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デサントTOB
2019-02-26 16:57伊藤忠商事によるデサントへのTOB。国内株式市場に画期的な事案が出てきました。 振り返れば12年前。スティールパートナズがブルドックソースにTOBを仕掛けたものの、結果はスティールへの見返りも含めた買収阻止提案が通り、TOBが失敗したブルドックソース事件を思い起こします。 買収後に向けた経営方針などの準備不足(軽く考えていた?)もあったためかスティールはTOBに失敗しましたが、もしこの買収が実現していたらどうなっていたのか? 役員の入れ替えとともに利益率向上へのリストラが断行され、その後に他の投資家(または事業家)へ転売されたであろうと容易に想像できます。 日本ブランドを欲しがるアジア企業が買収していれば海外展開の道も開かれ、新たな投資資金を得て商品の多様化なども進み、株式価値は大きく増加していたのではと考えています。 3年以上も保有していたのに利益至上主義のファンドによる投 -
市場潮流
2018-10-09 21:59
今週(10月1~5日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で336円32銭下落し(率にして1.4%の下落)、2万3783円72銭で取引を終えました。4週ぶりの下落です。 週初の1日(月)は、前週の地合いを引き継ぎ、日経平均株価は続伸。1月23日以来となる年初来高値を更新し、91年11月13日以来、約27年ぶりの高値をつけました。 続く2日(火)も外為市場での円安・ドル高傾向を好感して続伸。 しかし、3日(水)は短期的な過熱感への警戒感から反落。 4日(木)、5日(金)も続落して終わりました。 個別銘柄の動きは、業績動向から明暗が分かれました。 19年3月期通期の純利益見通しを上方修正した伊藤忠(8001)、19年2月期上期の利益見通しを上方修正したユニファミマ(8028)などが買われる一方、決算が振るわなかったしまむら(8227)などの株価が下落しました。 本日(5日)
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