-
有料メルマガライブラリから(480)「投資家の資金が集まりやすいと誰もが考える銘柄を選んでいきたい」
2023-06-08 15:35
有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「投資家の資金が集まりやすいと誰もが考える銘柄を選んでいきたい」 (有料メルマガ第333回・2015/6/9配信号)※2015年6月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 粉飾の状況によっては、東芝がどうなるか予想もできない状況です。やはり、企業のファンダメンタルズを調査しないで、チャートなどや投資テーマだけで判断して投資をすると、うまく儲けられることもありますが、ババをひかされてしまうことも出てきます。 もちろん多くの機関投資家のプロたちが調査して、東芝に投資をしていたわけですから、 -
2009年億近10周年イベントの質問から
2021-10-15 22:26
この内容は、2009年に億の近道創刊10周年イベント時に石川臨太郎氏へ寄せられた質問へ、回答したものです。 石川氏の投資哲学の一端をお楽しみください。Q1.銘柄分析で何が重要だと思いますか?3つ挙げて下さい。 また、その理由はなぜですか。A1.私が重視しているのは、資産価値と事業価値の両面です。 1)資産価値は、不況時にも生残るための個人の家計いえば、蓄えですから、現・預金、投資有価証券、土地など、現金に換えやすい資産を時価総額に比べて、どの程度持っているかを重視しています。 2)ただ現金や投資有価証券をいくら沢山持っていても、預金金利や配当は微々たる物ですから、企業が利益を上げる源泉である、設備投資などをきちんと行なっているかも、重視しています。 3)事業価値としては過去の経常利益の状況から、その企業の利益獲得力の強さ、安定性を確認するように、しています。Q2.株式投資で何が重要だ -
コロナ後に飛躍成長する企業を模索
2021-06-09 14:29
悲喜こもごもの決算発表で変動を続けてきた株式相場。ここに来て調整ムードの中から徐々に抜け出そうとしているものの、外国人投資家や日銀頼みだけでは迫力不足にならざるを得ない。 それでも投資家は今後の時流に乗る可能性のある個別銘柄を模索されているに違いない。 半導体不足、円安トレンドや銅、木材などの素材高、食料品価格の上昇などインフレ状況を醸成しそうな流れから金融政策のテーパリング、長期金利上昇など指摘する声もあり、そうした株式相場にとっては波乱要因となりそうなネガティブな材料を横目に水面下ではアフターコロナ時代に活躍する有望銘柄を見出す努力が続いていると考えたい。 企業の決算内容には単に数字の羅列だけでは分からないことが山ほどある。 過去から現在、更には未来へと続く企業経営の方向性を読み解く投資が皆さんのポートフォリオ構築にとっては重要な点だろう。 売上や利益、財務内容といった定量分析で得 -
年明けから堅調さを維持していた株式市場はちょっと陰りが出始めたようです。
2021-02-10 11:46昨年11月から上昇を始めた東京市場は多少の調整を経て、年初1月14日に28979円まで上昇しました。その後、米国市場での小型株市場での乱高下を受けて、市場全般が売られたことにより、東京市場も一時的に急落しました。しかしその後、米国市場の反発で切り返す動きを示しています。 日米で決算発表が連日行われていますが、今までの業績好調を背景に上昇していた「半導体関連株」に売り圧力が強く、東京市場でも半導体主力の東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコなども、好決算であったものの、NY市場同様に売り圧力が強く、決算発表後は軟調な動きが続いています。 その他、半導体関連銘柄にも同様な動きが見られます。 また、日本電産も決算発表後、14975円の高値を示現したが、その日から一転売り優勢で推移しています。その他でもエムスリーなど225銘柄としても指数を押し上げていた銘柄も内容は好調な決算発表でしたが売り -
株の玉手箱 老後資産1億円達成への相場道#15
2020-10-14 14:47~未来の市場環境を見通す!年内の相場観や注目セクターが丸わかり!~≪起こり来る必然的なバブル相場に備える≫ 今年前半にもたらされた災厄、人々を喧騒の渦に巻き込んだ新型コロナウイルスですが、同時に地球規模での政策対応として超金融緩和・財政支援が積極的に行われ、金融市場は瞬く間にコロナショック前の水準を回復してみせました。 あれからまだ半年が経過したところですが、徐々に落ち着きを取り戻して実体経済でも経済活動が再開しつつあります。直近のマクロ経済指標は予想を上回るペースで回復を示し、ウィズコロナに適応したハイテク企業を中心軸に株価指数は高値圏へと誘われました。 とりわけ注目度が高い米国株では、NYダウ工業株が9月3日に29,199ドルのコロナショック後戻り高値をつけました。史上最高値29,568ドルにはいま一歩及びませんでしたが、S&P500は9月2日に3,588ポイント、ハイテク株主体のナス -
安倍首相礼賛
2020-09-04 17:05戦後最強の首相と言うべき安倍首相が様々な外交上の実績を残し、持病の悪化を理由に辞任することとなった。 ようやくコロナ禍が収まりつつある中での政界のトップリーダーである安倍首相の辞意を受けて新たな首相候補が名乗りを上げ、各メディアはコロナ禍の情報から、そのことに報道の姿勢を変え始めたとの印象も出てきた。 安倍首相の辞意表明という情報が伝わると先週末の株式相場は一旦の下振れを見せたが、冷静さを取り戻した週明けは再びリスクテイクの動き。日経平均は、一時23342円まで戻ってきたが、その後はまた小緩んで引けた。 ジリ高トレンドの中の格好の下振れをうまく捉えられた投資家もリスクオフを急ぎ過ぎた投資家もまたこれまでのトレンドに戻ってきたと言えるが、海外株に比べて日本株の頭が重いのも事実。 米国市場に比べて圧倒的に小さくなった日本の株式市場の時価総額。600兆円の時価総額はGDPの伸びが小さい状況下で -
株の玉手箱 次の内需関連を探せ!
2020-08-12 01:34今週に発表されたカカクコム1Q収益は、売上高が33%減少の95億円、営業利益で66%減の22億円で大幅な減収・減益となってしまいました。 特に厳しかったのが食べログで、売上高は17億円と前年1Qの63億円、4Qの65億円と比べても大幅な収入減に見舞われています。新型コロナウイルスにより外食産業でのネット予約人数が大幅に減少、新規営業も5月までストップと環境は厳しかったことでしょう。 新興メディア・ソリューションも人の往来の減少で旅行や映画中心に減収となり大幅な減収となっています。 しかし価格.comは59億円で、前年4Qの63億円からは減少しましたが、前年1Qの56億円を超えてきております。広告やサービスはそれぞれ14.5%減収、5.1%減収でしたがショッピングが27.9%増収と事業全体を引っ張ったのです。 ショッピングでは減収の製品カテゴリーもあったことでしょうが、在宅勤務、巣籠により -
【たけぞう氏「2020年下半期注目投資テーマ&注目銘柄セミナー+YEN蔵氏との座談会」 開催!!
2020-08-08 02:12昨年5月に開催し、大好評を博した、たけぞう氏+YEN蔵氏」のセミナーをまた開催いたします!■今回のテーマは「2020年下半期注目投資テーマ&注目銘柄」です。◆今後の相場展望を解説! 24年以上株式ディーラーで活躍してきた、たけぞう氏が、今年後半の注目投資テーマを解説します。◆有力銘柄、注目銘柄もピックアップ! 投資テーマに関連した銘柄を具体的にお話しします。◆YEN蔵氏との座談会も開催! 外資系銀行で為替ディーラーだったYEN蔵氏との座談会も同時開催。 為替だけでなく株式にも造詣が深いYEN蔵氏の、世界的なトレンドや金融業界の動きなど、貴重な話題を聞けるチャンスです。 Twitter: @YENZOU【たけぞう氏よりご挨拶】 億の近道では昨年5月のセミナー以来2回めとなります。たけぞうと申します。 私は昭和63年(1988年)に証券会社に入社をして4年間、東京証券取引所で場立ちをしました。 -
株の玉手箱 老後資産1億円達成への相場道#9
2020-05-12 00:04日本は緊急事態宣言からちょうど1か月が経ちました。 この大型連休中に政府は緊急事態宣言のさらなる延長を決定し、とりわけ特定警戒都道府県の範囲では接触機会の削減を徹底することを訴えています。 しかし、目を海外に転じてみますと世界最大の感染国となった米国はじめ欧州の要であるドイツ、そしてオーストラリアやニュージーランドといったオセアニア地域でロックダウンや制限解除に向けた動きが活発化し、正常化への道筋を模索している段階にあります。 株式市場においても米国の経済活動再開に向けた期待は押し上げ要因としても強力に作用しています。ウイルス終息に関してはまだまだ前途多難で道半ばですが、パニック的な混乱状況を脱して冷静にウイルスと向き合い、そして共存する社会の未来像、“ポスト・コロナ”を描き始めたと言えます。 このウイルス騒動を乗り越えた先にある技術革新について、さらには強力な大型経済対策、大規模金融緩 -
株の玉手箱
2020-04-09 20:16連日で報道される新型コロナウイルスをめぐる感染拡大のニュースと各国の対応、そして一向に落ち着かない金融マーケットの激しい値動き、投資家の気苦労もさぞかしといった具合かと思われます。 日本国内においても緊急事態宣言の是非に始まり、それと同時に政府からは対策の観測気球が打ち上げられては不平不満の声が噴き上がるなど、厭世的な雰囲気が世の中を覆っています。 新しい令和の時代到来とともに今回の新型コロナウイルスは世の中を大きく作り変えていく転機となろうことは明白で、投資家は次なる時代を見据えながら混沌とした今を生き抜かなくてはなりません。 いつの時代も転換期というのは、混濁した不安と希望が入り混じり、類まれなる英雄の登場や画期的な技術革新が進むことはこれまでの歴史上でも証明されてきたことです。 激動する時代で必要なのは、正しいか正しくないかといったそれまでのモノサシで考えることよりも、新たな価値基
1 / 2