は買いなどの市場の予想できる反応の仕方。 もうひとつはマーケットのポジションを読んだ週末持ち越し。 為替市場でも、かつては有事のドル買いといわれ、戦争などではドルが買われた。これはドルが基軸通貨で戦略物資の調達に必要な通貨であったときの名残。 しかしここ20年ぐらい(第1次湾岸戦争後ぐらいから)は、有事あるいはマーケットにとってネガティブな状況では、スイスフランと円が買われるパターンが多い。 通常このような時は戦争がらみだと地政学的リスク、マーケットがらみだとリスクオフなどと表現される。 リスクオフになると株安、債券高(信用力の高い国債が買われ、国債価格の上昇、国債利回りの低下、信用力の低い国際派売られるパターンも)、スイスフラン高、円高となる。 ここで、なぜ経済が弱かったり、株価の冴えなか -
有料メルマガライブラリから(167)悪い予想は実現することが多い。しかし起きた事態をチャンスに変えるノウハウを持っていることで将来の利益を増やすことができる
2015-10-28 23:36有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。 =「悪い予想は実現することが多い。しかし起きた事態をチャンスに変えるノウハウを持っていることで将来の利益を増やすことができる」= (有料メルマガ第268回・2014/3/4配信号) ※注 2014年3月現在の内容ですので留意下さい。 【前略】 デイトレードのように1日で売買の決着をつけるような忙しい投資手法を選ばずに、投資した銘柄をある程度の期間はホールドしつづけることにより、相場変 動のリスクを取り続ける株式の投資手法を選ぶならば、しばしば投資環境の悪化でリスクオフが生じることを、
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