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記事 53件
  • 発想を変えて

    2023-03-22 23:38  

     少子化対策については30年以上も(既得権を守りつつでしょうか)堂々巡りの議論を続けています。その間に少子高齢化が進み、人口構成も生活態度や習慣までもが変化し続けています。手遅れと感じるほどに・・・。 国際投資家のジム・ロジャーズ氏には「日本の若者は早く日本から逃げ出せ」と言われるほどになりました。 何故に堂々巡りの議論しかできないのか。理由は簡単です。既得権の障害はもちろんのことですが、問題の実態を理解していない人達が議論しているからです。 最も大きな問題点は少子化対策を議論する際の有識者の集め方にあります。 本来なら子育て経験のある女性や現役世代が多数を占めねばいけないはずが、赤ちゃんの世話や子育てなんてしたことも無く、子供を産む能力も無いおじさん(=男、笑)ばかりを有識者として集めるから上手くいきません。 最近は女性メンバーも増えていますが、依然として発言力が大きいのは高齢男性です
  • 有料メルマガライブラリから(467)「歪んだ「企業の本質的な価値」の先に網を張るのも良い作戦」

    2023-03-10 20:45  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「歪んだ「企業の本質的な価値」の先に網を張るのも良い作戦」 (有料メルマガ第319回・2015/3/3配信号)※2015年3月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 私は個別銘柄への投資でも良く失敗します。買うタイミングを間違えた上に、売るタイミング(=損切り)するタイミングまでも間違える。踏んだり蹴ったりの目に合うことがとても多いです。 投資を失敗した時にやるべきことは、まず『自分の技術、投資能力が未熟だったために投資を失敗した。何がまずかったのだろうか。失敗の原因は何だろうか』と考
  • 予期せぬ出来事

    2023-03-09 01:51  

     このところの株式相場は比較的堅調な推移が見られる。 日経平均は1月の安値2万5661円から2万8000円台まで約10%の戻り相場を演じているが、この先の展開に関心が高まる状況。 2021年9月にコロナショック後の高値3万795円をつけた日経平均だが、その後は2万5000円か3万円のゾーン内での展開が続いてきた。 そろそろまた3万円台乗せに挑戦かと期待する向きも出てきそうだが、そのためには企業業績の向上が不可欠となる。 一方では、物価や賃金の上昇で資産デフレから資産インフレに転じるかどうかに投資家各位の関心が向かう。 米国の物価高がなおも金利の高止まり、更なる上昇懸念をもたらす中で再び大幅な円安に向かうことでまた日本でも物価上昇のスパイラルが生じる可能性もあるといった不透明感も漂う。 一気に株高に向かうためには予期せぬ出来事、つまりサプライズが必要なのかも知れません。 このところ株式市場
  • 有料メルマガライブラリから(445)「バリュー投資について考えたこと」

    2022-09-22 13:13  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「バリュー投資について考えたこと」= (有料メルマガ第261回・2014/1/14配信号)※注 2014年1月現在の内容ですので留意下さい。【前略】 バリュー投資を一言でいうとどうなるか。私が30年近くかかって、やっと得た結論は「バリュー投資、それは『我慢』である」ということです。 バリュー投資を志すと、よくバリュートラップに引っかかります。【中略】 バリュー株というのは投資指標的に言えば低PERや低PBRが多いです。その企業の本源的(=本当の)価値と株価を比較すると、本源的価値より株価が安い
  • 放置銘柄の復活

    2022-09-14 14:15  

     日本株は円安局面下で比較的底堅い展開が見られますが、このところの皆様の運用成果は実際にはいかがでしょうか。 日々の株価変動に関心をお持ちの皆様にとって過去などどうでも良いと思われるのかも知れませんが、多少振り返って見るのも時には大切です。 先週末の日経平均は2万8214.75円。昨年末の日経平均は2万8791.71円でしたので2%ほどマイナスの水準です。 一方でTOPIXは先週末が1965.53。昨年末の1992.33に対して1.3%のマイナスとなっており、日経平均よりも下げていないようです。 日経平均もTOPIXも昨年の秋にそれぞれ高値をつけましたが、その調整が3月にかけ見られ、下振れを見せたのですが、その後は徐々に戻ってきています。つまり令和4年の株式市場は年初から春先にかけ調整が入ったものの、短期に調整を終えてジリ高歩調になってきたという流れになります。 この間に起きたイベントで
  • 投資開始の時期

    2022-08-08 23:19  

     依然として新型コロナウイルス鎖国が続いています。 国内の感染者が急増する中でジワジワと緩和に舵を切り始めていますが、相変わらず「注意と行動制限」を連呼する専門家も多いため?・・・動きは鈍いです。 国内感染の方が多いのに何故か?まだ水際作戦を続けています。無責任行政に変化は無く、政治家も官僚も責任回避が優先されているのでしょう。 軽めの風邪でも流行性感冒が広まるときには「感染に注意」発言が繰り返されますが、今回は何処が違い、何が大変なのかのデータを使った説明も乏しいままに世界から取り残されている雰囲気です。 もう国民の誰もが日本の医療行政にウンザリしています。業界の既得権が凝り固まっているため規制緩和も遅々として進みません。一握りの年寄り既得権(既得権者の代表は政治家)が国を亡ぼす様を目の当たりにしているようです。 先月は「PLAN75」と言う映画を観ました。 全編にわたり高齢者の生活が
  • 戻り相場が一巡する中で

    2022-04-13 15:38  

    ~春のポートフォリオ構築のチャンス到来~ 相変わらずコロナ禍とウクライナ情勢が混沌とする中で株式相場は原油高、資材高、食糧高、円安に米金利上昇が続き本来なら更なる調整も必要な状況ながら比較的、底堅い展開が続いているようにも思える春相場です。 春相場は戻り相場。リスクオフで大きく売られた銘柄には買い戻しや押し目買いも見られる展開で投資家各位の運用にはそれなりに難しさが感じられる今日この頃です。 戻った後の展開を読み解くカギとしてはいくつかの視点がありますが、世界経済の行方をどうみるか、それとともに比較的値持ちの良い米国株の行方を考えておく必要があります。積極的な運用ニーズを持つ投資家にはリスクをヘッジしておく必要が相変わらず必要で、その手法は様々に存在するかと思われます。 個別銘柄ではポートフォリオ運用を主体に下値不安のないコア銘柄の選定が求められます。一定期間内の中で成果を高める運用手法
  • 老舗バリュー銘柄礼賛

    2021-07-14 20:28  

     トヨタに続く日本を代表する老舗バリュー&実力銘柄は今回のような調整相場の中で見直しの余地がありそう。 そうしたことを念頭に代表的な日本製鉄系2銘柄をチェックしてみた。1.日鉄鉱業(1515) 時価5650円(3月H7460円) 今期予想EPS601円 PER9.4倍 今期予想配当金180円 配当利回り3.18% PBR0.42倍 時価総額470億円 期末保有現預金355億円、投資有価証券282億円、合計637億円(有利子負債216億円) 実質保有現預金421億円 今期予想経常利益97億円(過去5年平均83億円) 日本製鉄系、銅価格上昇の追い風で業績拡大基調、石灰石拡大。 1939年設立の老舗企業。2.中山製鋼所(5408)時価391円(5月H491円) 今期予想EPS33.2円 PER11.8倍 今期予想配当金8円 配当利回り2.0% PBR0.25倍 時価総額212億円 期末保有現預
  • 有料メルマガ「バリュー&グロース銘柄発掘情報」好評配信中! 年初来高値更新銘柄も!

    2021-06-14 17:34  

    [4月6日配信のイビデンが年初来高値更新!] 金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析する内容です。 スタンスは中長期投資です。 ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。 発行:毎月第1第3火曜日配信(休日の場合は翌営業日配信) 購読料:11,000円/2ヶ月 お申し込みはこちら ⇒ http://bit.ly/valuegrowthmag バックナンバーはこちら ⇒ https://note.com/okuchika/m/m1e63ff3b24ab
  • 有料メルマガ「バリュー&グロース銘柄発掘情報」好評配信中! 6月1日号はバリュー銘柄。コード番号?76?をピックアップ!

    2021-06-01 13:45  

    [6月1日号はバリュー銘柄。コード番号**6*をピックアップ!] 金融のプロフェッショナルを中心とした執筆者が、その時々の注目銘柄の中からバリューもしくはグロースの企業をピックアップし、分析する内容です。 スタンスは中長期投資です。 ぜひあなたの株式投資ライフにお役立てください。 発行:毎月第1第3火曜日配信(休日の場合は翌営業日配信) 購読料:11,000円/2ヶ月 お申し込みはこちら ⇒ http://bit.ly/valuegrowthmag バックナンバーはこちら ⇒ https://note.com/okuchika/m/m1e63ff3b24ab