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記事 3件
  • 超小型原子炉の未来

    2014-05-13 17:19  
    2011年3月11日2時46分、あなたはその時どこにいましたか?  多くの日本人の脳裏に残った21世紀の出来事でこれほどまでに鮮明に刻まれた日時はないでしょう。歴史的な東北大震災での大津波とその後の福島における原発事故を同時期に生きた者同士は共通の思いを抱くことになります。  私はあの時にどこにいて、何をしていたとか、怖かった思い出、テレビにくぎ付けとなった思い出、帰宅困難となって、どこかに泊まったといった話、駅までの長い道のりを歩いて帰った話などなど思い起こす多くの日本人がいる筈です。  あの出来事が起きて以来、原発への忌避を表明する人たちが一気に増えていきましたが、たまたま先週私はむしろ積極的に活用しエネルギー問題を解決に導こ うという企業からプレゼンを受けました。ご興味ある方はイノベーターズフォーラムの事務局までお問い合わせ頂きたいのですが、要するにこれまでの大型の原 発施設ではなく
  • 市場潮流

    2014-02-04 22:50  
    今週(27~31日)の東京株式市場は、日経平均株価で477円(3.1%)下落となりました。1月月間では1376円の下落となり、リーマンショック直後の08年10月(2682円の下落)以来の下げ幅となりました。  アルゼンチンや中国、トルコなど新興国経済への不安が高まるなか、米FRBの量的緩和縮小が継続、日本株の重荷となりました。国内企業の13年4~12 月期決算が本格化しつつあり、概ね想定通りの好決算が相次いでいますが、個別銘柄はともかく、全体を押し上げる材料とはなっていません。  来週を展望しますと、7日(金)に米国の雇用統計(1月)の発表、9日(日)に東京都知事選の投開票を控えており、基本的に模様眺め機運が継続すると思われます。  一方で、4日(火)にはトヨタ(7203)が3Q決算を発表します。既に発表があった新日鉄住金(5401)、アルパイン(6816)なども自動車関連事業が好調に推移
  • 三角保合いの頂点

    2013-10-30 14:19  
    株は上がったり下がったりと変動します。だから面白いと思うか、だから難しいと考えて市場から遠ざかるか人それぞれ。  この変動を面白いと考えて、資産の増殖に積極的に生かしている投資家は上がった局面での利益確定と、下がった局面での買いを繰り返すことで資産の増強を図っているのかも知れません。  日経平均株価は再び14000円割れ寸前まで下落し、いよいよ正念場。ここを絶好の買いタイミングと見るか、下放れのポイントと見るのかによって売買作戦が違ってきます。  アベノミクス相場がまだ入り口に過ぎないということでは未来はまだ明るい。でも、昨年10月安値から既に6割以上も株価が上昇しているのも事実。中には 何倍にもなってしまった銘柄もありますので売りたくもなります。来年からキャピタルゲイン課税が10%から20%へと引き上げられますので今のうちに益出 しの売りをしておこうという投資家も多いかと思います。  そ