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米大統領選後の株式相場とIPO市場
2020-11-11 22:46米大統領選はようやく民主党のバイデン候補勝利でほぼ決着を見た。 ほぼというのはトランプ大統領の敗北宣言がまだなく最高裁への提訴が控えているためだが、株式市場には既にどちらが大統領になろうとも大勢(上院での共和党優位)に変化はなく、今後の経済運営その他にも大きな波乱はないという判断の下、停滞局面から短期急騰という流れが見られる。 大統領選を前にした市場にはコロナ禍もありリスクオフ、様子見のムードが続いてきたが、3QのGDPの大幅回復などもあり、蓄積してきた買いエネルギーが噴出してきたとの印象も持てる。 米国株が意外なほど堅調な展開となってきたことを受けて、日本株にもその流れが受け継がれ、とうとう日経平均は2万4000円台に乗せバブル崩壊後の戻り高値を更新してきた。とは言え、このところの物色の流れはソニーなど限られた銘柄に主導され、出来高面での迫力にはやや欠けているように思われる。 親中派の
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