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2015年を振り返って
2015-12-30 11:54今年も残すところ泣いても笑っても4日となってしまいました。 2015年の本コラムも今日でおしまい。 読者の皆様には1年間のご愛読を賜り心より御礼申し上げます。 山あり谷ありの株式相場。アベノミクスの成果が問われた2015年の景気が思ったほどではないとの批判もあったのかも知れませんが、今年も昨年末に比べ て日経平均は上昇し、日本の株式市場は皆様の資産形成に資する国民のインフラとして、その役割を十分に担ってきたと言っても良いかと思います。 日経平均は昨年末の17450.77円から1月16日の安値16592.57円をボトムに上昇トレンドを描き、6月には20952.71円の高値まで26.3%の上昇を演じました。 この段階での強気の意見はその後の調整相場で一気に後退。ギリシャ危機に中国経済の崩壊、更には米国の利上げ観測が相場の重しとなって調整トレンドが続き9月には16901.49円という年 -
マーケットの方向感
2015-12-30 11:522015年のマーケットが終了しようとしているが方向感が定まらない。 2015年最大のテーマであった米国の利上げが12月に行われたが、その影響をマーケットは消化しきれていないと思う。 利上げは教科書的には株価の下落、ドルの上昇だが、その傾向が顕著にでているわけではない。その意味ではFedの戦略がうまくいき市場は利上げを既に織り込んでいた可能性がある。 2016年は利上げのペースを巡って、市場がそれを織り込みにいく動きが注目されるだろう。 ドル円の今年のレンジは今のところ約10年で8%ほどの変動率と、非常に低い変動率に終わった。 だいたい狭いレンジの次の年は大きく動くパターンが多いので期待したい。 (YEN蔵) *ブログ「YEN蔵のFX投資術」http://www.yenzo.net/ (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願い
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