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記事 11件
  • 自己株買い礼賛

    2019-05-27 23:37  
     株価が割安だと感じられると経営陣は自己株を買うという施策を打ち出すことになる。 ソフトバンクGの孫社長も思い切った自己株買いで株価の上げを演出。ソニー、三菱商事、キヤノン、三井住友FGなど日本を代表する企業がこのところ自己株買いに?積極的に取り組む動きを見せている。 中堅どころではフランスベッドが発行済み株式の5%以上の比較的まとまった自己株買いを実施。また日本管理センターも株価の低迷が見られる中で上限55万株、同6億円の自己株買いを実施。株高につながっている。 ソルクシーズも上限80万株(6.4%)、上限5億円の自己株買いを本年末まで実行するとしている。 自己株買いを発表すると上限株数や上限額にもよるがかなりの確率で株価は上昇する。個人投資家の皆さんにとっては株高につながる訳で、大いに歓迎したい筈。蓄積した自己資金を遊ばせないで自己株買いに用いる動きが活発化しつあることは歓迎される。 
  • 市場潮流

    2016-09-20 18:55  
     今週(9月12~16日)の国内株式相場は、日経平均株価が週間で446円47銭(2.6%)下落し、1万6519円29銭で取引を終えました。  週初から米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が高まり、市場ではリスクオフの流れが強まりました。日銀のマイナス金利の深掘り観測なども高まり、銀行株も売られる局面がありました。  こうしたなか個別では、米アップルのスマートフォン「iPhone」の新モデルの予約が好調と伝えられたことで、部品を供給するアルプス(6770)が 買われた他、三菱商事(8058)がTOBにより子会社化するとの報道で、ローソン(2651)も買いを集めました(16日にTOBを正式に発表)。  来週は、20~12日に開催される日銀の金融政策決定会合、連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まります。  筆者は、ともに金融政策の変更はないものと予想しますが、いかがでしょう。  むしろ
  • 三菱商事(8058)

    2016-09-07 14:03  
    【ポイント】 1.垣内威彦新社長のもと、新たな中計を推進。業界トップ級の経営資源の活性化により、強固な収益基盤の再構築が期待できる。 2.16/3期に大口の減損損失を計上したことで、中期的な償却負担の減少が見込まれる。 3.17/3期第1四半期(1Q)の連結業績は順調な滑り出し。会社側通期純利益見通し(2500億円)に対する進捗率は40%。 4.配当には下限(1株当たり60円)を設定し、持続的な利益成長に合わせて増配していく方針。 5.グローバルな人口増に伴う将来的な資源・エネルギー、食糧などの需給逼迫、市況上昇を視野に入れ、中長期的な投資対象となる。【特徴・概要】  三菱グループの中核企業。戦前から総合商社として活躍。  現在は、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業、地球環境・インフラ事業の7事業部門を擁し、資源分野、非資源分野双方に強みを持つ、最も「総合商社らし
  • 投資クラブの投資パフォーマンス報告

    2014-09-11 23:28  
    これまで連載の中でたびたび私の主宰する「投資クラブ」で検討をしている銘柄をご紹介してきました。 今回は現在のパフォーマンスを公開したいと思います。 これが現在のポートフォリオです。 名称 価格/保有数/時価/購入価格/損益/パフォーマンス 三井物産(8031) 1,725/200/345,000/235,350/+109,650/+46.59% 三菱商事(8058) 2,233.5/200/446,700/399,450/+47,250/+11.83% インテージホールディングス(4326) 1,403/400/561,200/372,381/+188,819/+50.71% 平安レイサービス(2344) 745/1,200/894,000/697,228.8/+196,771.2/+28.22% アドバンス・レジデンス投資法人(3269) 249,400/1/249,400/138,52
  • 市場潮流

    2014-07-22 17:53  
    今週(7月14日~7月18日)の東京株式市場は、日経平均株価で51円、率にして0.3%のわずかな上昇となりました。  週前半は堅調な米国株の動きを受けて買われたものの、後半はウクライナ情勢、中東情勢の緊迫化など地政学的リスクの高まりを受けて調整しました。基本的 には、5月以降の上昇を受けた調整局面にあると考えますが、局地紛争の連続など海外情勢が厳しいにもかかわらず、底堅い動きと評価出来ましょう。  総合商社の株価動向をみますと、鉄鋼原料(鉄鉱石、原料炭)の市況低迷にもかかわらず、堅調な推移が続いています。鉄鋼原料の取引価格は、スポット価格 を参考に四半期ごとに決定されますが、鉄鉱石は6月にスポット価格が1年9カ月ぶりに1トン当たり90ドルを割り込んだことなどを反映し、14年7~9月 期の豪州産粉鉱石の取引価格は99ドルに決まりました。直前の4~6月期の118ドルからは約16%の下落です。
  • 市場潮流

    2014-07-14 16:30  
    今週(7月7日~7月11日)の東京株式市場は、日経平均株価で5日連続の下落となりました。週間では273円、率にして1.8%の下落です。  米国の株式も調整含みであり、これまで堅調に推移してきた日米の株式も調整局面を迎えたようです。10日にポルトガルの金融不安が浮上したことも売り材料とされていますが、ただちに欧州全体の金融システム不安に結びつくことはないように思います。  現在、欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の主要銀行に対し、健全性を確認する「ストレステスト」を実施しており、経営難の銀行が出てきた場合には、公的資本の注入などを含むそれなりの対策を実施するものとみています。  やはり、国内株式相場の下げは上昇局面の中での一時的調整と見てよいでしょう。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)も11日には107.29%まで 低下してきました。6月下旬には160%を超える水準まで上昇、過熱感が高まっ
  • 市場潮流

    2014-06-16 12:51  
    今週(6月9~13日)の東京株式市場は、日経平均株価で20円、率にして0.1%の小幅上昇となりました。米株式市場でNYダウが連日で最高値を更新 するなか、東京市場は1日ごとに上昇と下落を繰り返しましたが、5月末からの上昇で、短期的な過熱感が高まったことも影響したようです。  このコラムでも何回か取り上げた三菱商事(8058)ですが、本日(13日)、年初来高値となる2090円をつけました。14年3月期の決算発表(5月 8日)で増配と自社株買いを公表した後、株式市場の高評価が続いていますが、決算発表の前日(5月7日)の終値1819円から本日の終値2084円までの 上昇率は14.6%に達しました。  中長期的な株式相場のテーマを考えた場合、やはり、食料とエネルギーは重要です。大手総合商社でも資源・エネルギーに強みを持つのは、三菱商事と三井物 産(8031)です。三菱商事は原料炭、三井物産は鉄鉱石
  • 市場潮流

    2014-05-26 11:03  
    今週(5月19~23日)の東京株式市場は、日経平均株価で365円(率にして2.6%)上昇しました。週前半は1万4000円をはさんでの一進一退が 続きましたが、後半にかけては米国株式の堅調な動きや円高の一服などを受け、輸出関連株を中心に上昇。一部の報道で、かんぽ生命保険が保有比率を拡大する 方針だと伝わったことなども投資家心理を好転させました。  先週、当コラムで言及した自社株買いを発表する企業に対する注目度も引き続き高まっています。日経QUICKニュースの滝口朋史記者は本日、「株、下値 不安じわり後退 実質マイナス金利で財務戦略に変化の芽」と題する記事を配信しました。滝口記者は、長期金利が0.6%前後で推移するなか、3月の全国消 費者物価指数が前年同月比1.6%上昇するなど、実質金利(金利マイナス物価上昇率)のマイナスが定着することで、豊富な手持ち資金を擁する国内企業が、 自社株買い、成長
  • やはり・・・総合商社は凄い!

    2013-11-12 22:47  
    ここのところ、総合商社の事業報告書を見ながら思うのは「やはり総合商社は凄い!」ということです。  総合商社の代表格である三菱商事が日本の近代史と密接につながっているのはよく知られた事実です。日本で初めての株式会社といわれる坂本龍馬の海援隊が 近江屋事件後に後藤象二郎に委ねられ、その後岩崎弥太郎に受け継がれて九十九商会となった企業の流れを汲んでいます。九十九商会は、後に、三菱商会、三菱 蒸汽船会社(後に郵便汽船三菱会社として現在の日本郵船が分離)、三菱社と変遷。このあたりの事情は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」でも詳しく描かれまし た。  また、住友商事(住友グループ)は、17世紀に住友政友(まさとも)<1585-1652>が京都に書林と薬舗を開いたことに始まります。また、同じ 頃、京都で銅吹き(銅精錬)と銅細工業(屋号:泉屋)を営んでいた政友の姉婿、蘇我理右衛門(そがりえもん)<1571-16
  • 株式投資への考察その2

    2013-08-16 13:16  
    先週は2つの銘柄をもとに株価の推移を考えてみました。  この1週間の動きをみると、三菱商事は1,866円(8月7日引値)から1,936円(8月14日大引)へと3.7%ほど上がり、JPXは9,330円から8,380円へと10%以上の値下がりをしました。  三菱商事の株価動向は緩慢なものの、大手商社は安定して収益を上げているとの認識が広まったと思われること、配当利回り3%以上と言う好条件から、インデックスにはそれほど変化が無かったにもかかわらず株価が上昇した…などが考えられます。  一方のJPXは相対的にバリューエーション面で割高な状況が続いていること、取引所の出来高が減少傾向にあり収入の伸びが期待され辛くなっていること、年初からの急速な値上がりに対する反動…などを理由として下げたと推測されます。  今後につきましては、JPXのPERは依然として20倍以上で割高と感じられますし、それに対して商