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記事 363件
  • 市場潮流

    2021-07-19 19:48  

     今週(7月12~16日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で62円66銭上昇し(率にして0.22%の上昇)、2万8003円08銭で取引を終えました。3週ぶりの上昇です。 週初の12日(月)は、前週末の米株式市場でNYダウ、S&P500、NASDAQ総合指数の主要3株価指数が揃って最高値を更新したことを好感し、東京株式市場も大幅に反発。日経平均株価は4営業日ぶりに上昇し、前週末比628円高となりました。 同日に発表された5月の機械受注統計が市場予想を上回ったことも企業の設備投資の増加を背景とする製造業の業績改善への期待を高めました。 続く13日(火)も前日比149円高と続伸しましたが、14日(水)以降は、目先筋の利益確定売りや新型コロナの感染再拡大への懸念、ファーストリテイリング(9983)の業績見通し下方修正などが投資心理を悪化させ、3日続落。週を通じては小幅高にとどまりました。 来
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』No.21

    2021-07-19 19:45  

    ~相場の観測~【週足】=上値抵抗線超えが焦点=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/13685 前回の「下降トレンドの脱出が焦点」(記:21/6/11)では、以下のように述べた。「2週の戻りのあと騰勢が一服した。また、高値(Q)30,467円以降の戻り高値が切り下がる(30,467>30,216>30,089:レジスタンスライン)下降トレンド内の動きにとどまっていることから下降トレンドから脱することが焦点となる。」
    とした。 実際には、上値をうかがう動きがみられたが、高値(S)29,441円を経て反落し、上値抵抗線を超えられず下降トレンド内の動きとなった。 よって、ひきつづき下降トレンドから脱することが焦点となるほか、高値29,441円を上回ると反転を示唆する経過となる。※上値抵抗水準(週末値)は
  • セリングクライマックス

    2021-07-14 15:12  

     何だか寂しい週末となるかと思っていたら先週末はようやく小さな日銀砲が市場に放たれたのか週末の最後の最後で日経平均が2万8000円に戻るなど週明けに期待を残す格好で終えた。 多くの投資家は全体相場がどこまで下げるか見極めようとする。 いわば他人任せと言えるが、全体相場も個別銘柄もセリングクライマックス的な動きを待っている。 NYダウもNASDAQ指数もS&P500もまだ強いというのに日本株が弱いのはなぜ?と聞かれそうな展開が続きましたが、相場は相場に聞け。 上がるか下がるしかない相場。下がるという見方、つまり弱気派は日経平均の下値を2万5000円というご託宣。日経平均3万3000円説の強気派はまだそうした見通しを変えていないのかはともかく現在は下に向かっている状況で流れに竿をさせない展開が続いている。 そうした株式相場の動向を運用者目線で筆者は眺めている。 先週末がセリングクライマックス
  • 市場潮流

    2021-07-13 13:08  

     今週(7月5~9日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で842円86銭下落し(率にして2.93%の下落)、2万7940円42銭で取引を終えました。2週連続の下落です。 東京都議選(7月4日投開票)で自民党の獲得議席が思いのほか伸びなかったことに加え、東京五輪の開催を控えた段階での新型コロナの感染再拡大、ワクチン接種の進展のスローダウン、緊急事態宣言の再発動などもあり、週を通じて売りが優勢となりました。 先週、「8、9日に上場投資信託(ETF)の決算が集中し、両日で分配金を支払うための大規模な換金売りが8000億円程度に達すると試算されている」と述べましたが、8日の日経平均株価が前日比248円安と下落したのに続き、9日も朝から急落。一時は同700円安近くまで売り込まれましたが、後場に入って急速に持ち直し、同177円安で取引を終えました。日銀によるETF買いの観測もありますが、さすがに広
  • 市場潮流

    2021-07-06 12:58  

     今週(6月28日~7月2日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で282円90銭下落し(率にして0.97%の下落)、2万8783円28銭で取引を終えました。4週ぶりの下落です。 今週は、米連邦準備理事会(FRB)が重視する米国の6月の雇用統計の発表を週末(7月2日)に控えたことに加え、新型コロナのインド型(デルタ株)の国内外での感染拡大への懸念などから、日経平均株価は週初の6月28日(月)から7月1日(木)まで4日続落。 ただ、7月2日(金)は前日比76円高と5日ぶりに反発しました。 外国為替市場での円安・ドル高の進行(1ドル=111円台に)、米株高などを支えに押し目買いが優勢となりました。 なお、米国の6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比85万人の増加となり、市場予想(同70万人)を上回りました。10カ月ぶりの大幅な伸びです。 ワクチン接種の拡大に伴う経済活動の再開で、企業の
  • 市場潮流

    2021-06-29 14:45  

     今週(6月21~25日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で102円10銭上昇し(率にして0.35%の上昇)、2万9066円18銭で取引を終えました。3週連続の上昇です。 前週末の18日(金)に、米セントルイス連銀のブラード総裁が22年中にも利上げを開始する可能性について言及したことで、同日のNYダウは前日比533ドルの大幅安となりました。 これを受けて、21日(月)の国内株式相場は、日経平均株価が大幅に続落。一時は前週末比1100円を超える下げ幅となり、引けでは同953円安となりました。 しかし、21日の米国株式相場はNYダウが前週末比586円高と急反発。 翌22日(火)の日経平均株価も前日比873円高と反発しました。 また、24日(木)は米国のバイデン大統領が、8年間で1兆2000億ドル(約132兆円)規模のインフラ投資について超党派で合意したと発表。NYダウは同322ドル高と上
  • 市場潮流

    2021-06-22 12:57  

     今週(6月14~18日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で15円35銭上昇し(率にして0.05%の上昇)、2万8964円08銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。 週初は、米国の長期金利の低下傾向を受けて、高PERのハイテク株に見直し買いが入り、日経平均株価は14日(前週末比231円高)、15日(前日比279円高)と続伸。15日は5月10日以来、約1カ月ぶりの高値をつけました。外為市場で円安・ドル高が進行したことも支えとなり、トヨタ(7203)が初の1万台を付けるなど好地合いとなりました。 ただ、無風で通過すると想定されていた15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、テーパリング(量的緩和の段階的縮小)に関する議論を開始することとなり、FOMC参加者の政策金利見通しは2023年に2回の利上げ予想となりました。これまでは、「23年中には利上げはない」との予想でしたので、
  • 株の玉手箱 『着眼大局着手小局』No.20

    2021-06-22 01:14  
    ~相場の観測~【週足】=下降トレンドの脱出が焦点=※チャートを用いた説明は、こちらにて掲載しております。https://1376partners.com/content_page/13479 前回の「下値を探る経過も反動高値幅が焦点に」(記:21/5/14)では、以下のように述べた。「4週連続の下げ(1,042円:週末ベース)から1週の反発(545円)を挟んで急落し、27,448円と前安値28,405円を下回った(下方に進んだ)ことから、高値(Q)30,467円に対する下値を探る経過となっている。また、高値からの下げ幅としては、1)3,152円、2)3,822円、3)3,938円などが挙げられる。反面、下げ幅が3,019円≒2,994円となり、一旦、反動高が生じやすい面もある。」
    とした。 実際には、2週の戻りのあと騰勢が一服した。また、高値(Q)30,467円以降の戻り高値が切り下がる(
  • 市場潮流

    2021-06-15 15:19  

     今週(6月7~11日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で7円21銭上昇し(率にして0.02%の上昇)、2万8948円73銭で取引を終えました。2週ぶりの上昇です。 10日(木)に予定された米国の5月の消費者物価指数(CPI)の発表を控え、基本的に様子見スタンスの小動きに終始した週となりました。 日経500種平均株価の採用銘柄で週間の上昇率が首位となったのはエーザイ(4523)でした。7日(月)に米食品医薬品局(FDA)が、エーザイと米バイオジェンが共同開発中のアルツハイマー型認知症治療薬候補「アデユカヌマブ」の申請を認めたことで買いが集中。エーザイ株は週間で40.9%上昇しました。 日経平均株価は、心理的な節目となる2万9000円を超えると利益確定売りが増加して押し戻される展開となりましたが、一方で新型コロナのワクチン接種が進み始めたことによる景気回復期待も根強く、下値には押し目買
  • 指数の動きからひも解く物色トレンド

    2021-06-09 14:25  

     個別株の動向に関心を寄せておられる皆さんに本日は直近の指数の変動から見たその物色のトレンドを解説しておきたい。 頭重い展開の日経平均とマザーズ指数。多くの個人投資家がこのところのこれらの指数変動を見て全体相場が調整ムードにあると判断されているのかも知れません。 ただ、一方でTOPIXと東証2部指数については、どうも新たな局面に入りつつあるのではとやや強気の見方に傾きつつあるのではと思います。 東証市場改革が打ち出され今月末基準で3つに区分されようとする中で個別企業は一体、自社がどの区分に位置しているかを既に分析し理解していると思われます。 時価総額(株価×発行済み株式数)や流通時価総額(株価×流通株数)を意識しての自助努力は株価に反映されがちです。そのボーダーラインにある銘柄の株価に上振れの可能性をある点をまずは認識しておく必要があります。 プライム市場とスタンダード市場の境界線にある