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記事 30件
  • 【対談】日本人はなぜ、なかなか運用を始めないのだろう?

    2020-09-24 23:22  
     今回は竹川美奈子さんに対談をお願いしました。[竹川美奈子氏プロフィール] 出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年FP資格を取得後、投資信託やiDeCo(個人型確定拠出年金)、マネープランセミナーなどの講師も務め、投資初心者に向けて長期分散投資のメリットを伝えている。 今回は、悩める個人投資家の本音をよく知るお二人に「日本人はなぜ、なかなか運用を始めないのだろう?」をテーマに語りました。竹川美奈子さん(以下、竹川):「日本人は……」と括るとき、比較対象は欧米になっていることが多いと思いますが、じつはアメリカで活発に投資を行っている個人投資家は富裕層が中心なんですね。 金融リテラシーも含め、一般の生活者レベルで比較すると、日本もアメリカも大きく変わらないという指摘があります。小屋:たしかに、それは感じますね。ただ、日本の場合、最近までお金持ちもあまり運用に積極的ではありませんでした。竹
  • ウェルスナビ 柴山さんと考える『いま日本に必要な金融サービス』-後編

    2020-09-07 17:05  
     今回のメルマガでは、いま運用業界でも話題になっているロボアドバイザーの会社を経営する柴山社長との対談を記事にしました。●それでも心のどこかにある「投資は危ない?」という不安感は的外れ?小屋:アメリカでキャリアの長いファイナンシャル・アドバイザーの人たちと話すと、金融ビジネスは「スノーボールを転がすようなものだ」と言われるんですね。 お客様の信頼を得ることができれば、預かり資産はスノーボールを転がすように徐々に大きくなっていく。ただし、最初の何年かきつい上り坂があって、大変な思いをする。でも、どこかでその坂を超えれば、自然に転がっていって大きくなっていくビジネスだ、と。 僕も会社を立ち上げて数年はきつい時期が続きました。 それでもがんばれたのは、信じてくれるお客様がいてくれたからです。 5年目を迎える頃、預かり資産が増え、結果も出るようになり、目の前で喜んでくれるお客様とさらにいい関係を構
  • ウェルスナビ 柴山さんと考える『いま日本に必要な金融サービス』-前編

    2020-08-23 23:01  
     今回のメルマガでは、いま運用業界でも話題になっているロボアドバイザーの会社を経営する柴山社長との対談を記事にしました。●中学時代、経済に興味を持った2人が資産運用のプロフェッショナルに-個人の世帯や法人オーナーとの対面での相談を中心にライフプランのコンサルティングを行う小屋さん。 AIを使ったロボアドバイザーによる資産運用サービス「WealthNavi(ウェルスナビ)」を立ち上げ、これから資産を形成する若い世代に「長期、積立、分散の資産運用」を広めている柴山さん。 一見、まったく異なるサービスを展開しているよう見えるおふたりですが、古くからの知り合いと聞きました。柴山和久さん(以下、柴山):じつは、中学・高校の同級生なんですよ。中1の時に同じクラスになったのが、小屋さんとの出会いです。同級生の人数が少なかったこともあって、みんな仲が良かったよね?小屋:たしかに。柴山:とにかくみんな真面目
  • 一日中ゲームばかりしていてはいけない理由

    2020-07-17 23:57  
     億近読者の皆様こんにちは。 お金の教育に特化したFP、遠藤功二です。 私は、小学生になったら家庭でお金の教育を行うことを推奨しています。 今回は、お金の教育は世にある罠から身を守るというお話をさせて頂きます。 皆様、子供がゲームばかりしていると不安になることはありませんか。 うちは、単純に目が悪くなるからゲームの時間を決めています。 しかし、ゲームに対する考え方は、親によってかなり違いがあると感じています。 ゲームに寛容な親御様は、 「子供のうちは好きなことを思い切りさせてあげたい。」 「ゲームも頭脳が鍛えられる。」 「ゲームをしてないと友達と話が合わない。」 「親自身もゲームが好きだ。」という方が多いのではないでしょうか。 一方、ゲーム依存症や1日中引きこもってゲームをしている情緒不安定な子のエピソードなどを聞くと親としては、不安になるのも自然です。 子供の意思を尊重したいという想いは
  • 顧客の行動から考える残念な3つの資産運用パターン

    2020-07-14 01:41  
     最近は、お客様の資産運用のレポートを作成してまとめているのですが、少なからず、資産運用では取れない方が良い行動をとることによって運用のパフォーマンスを悪化させている顧客を見かけます。 そこで、運用のアドバイザーから見て「残念」と感じる顧客の行動パターンについて考えてみたいと思います。1.1年という短期で運用結果を判断してしまう 1番残念なパターンはこれです。 株式というポジションにお金を投じた場合には、運用のリターンは少なくとも5年、できれば10年以上の時間軸で、資産が成長してくことを理解して欲しいものです。 株式運用を開始するお客様には、口を酸っぱくしてこの事について話をしたうえで運用開始するのですが、一定数のお客様は、そうはいっても1年後に資産が増加していないと継続をあきらめてしまう結果になってしまったりします。 先日も、2015年~2016年の時期に、相場が悪く、1年間で運用を辞め
  • 資本主義はお金が手品のように増えていく

    2020-05-12 00:00  
     日本の金融教育のガイドライン、金融リテラシーマップでは、小学生の時に暮らしを通じてお金の様々な働き方を理解することを求めています。(出典)知るぽると 金融リテラシーマップhttps://www.shiruporuto.jp/public/document/container/literacy/ ただ、「お金の働き方」についてどのように教えたら良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。 ご存知の通り、資本主義経済の中では、お金の役割は人の体で言うところの「血液」です。 今回は、自宅でできる「お金の働き方=資本主義の中でのお金の血液としての役割」の教え方についてお伝えしていきます。■資本主義はお金が手品のように増えていく 「株式会社の仕組み」を伝えることは「資本主義経済の仕組み」を伝えることを意味します。 新型コロナの影響でご自宅にお子様といる機会が多い方は、「会社ごっこ」をするこ
  • コロナ騒動で見えなかったものが見えてきた3つのこと

    2020-05-06 00:37  
     今回のコロナ騒動で普段は目につかなかった事も見えてくる機会が多い気がします。1.SNSの投稿が増える 普段はSNSでROM専門(読むだけ)の人が急にコロナ関連の話題になると、発言したり、人の記事をシェアしたりすることが多くなっている気がします。 私の事を言えば、コロナ関連の情報については不確定要素が大きく、なかなか発言やシェアが難しいなと感じて、普段よりも投稿が少なくなったこととは対照的でした。 そして、記事のシェアというのは、本質的にはその記事の内容を拡散して影響力を与えたいという事でしょうから、その方の考え方や思想を反映したモノになる傾向があります。 その意味では、今回のコロナ騒動の中で、普段発言をしていなかった方々が、どのような発言をしたり、シェアしたりするのかを興味深く見ています。2.不安や悲観的な見方に苛まれる 日々、不安な情報に囲まれるせいなのか、徐々に不安や悲観的なモノの見
  • お小遣い制は変化を楽しむ

    2020-04-27 00:23  
     億近読者の皆様、こんにちは。 お金の教育特化のFP、遠藤功二です。「小学校がいつスタートになるの?」「家庭学習にも限界がある」、と思われている方に、家庭内でできるお金の学習の継続のコツをお伝えします。 家にお子さんがいると、家のお手伝いをさせてお小遣いをあげる、ということをされている家庭も多いかと思います。 しかし、意外にこのお小遣い制が継続しないと言う声も多く聞きます。「管理がめんどくさくなった。」「毎回子供にお金お金と言われるのが嫌でやめた」「子供のモチベーションが続かない。」などです。 いわゆる三日坊主に陥るというものです。■継続のコツ:変化を楽しむ お小遣い制を継続するには、親側が変化を楽しむしかありません。 よく考えてみてください。 大人である我々も、毎日同じ仕事、毎月固定給では仕事に飽きてしまいませんか? 私は大手銀行で働いていましたが、毎日の繰り返しにかなりストレスを感じて
  • 顧客とのリバランスのミーティングで気づいたパフォーマンスを上げる3つのこと

    2020-04-17 17:42  
     ちょうど今週からクライアントの皆さんと、このマーケット下でどのように 行動すべきかという事を含めてミーティングを重ねています。 リモートワークの声がけもあってか、ほとんどのクライアントさんとオンラインでミーティングを行うようになりました。 ちなみにツールとしては、Zoom(Zoom Video Communications)とマイクロソフトのTeamsを利用しています。(Zoom社は株価を見てみると1月からは倍になってます) そのミーティングを重ねる中で、中長期で資産運用を行いパフォーマンスを上げるのに必要だとアドバイザーとして実感していることを3つお伝えします。1.日常のキャッシュフローが黒字の世帯は強い 現役世代にこのパターンが多いのですが、恒常的にキャッシュフローが黒字 の家計はこういうときにもやはり強いです。 運用資産そのものを取り崩さなくても済むという事に加えて、このタイミン 
  • 目利き力を鍛える

    2020-03-27 11:42  
     億近読者の皆様、こんにちは。 お金の教育特化のFP、遠藤功二と申します。 私は、家庭でできるお子様向けの金融教育の方法について、連載しております。 日本国内で定められている「金融リテラシーマップ」では、小学生の時に金融取引の基本としての素養として以下のことを身につけて欲しいと書かれています。(以下、「」内は引用箇所)「小学生が巻き込まれる金融トラブルの実態について知り、消費生活に関する情報を活用して比較・選択する力を身につける。」(出典)知るぽると 金融リテラシーマップhttps://www.shiruporuto.jp/public/document/container/literacy/ 「情報を活用して比較・選択する力」 これは大人でも難しいですね。 では、どのようにこのような力をつけていけば良いのでしょうか。■「価値基準を持つ」 小学生はともかく、学生が巻き込まれやすい金融、消費