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高配当利回り銘柄は下げ相場に無関係!?
2016-01-26 19:02株安の中で個別銘柄も信用の投げや換金売りで大きく値を消している銘柄が見受けられます。一方で低PER、低PBR、高配当利回りの銘柄には底堅い動きが見られます。 先般来、100株以上の株主への優待制度を発表したエストラスト(3280)や三機サービス(6044)が人気化したほか、ハウスドゥ(3457)も優待制度の発表後、堅調な値動きを辿るなど実利を重視する個人投資家からの評価は高いようです。 また、優待制度ではなく実際に増配を発表して株価が一時的にせよ上昇するケースが見られます。株価が下落すると配当が一定でも配当利回りは上昇します。 株価が下がらなくても配当が増える見通しであれば配当利回りは上昇します。そうした状況の銘柄は業績が極端に悪化しない限りは株価が配当利回りで下支えさ れることになります。 そうした事例として和歌山県海南市に本社を置くガーデニング品の製造販売会社のタカショー(759 -
たかが株主優待、されど株主優待
2016-01-20 00:11先週の出来事の中で面白い現象が2つの銘柄に生じました。 2つの銘柄とも株価が低迷してきた中で株主優待制度の実施を発表。 企業は株主に対して利益の還元を行いますが、還元の仕方としては配当金によるものに加え株主優待制度を導入して自社製品やお買い物券、乗り物無料券など様々な優待を行い株主に報いることで長期に株式を保有させようと懸命です。 投資家もそうした優待制度を利用して生活を充実させているような方もいますが、今回取り上げる2銘柄はいずれもクオカードの贈呈というものです。 山口県に本拠を置くマンションデべロッパー、エストラスト(3280)が発表した優待制度は100株以上を保有する株主にクオカード2000円分を贈呈するというものでした。 配当金は年8円ですので、2月末に100株保有していれば発表前の株価が522円でしたので、5万2200円に対して2800円、利回りは5.36%となりますの -
株価の下落要因
2015-08-05 16:24「株は買うのは簡単だが売るのが難しい。」 ひとたび株に投資すると欲との戦いが始まります。欲を出し過ぎてまだまだ上がると見ているとそこで折り返して急落して儲け損なうこともありますし、早く売り過ぎて、その後急騰してもっとも儲かったのにと地団駄を踏んでしまうこともあります。 ですからこうした率直な株の売買をめぐる意見が出ることになります。 多くの億の近道の読者の皆さんのような百戦錬磨の投資家ですら、こうした出来事が日常茶飯事なのかも知れません。 株価は投資家の売買で上がったり下がったりします。投資家は株価にそれほど値動きのない間はあまりアクションを起こそうとしません。 この結果出来高が薄くなってしまいます。 穏健な株価推移を続けてきた株にひとたび上げ下げの変化が見えてくるとそれについていこうとする投資家が押し寄せます。 株価が上昇トレンドに入ってくると投資家はどこまで上がるのかと手 -
銘柄百花繚乱
2015-07-15 00:45株式市場にうごめくお金は投資効率を狙ってあちこちに動いていきます。 億の近道の読者の皆さんもそうした個別銘柄の動向に関心をもっておられるものと思います。 機関投資家が売買の対象とする主力株も銘柄ごとに異なった値動きを見せていますしましてや個別銘柄も動きはまちまちです。 時には高いにしろ安いにしろなぜこんな株価がついているのかわからない銘柄もありますし、全体相場が調整した局面では需給面(信用取引)に影響を受けて想定以上の値下がりを見せたりする場合もあって、それぞれになかなか面白い変動が見られます。 本日は私のカバー銘柄(中小型銘柄)からいくつか取り上げてみたいと思います。 1.超割安銘柄となったEJホールディングス(2153) 時価1000円 岡山に本社を置く総合建設コンサルタント。5月決算で先週末に決算発表。前期は想定を上回る決算となり、今期も高水準の決算見通しを発表。小幅の減
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