• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 2件
  • 市場潮流

    2020-07-08 01:03  
     今週(6月29日~7月3日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で205円60銭下落し(率にして0.9%の下落)、2万2306円48銭で取引を終えました。3週ぶりの下落です。 米国などでの新型コロナウイルスの感染再拡大が止まらず、また、6月30日(火)に中国が「香港国家安全維持法」を公布したことで、米中対立の深刻化への警戒も高まり、上値の重い展開となりました。 週間の動きを概観しますと、週初の29日(月)は米国での感染再拡大への懸念などから、日経平均株価は前週末比517円安と大幅に下落。 続く30日は、米中の景気指標の改善を好感して前日比293円高と回復。 1日(水)は国内でも感染者数が増加したことを受け、同166円安と反落。 2日(木)は再び米中の景気指標の改善を受けて同24円高と小反発。 3日(金)は前日に発表された米国の6月の雇用統計が予想以上に改善したことを好感し、同160円高と
  • 将来性に投資する

    2015-06-23 15:24  
    未来のことは誰しもわからないが、ある程度予測することはできます。  映画バックトゥーザフューチャーではタイムマシンで過去から未来に移動し未来起きることを知って賭け事で儲けようとする企てが展開されたりしますが、株式投資の世界でも未来の株価がわかれば、そのような儲け話につながる訳です。  とは言え、未来を予測しても現実問題はそう簡単にはいきません。ただ、足下の状況から判断して今期の業績を予測することは現実に多くのアナリストが行っていることです。  投資家にとっての課題はいかに中長期の将来性を読み取れるかになります。前期実績の経常利益が1億円しかないとしても3年後に10億円になることがわかればその株を安いうちに買っておけば時価総額が何倍にもなる可能性があることになります。  更にそれが100億円、200億円の水準となれば時価総額は膨らみます。2期前に2.6億円の経常利益しかなかったミクシィ(21