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IPOを考える その1:IPOとは
2018-11-21 14:28
創業から発展、飛躍に至る過程で企業は上場という選択肢を前に大いなる決断に迫られます。 企業にとって創業は誕生日と同じですが第2の誕生日と言えるのがIPOです。初めて株式を一般に公開することであることは皆様、既にご存知の通りかと思います。 東証の鐘つきはIPO企業の定例行事ですが、様々な審査や準備を経てのIPOは世間に認められた第1歩と言えますので感慨もひとしおではないでしょうか。 企業は創業時においてはまだ先が見えないひよこのような状態なのかも知れませんが、ビジネスが確立され売上、利益が拡大し、円満な取引先との関係が構築され、キャッシュフローが生まれてくるとより一層の事業拡大に向けた資金調達を計画し始めます。 最初に得る資金はエンジェルマネーや銀行からの借入金かも知れませんが、それによって販売網が拡大したり開発力がついて設備資金へのニーズが高まります。人材への投資も必要になっ
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